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1)イタリアルネサンスと北方ルネサンスの絵画についての比較
2)マニエリスムの特徴について
3)17世紀オランダ風俗画におけるフェルメールの特徴について
各1000字以上でお願いします!

A 回答 (3件)

1)イタリアルネサンスと北方ルネサンスの絵画についての比較



イタリアルネサンス=ルネサンス
北方ルネサンス=イタリア以外の国で、イタリアルネサンスの影響を受けて始まったもの

ざっくり分けると上記のようなもの。
で、さっくり言うと、ルネサンスは、人間性(人間美、人間の可能性)を再評価する、という動き。
宗教的な戒律などに捕われていた美学的観点を、古典に見られるような詩情性や人間美へと回帰させるような運動。
特徴的なのは、これまで宗教的に禁じられていた内蔵や骨格など、人体を解剖するかのような観察眼が極致になっている点。

・はじめに - レポートの主旨(200字程度)
・イタリアルネサンスの概要 --- 200字程度
(代表的な作家に、ミケランジェロ、ラファエロ、ダ・ヴィンチ)
・北方ルネサンスの概要 --- 200字程度
(代表的な作家に、ファン・エイク)
・双方の比較:政治体制の差異(400字程度)
・双方の比較:宗教的な変化 - 宗教革命などとの関連づけ(300字程度)
・まとめ - 社会的背景の差異(300字程度)

ルネサンスと北方ルネサンスの違いを、表現面の差異とすると非常に難しい。
しかし、作品のモチーフとなったものや、社会的背景を比較することで差異が見えやすく、表現の根底にある社会性(政治や宗教など)が、ヨーロッパ全体で変化してく動きへとつながったことをまとめればいい。



2)マニエリスムの特徴について

後期ルネサンスに見られる。マニエラ、つまり、方法や様式を重んじる傾向。
おおむね、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロなどのルネサンスの絶頂期の作家たちの模倣から始まるが、様式美への追求が逸脱し、人体の魅力的な躍動感が一層誇張されるようになっていく。
まがりくねるような手足…といったデフォルメに近いものや、遠近法も誇張されることで抽象化され始める。
マニエリスム以前は、人体などの描写は、写実的かつ均整のとれた理想的なプロポーションであった。これはあくまでも「解剖学」のような、正確無比な人体観察を前提としていた。しかし、マニエリスムでは、そうした以前の「様式」を、表現上で反復的に模倣することとなり、かえって人体の正確さを離れ、表現上での「理想的な状態(≒想像上での理想像)」をつくりだしてしまう。

今日的な解釈で言えば、「マンガ」を模倣して描くことで、実際の人体のプロポーションとはかけ離れ、関節のおかしな人物が「当たり前」のように感じてしまうことに似ている。

しかし、マニエリスムを否定的に捉えるばかりではない。
ルネサンスに見られた、宗教や政治的体制からの表現の解放が、より進んだ、とも言え、表現の影響を受けさらに表現が発展する、といった状況であり、わずかだが、後のシュールレアリスムや抽象表現主義などの萌芽を見ることができる。

(やや落ち的に)
最後に、日本の漫画家の荒木飛呂彦の作風を類例として挙げる。
荒木の作風は、初期は「北斗の拳(原哲夫・画)」の模倣かのような、1980年代の少年漫画誌の影響が大きい。しかし、今日では「ジョジョ立ち」などとも言われるような、うねるように曲がりくねったプロポーションで、人体の構造をデフォルメすることにより独特の作風へと至っている。今日では、荒木は国際的にも評価が高く、日本の漫画の内に始まった「マニエリスム」的傾向を見ることができるだろう。


3)17世紀オランダ風俗画におけるフェルメールの特徴について

数少ないフェルメールの絵画の内でも、とりわけ印象的なものは「真珠の耳飾りの少女」である。
この少女のかぶるターバンのような布に使われた「青」は、俗に「フェルメール・ブルー」とも言われる、天然のウルトラマリンである。
この絵の具(顔料)は、ラピスラズリから作られる、非常に高価なものであり、金と変わらない高値で取引されていた。
これは、フェルメールの絵画はパトロンたちの財力により支えられていたがゆえである。キリスト教会や、宮廷などの王権だけでなく、民間の裕福な人々の間にも、絵画を親しむことが習慣づいていたとも言える。

フェルメールの絵画の最大の特徴は、精緻な筆づかいと、荒い筆使いの使い分けの巧みさにあるだろう。
フェルメールと同時代に、同じくオランダで活躍したレンブラントも同様だが、精緻に絵の具を塗り重ねた部分と、生々しく絵の具を盛り上げた部分との対比が鮮やかである。
画面の隅々まで均一かつ等圧に絵の具を塗るのではなく、視線の集中する部分にのみ、精緻に絵の具を塗り重ねている。
これは、カメラで写真を撮ろうとするとき、対象の1点にフォーカスする瞬間と同様であり、また人が風景の中での人物や、室内でのあるひとつの物を見るときの感覚と酷似している。
フェルメールの絵画は、一見すると、風景そのものが、あたかもその場にあるかのような現実感を持ちながらも、実際には「人が見ている様子」を描いているのだ。フェルメール以前の絵画を、例えば、すべてに焦点の合う「風景の模倣」であるとしたら、フェルメールの絵画は、人が注視する1点に焦点の合う、「人の視界」を描いているのである。



…あとは適当に付け足してね。
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1000文字も書けませんけど、



1)
わかりません。
なんとなくイタリアのほうが色調が明るく、北方のほうが色調など暗めなイメージがあります。

2)
人体が全体的に細長く伸びてる感じ。エル・グレコみたいなの。

絵画だけじゃないんですかね。
http://www.weblio.jp/content/%E3%83%9E%E3%83%8B% …

3)
フェルメール。
カトリック教徒だった。寡作。
子沢山。
ってこれは絵画そのものでなく人物像ですね・・・・

メカ好き?(カメラなんとか)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A1% …
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最近の教員はウェブ検索をして丸写しをしてるかどうかチェックしてるから下手すると書き直しになるよ。

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