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電車のプラットホームが縦(南北)に、その南端にほぼ接して横(東西)に国道が交差してます。
そこには踏切があって、北から来た急行電車がその駅に止まってお客が乗り降りをしている間は開いた状態でその中を自動車が行き来しています。
そして電車のお客の乗り降りが済み、発車直前に踏切は閉まります。
もし運転手が発車直前に自分の判断で閉めているとしたら、閉め忘れて発車することも考えられると思うのですが。
この踏切が閉まるのはどのような仕組みで閉まるのでしょうか。
駅員に尋ねてみたら自動で閉まるとしか説明がありませんでした。

A 回答 (6件)

おはようございます。


No.2です。

>この踏切は特急だけは駅に止まらず通過し、他のすべての車種(急行、準急、各停)は駅に停車して乗り降りを行い、その間は開いたままになっています。

素人の方が思っていらっしゃる信号保安装置。
実際の所は各鉄道会社によって異なりますので、精度ある回答を求められるのでしたら具体的な駅名を書かれることを勧めます。

○運輸司令所でポイント操作など一括操作するシステムで、ポイント操作を司るのが人では無くコンピューター。
○駅でポイント操作を個別操作し、基本的にその操作は人では無くコンピューター。そのコンピューターを運輸司令所からプログラムを送って自動操作している。
○信号操作はコンピューターでは無く、各駅の係員に依る手動操作。

専門的な要素が多い分野なので、先に書きました通り、素人の方への回答としましては、
「自動で閉まる」
・・・という回答が一番妥当かなと思います。

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踏切が前にある駅の場合、
万が一、滑走して停まりきれなかったとき、閉まっていない踏切に電車が突っ込んでしまう懸念がありますので、

○停車列車でも踏切は閉めてしまう(踏切が閉まっている時間が長くなる。)
○手前の信号機は低速の条件の現示を出し、低速で駅に進入する(列車の運転時分が掛かってしまい、所要時間が伸びてしまう。)

・・・上記が基本となります。
質問者様の補足内容を見る限り、信号を操作できる駅(停車場)のように思われます。
信号機が停止現示ゆえ、踏切を開けた状態でも差し支えない。
そのように思います。

>そしていざ出発という時に踏切が閉まり信号が青になります。踏切が閉まれば信号機は自動で青になって出発可能になるのは理解できました。ただ信号扱所で進行現示(赤信号以外)の操作は誰が行うのでしょうか。

これは、先に書きました通り、

○コンピューターのプログラムされており、列車が居る居ないかなど複数の条件をクリアして初めて動作。
○信号扱い所で駅係員が操作。専門的な用語を使うと、連動操作盤の信号テコを係員が操作、出発指示合図を乗務員に送り発車。

・・・この二つのどちらかになります。
これも、会社が分からないので、一般論での回答になってしまうのですが、
おそらくコンピューターのプログラムによるモノと思われます。

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通過列車か停車列車かの判別ですが、
専門的には「種付け」と呼ぶ内容になります。

信号扱い所で出発指示合図を(コンピューターor係員に依る手動操作)送る際、種別ごとに押すボタンが異なります。
出発指示合図を受けて列車が発車し、出発信号機を踏むと、それより先の踏切の動作やタイミング、そして途中駅での列車接近案内表示器は、その種別を表示します。

大きな駅で、信号機の下に種別の一文字(特急なら「特」、普通なら「普」といった表示)が出ているのを、質問者様は見かけた事があるかも知れません。
その信号機下の種別の漢字一文字が、その動作条件を乗務員に伝えているのです。
それを、専門的に「種付け」と言っております。

踏切が閉まる閉まらないの条件は、この「種付け」で異なるのです。
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この回答へのお礼

専門的な要素が多そうですね。
踏切が開いている時に渡ってはいましたが、横に電車が止まっているので運転手が勘違いして動いてきたら危ないなと思いながら十数年疑問に思い続けていたので質問してみました。いろいろ細かく書いていただきありがとうございます。鉄道、航空機、自動車事等が早く無くなればいいなと願っている者です。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/24 17:14

鉄道の信号というのは、ローカル線用の一部を除き、自動で表示されます。


鉄道は基本的に線路上には列車以外のものが存在しません。
ですので、複線の場合、先行列車との距離を適切に空けておけば、絶対に追突事故が生じないことになります。
それを実現するために、駅間をいくつかの区間に分け(これを閉塞と言います)その区間の入り口ごとに信号を設置します。
で、ある列車から見て前方(1つ手前)の区間に別の列車があれば、追突を防ぐために赤信号が表示されます。(複線の多くの区間ではATSという安全装置も付けてあるので、仮に赤信号を無視してもATSで強制的にブレーキをかけて追突を防ぎます)
さらに前方(2つ以上先の区間)に列車がいる場合は黄色信号系の信号がいくつか用意され、減速、加速禁止、あらかじめ指定された速度で走行などが指示されます。(具体的な指示内容と黄色系信号の種類の数は会社や路線により異なります)
それ以外の場合は青信号を表示してもよい条件となります。鉄道の場合青信号は前方の安全を絶対的に保証するので、その区間で許容される最高速度以内でこの閉塞区間に「進むことを命じる」というものです。

