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 はじめまして。さっそくですが、パーソナリティ障害についての質問です。
パーソナリティ障害は神経症に含まれるのでしょうか?それとも精神病に含まれる障害なのでしょうか? あるいはどちらにも属さない、例えば、特定の病気ではないがそれに向かう可能性の高い精神状態をさすのでしょうか?

質問者の現在の認識は、「認識や行動パターンの著しい偏りが社会生活に問題を引き起こすレベルに達しているときに精神医学的な診断でパーソナリティ障害という言葉が使われるというものです(パーソナリティ障害関連の書籍を数冊読んでいる程度)。

心理学の本では「神経症は病気の自覚がある点で精神病と区別される」という記述があります。パーソナリティ障害にあたる方がそれを自覚しているケースは少ないと思うのですが、もしパーソナリティ障害を「心の病気」という視点で捉えると、基本的には精神病に含まれるという解釈になるのでしょうか?

 たとえば、パーソナリティ障害の中に含まれる「妄想性人格障害」はパラノイア(妄想)が日常生活に支障をきたすレベルに達したものであるという記述を見かけます。パラノイアは統合失調症の代表的な症状?という認識にたつと、パラノイアの延長上にある妄想性人格障害も統合失調症と関連し、やはり精神病に含まれるということになるのでしょうか?

 DSM(V)で分類された10タイプの人格障害のうち、境界性人格障害は神経症と精神病との中間的な特徴を示す(現在は独立した概念として扱われているとのこと)そうですが、他の9タイプについても、神経症的な要素が強い、精神病的な性質が強い、というような偏りがあるのでしょうか?もしそのような研究が行われているなら、DSM以外にどのような出版物や原著論文を調べればいいか、ご教授いただけたら嬉しいです。

A 回答 (5件)

精神疾患は三つに大別されます


(1)精神病→統合失調症状、うつ病、てんかん→精神医学=投薬が必要です
(2)神経症→恐怖症・不安症・強迫神経症→臨床心理学=カウンセラーなど
(3)人格障害(パーソナリティ障害)→ボーダーやサイコパスなど

現在において人格障害は
精神病と神経症に属さないというのが定説だと思います
ただ、実際にはパーソナリティ障害の人が
精神病と神経症のいずれかを発症する場合もあります

同じ妄想でも精神病と人格障害では違う精神疾患だと見なされると思います
おそらく精神疾患の治療法や刑事の責任能力も違ってくるでしょう
統合失調症の陰性期とうつ病のうつ状態なども状態が似ていますが
精神科医はそのどれなのか間違わないように病名の診断を慎重に行うはずです
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この回答へのお礼

ありがとうございました。精神病と一部のパーソナリティ障害は複雑な関係にあるようですね。

お礼日時:2014/08/11 16:36

私は精神病、精神病者と捉えていいと思う、、、。

ウエルネスバランスの崩壊、著しい偏り、考え方の固執、執着、知的レベルの発達の停止などが、、、うちの息子からは伺えます。時として、暴力的に、興奮が止まりません。

実例として、ケースとして、それぞれのパターン、違いにも目を向ける必要があり、一概にわけられないのではと思います。

それこそ、正常と異常を色分けしようとしている様に、捉えるものの気質により変わるのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。生理学的な反応にはある程度のパターンがあるのかもしれませんが、一人ひとりの歴史がみな異なっている以上、考え方や行動の偏りに差があったり、様々な症状が重なったりするんですね。偏見で目が曇らないように気をつけるようにします。息子さんが早く良くなりますように。

お礼日時:2014/08/11 16:50

原著ではありませんが、パーソナリティー障害に詳しい臨床心理士の方のサイトがあります。



細かい部分は見立てによっても違うし、専門家によって多少見解が違うようです。

妄想性障害と統合失調症とは区別しています(治療方法が違うと思いますし・・・)

http://monkeyclinic.seesaa.net/article/223940703 …

参考URL:http://monkeyclinic.seesaa.net/
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この回答へのお礼

ありがとうございました。これからは見解の違いや治療法の違いに注意しながら調べるように心がけます。ご紹介頂いたサイトもチェックしてみます。やはり臨床現場の声は大切ですね。

お礼日時:2014/08/11 16:40

パーソナリティ障害自体いろいろ種類があります。



詳しくは分からないのですが。



妄想があるなら脳の機能か伝達物質に関するものってことあるでしょうし。

ただ後天的に環境に問題があり、経験などからの認知の問題かもしれないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。症状が似ていてもそこに至るプロセスは様々なようで、やはり人間の心は複雑な迷路みたいなものかもしれませんね。

お礼日時:2014/08/11 16:29

まず、すでにご覧の文献における「神経症」「精神病」という用語とその定義が統一されているか、が心配です。



ご質問の助けとなるのは、DSM 原文における表現、特に Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders というタイトルになっている 「Mental Disorders」 がそれらの総称である、という出発点から、DSM を読み解く必要があるでしょう。

そうすると、「神経症」(Neurosis)というのも、「Mental Disorders」 の中の一つであるとして考え、あえて「神経症」の定義を他の文献から持ち込むことは、定義の不整合を生むだけの徒労になるでしょう。

精神障害の診断と統計マニュアル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E% …

DSM-5病名・用語翻訳ガイドライン|公益社団法人 日本精神神経学会-The Japanese Society of Psychiatry and Neurology-
https://www.jspn.or.jp/activity/opinion/dsm-5/

「障害」から「症」へ――精神疾患の診断名の変更 井出草平 - SYNODOS JOURNAL(シノドス・ジャーナル) - 朝日新聞社(WEBRONZA)
http://webronza.asahi.com/synodos/2014072300001. …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。DSM原文をもっと深く読んでみます。

お礼日時:2014/08/11 16:23

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