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センター試験の前身である共通一次試験の導入には、何の意味があったのですか?

「難問・奇問を排して基礎学力を見る」という大義名分があったようですが、それでも二次試験で難問が出題されるのですから、共通一次を負担させる意味は何だったのですか?

A 回答 (3件)

1949年


大学進学者が首都圏、有名校へ集中することを防ぎ、大学進学者の間口を広げることを意図し
国立旧一期校・二期校と2つの区分に分けられた。

旧帝国大学が一期校に集中し、かつ組まれた日程との関係もあって必然的に一期校が第一志望、二期校は滑り止めという様相になり、これにより期別の大学群格差が序列化されるようになった。

その弊害を是正するために大学共通第1次学力試験導入され、一期校、二期校制度は廃止され
国公立大学は原則1校受験とされた。

これが共通一次試験導入の意義です。

ただし
いまだ”旧帝大””旧商大””旧医大”という言葉が使われている位なので
いまだ”旧一期校””旧二期校”という呼称はのこっている。
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「難問・奇問を排して基礎学力を見る」という大義名分があったようですが、それでも二次試験で難問が出題されるのですから、共通一次を負担させる意味は何だったのですか?





実際無くなったよ。

理系の単科大学でも社会の受験があったのよ、共通一次前は。
んで、その問題を内製しているわけね。教員は各科目1名とかなのに。

友人が彼の趣味でもないような新書を読んでいたので、なぜ読んでいるのか聞いたら答えて曰く。
「○○大の先生の本でこの人しか世界史の先生がいないので、この人が問題を作っている。なので、めちゃくちゃ癖があるから読んでおかないとダメなんだよ。」
確かに、過去問を見たら変な問題だった。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。当時の状況の一端を知ることができました。参考になりました。

お礼日時:2014/10/15 07:53

「共通一次試験」からすぐに思い付くのは「足切り」です。


例えば、東京工業大学では、「共通一次試験」が導入されるまでは調査書(高校在学時の成績)で「足切り」を行っていました。
現役生にとっては止むを得ないことだったかもしれませんが、浪人生にとっては、いくら浪人してから頑張ったとしても、高校在学時の成績が悪ければ受験することすら不可能でした。
しかし、「共通一次試験」が導入されてからは、「共通一次試験」の成績で「足切り」を行うようになったので、高校在学時の成績が悪くても浪人してから頑張った受験生には、受験の機会が与えられるようになりました。
この点では、門戸が開放されたとも言えます。
一方で、「共通一次試験」が導入されるまでは「足切り」を行っていなかった大学の中には、「共通一次試験」の成績で「足切り」を行うようになり、受験生層を絞り込んだ所もあったようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。そういう事情があった事を初めて知りました。参考になりました。

お礼日時:2014/10/15 07:51

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