列車の位置は線路に電気を流し、車輪がそれを短絡することで簡単に把握することができます。
ですので、各列車の位置関係により、黄色系や赤信号は簡単に自動表示できます。
青信号も自動表示でき、駅間の信号(閉塞信号)の多くは実際に自動表示しています。
しかし、主要駅の駅構内にある信号の一部は出発信号と言って、先に説明したとおり、あらかじめ定めた条件すべてが揃わないと青表示しないようになっています。ちなみに運転士や駅員がよく言う「出発進行」は出発信号が青信号を示している(=だから出発してよい)を目で見て口で発して厳重に確認(視差喚呼)しているのです。単なる出発時の掛け声ではありません。
で、この操作は、機械がすべての条件を確認して自動表示する場合と信号関係の専門部署が実際に確認して表示する場合、列車の運行をすべて把握している部署(指令所)で指示・操作(と言っても自動であることが多い)する場合があります。
このような安全に関する多重系のシステムの結論の結果として青信号が表示された際に、その踏切ではその情報を読み取って閉鎖するというわけです。ちなみにこういう駅の出発信号の場合、通過列車であっても列車が来る直前までは赤信号が表示され、通過列車が近づいて初めて青信号が表示されますので、通過列車も信号と紐付で踏切が作動していると思われますが、通過列車に関しては単なる距離のセンサーで動いている可能性もあります。(ちなみに列車種別を自動判定し、その種別により踏切の操作方法を切り替えることも可能です)

信号や踏切のシステムは人jことで説明できないほど複雑なものですので、この説明でもよくわからなければ、そういったことを説明している本やサイトで理解するしかありません。
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この回答へのお礼

管理には色々な方法があることがわかり勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/24 17:17

単純にいえば駅員の説明通り自動で閉まります。


一般的には踏切の手前一定の距離にセンサーなどがあり、そのセンサーを超えた時点で踏切が反応し、踏切通過後の解除用のセンサーを通過した際に踏切は開きます。
ここでセンサーと言いましたが、正式名は別にあるかもしれませんし、非常に信頼性のある機器を用いています。

で、距離のセンサーだけだと、質問のような状況に対応できません。そのようなケースの場合、信号と関連付けたり、列車種別(つまり通過の有無等)によりセンサーの位置を変えたりして対応しています。電車の信号というのは停車中は基本、赤信号で、青信号を表示していい条件がすべてそろった(前方に列車がいない、ポイントや信号系統に異常がない等)時に初めて青になり、青になるとすぐに列車が動くので、信号と関連付ければ質問のような状況も可能なわけです。
いずれにせよ、電車の運転士の操作で踏切の開閉を行う事例は一切ありません。
但し、踏切そのものが自動ではなく、係員が操作する踏切は皆無ではありません。こういった踏切は意外にも首都圏にもありました。この場合でも操作するのは踏切に配置された踏切担当の係員が行いますので、運転手が操作するわけではないのです。

この回答への補足

車種別にセンサーの位置を変えて閉めたり解除したりすることは理解できました。
「信号と関連付けたりする」という意味は踏切が閉まれば信号は赤から青に自動的に変更されるという意味でしょうか。
そうだとすると、信号を青にするために誰が踏切を閉めて発車可能にしているのでしょうか。

補足日時:2014/08/24 00:30
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ちなみに、夜間、駅に止めたはずの電車がブレーキが緩くて動き出す事件があっても、


踏切は閉まるそうです。

この回答への補足

そこまで安全対策がされているのですね。参考になりました。ありがとうございました。

補足日時:2014/08/24 00:28
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/24 17:22

こんばんは。


首都圏の私鉄で電車運転士をしております。

私鉄か、JRか、
停留所(ポイント操作などの無い、ただホームのあるだけの駅)か、停車場(ポイントがあり、信号を駅で管理している駅)かで異なるのですが、

ただのホームしかない駅。
⇒時素が設定されており、指定された箇所を通過したのち一定の時間で動作する。

ポイントがあり、信号機を操作できる駅。
⇒停止現示(赤信号)の時は踏切は開いており、信号扱所で進行現示(赤信号以外)の操作をすると踏切が閉まり、踏切が閉まってから信号の現示が変わる。

・・・このような仕組みになります。
運転士が自分の判断で閉める駅、無いわけではありませんが、基本的に上記のような操作になります。
また、乗務員の判断で踏切が閉まる駅は、踏切が閉まって始めて進行を指示する信号が出る仕組みですので、踏切の閉め忘れはありません。

駅係員が「自動で閉まる」という説明で、素人の方への回答としては、概ね正しいです。

この回答への補足

この踏切は特急だけは駅に止まらず通過し、他のすべての車種(急行、準急、各停)は駅に停車して乗り降りを行い、その間は開いたままになっています。そしていざ出発という時に踏切が閉まり信号が青になります。踏切が閉まれば信号機は自動で青になって出発可能になるのは理解できました。ただ信号扱所で進行現示(赤信号以外)の操作は誰が行うのでしょうか。

補足日時:2014/08/24 00:26
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多くの自動踏切は距離感知システムになっています。


300m前後の距離になると自動的に踏切が閉まります。
しかし、この範囲内に駅がある場合はこれでは閉鎖時間が長くなり、
別のシステムをとっています。

電車の運転士は自分の意思で電車を運転している訳ではありません。
すべては運転指令所が出す信号に従って電車を動かしています。
推定ですが、この信号は近距離に駅を含み、交通量の多い踏切です
ので、運転指令書が管理していると思います。運転指令書が踏切を
閉じなければ、電車側に進行信号が出ないのでしょう。

余談になりますが、さらに交通量の多い線路と踏切では踏切の
自動化ではロスが多すぎて、ベテラン係員の手動により操作になります。
機械では10秒単位の開閉は無理ですが、人間ではそれが可能です。

この回答への補足

「運転指令書が踏切を閉じなければ」とあるのですが、運転指令書は駅内あるのでしょうか、あるいは本社ビルのどこかにあるものなのでしょうか。

補足日時:2014/08/24 00:23
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この回答へのお礼

超素人の質問にわざわざお時間を割いて回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2014/08/24 17:18

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