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▽小学校低学年だかの時に下の(1)~(7)のコード17種類を
ヤマハで暗譜させられましたが、20数年も昔の事なので、
お恥ずかしながら、コードネームはもう覚えていません。
取りあえず思い出して覚え直そうと思うので、カッコ内に、
コードネームを書いて下さい。またこの(1)~(7)のコードを
鍵盤で順に弾く訓練を何と言いますか?(更にあなた様は、
鍵盤でのコードの押さえ方を何種類、覚えていますか?
東京芸大(作曲科・ピアノ科など)受験生やプロのピアニストや
作曲家は、やはり全種類、覚えているのでしょうか?)余りにも
初歩的過ぎる質問ですみません。わかる方で絶対の自信のある方、
ご回答宜しくお願い致します。

(1)ドミソ(C)→ドファラ(F)→ドミソ(C)→シファソ()
→ドミソ(C)
(2)レファラ()→レソシ♯()→レファラ()→ド♯ソラ()
→レファラ()
(3)ミソシ()→ミラド()→ミソシ()→ミ♭ラシ()→ミソシ()
(4)ファラド()→ファシ♭レ()→ファラド()→ミシ♭ド()
→ファラド()
(5)ソシレ()→ソドミ(C)→ソシレ()→ファ♯ドレ→ソシレ()
(6)ラドミ()→ラレファ→ラドミ()→ソ♯レミ→ラドミ()
(7)シレソ()→ドミソ(C)→シレソ()→ドレファ♯()→シレソ()

A 回答 (3件)

 No.1です。

No.1の「補足」に書かれたことについては、No.2さんがていねいな説明を付けていただいたので、省略します。

 何故「5度抜き」になっているのかは、「指を大きく移動させずに、3つの音(3本の指)でコードを弾く」という原則だからかと思います。
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回答No.1の補足に対する回答を致します。



(1)~(7)はすべてセブンスコードでの5度省略と言います。

(1)のG7を例にするとG7の構成音は次の4つの音です。
 ソ(根音:完全1度)シ(長3度)レ(完全5度)ファ(短7度)
 この時に、ファを省略するとそもそもセブンスコードになりません。
 シを省略するとGm7かG7か区別が付きません。
 (Gm7はソシ♭レファです)

 ちょっとややこしい話になりますが、シとファは減5度という特別な関係です。追々習うことになると思いますが、この減5度が重要なためにシファを残すのです。

 さて、3音でG7を響かせるにはレかソのどちらかを諦めなくてはなりません。こういう場合は、第1候補で5度のレを省略します。レとソでは根音であるソの方が大事です。
 従って、3音のG7はソシファで構成します。

 と基本は習いますが、実際はシレファでG7とする場合も多いのです。
 これを根音省略形と言います。ポピュラーのコードネームの書き方ではBm-5とかBdim(Bdimはシレファラ♭を指すことも多い)とか表記される場合もあります。

 じゃあ、シの音は絶対省略しないかと言うとそんなこともなくて、ソレファとすることもあるのですが、基本はソかレを省略します。

(2)~(7)も同じです。基本に従って5度の音が省略されています。

 さて、ナインスコードのG9(ソシレファラ)になると、やはり5度と根音のどちらかを省略することがあります(ちなみに両方省略することはしないことになってます)。
 5度を省略すると、ソシファラですね。
 根音省略形はシレファラで、コードネームで書くとBm7-5となります。ハ長調の曲でBm7-5ってよく見ませんか?ほとんどはG9の根音省略形です。

 先ほどのG7をBm-5、このG9をBm7-5と書かれると、コードネームから音の構成はわかりますが、和声の機能はG由来だと言うことがわかりにくくなります。このことからもコードネームだけに頼るのもイマイチだと思います。(ハ長調でBm-5やBm7-5は本来viiの和音と言い、G7やG9の根音省略形と同じ音で構成されていますが進行が異なります)。

 ところで、元々の質問にあった(1)~(7)のコード進行を実際に片手で弾いてみて下さい。あまり指があちこちに動かないですよね。ちょっと指をずらしていくだけで弾けるようになっています。これも和声を構成する各声部の動かし方の基本です。

 コードの押さえ方は、前後の音の動きが少なくなるようにするため、いつも同じということではありませんし、メロディーの動きとの関係もあります(メロディーの動きと並行して動いては効果的では無い時があります)。

 以上のことは、ロマン派前期までと言えば良いか、和声学の最初の頃にやる内容です。沢山の曲を弾いていると自然と身につくと思います。


 コードネームは音の構成を示してはくれますが、その絶対配置までは示してくれません(ドミソかミソドかソドミかドソミなのか)。ですから指定されたコードに基づいたスケールで自由に弾くときやセクション・ヴォイシングに便利なのですが、クラシックの曲の練習では補助的に使う程度かと思います(実際の曲でC→E♭m7→Bm-5→B♭m7-5→C→Dm→Em6→DmM7と言う進行がありますが、もうI-V-I(ハ長調ならC-F-C)の世界とは違う段階の曲です)。また、(ドファシ♭ミ♭)→(ラレソド)になってくると、完全4度系の和音で、もはやコードネームでは無理があります(ポピュラー音楽でもこんなのがたまに使われます)。

 コードネームは、ある程度意識的に覚えた方がいいと思いますが、クラシックの場合、それは単に色々便利なのでそうしてるに過ぎない程度だと思いますよ。例えば、補足質問の(1)~(7)の和音を言う場合は、芸大和声の表記では全部まとめてV7の和音と言えば通じます。同じように、G7と言えばコードネームを知る人には、それはソシレファなんだと通じます。そして、CGCDmFGCと書いてあれば、これは大概ハ長調だろうなってことまでわかります。

 コードネームには沢山の種類がありますが、基本となるものは多くないのです。3度ずつ堆積する5,7,9,11,13の奇数タイプでこれを半音上げたり(+)下げたり(-)。付加音2,4,6や9にします。あとはdim系です。他にsus4とかaugもありますが、これも3度堆積の上げ下げ系の一つです(なぜ特別に名前が違うかはそのうちわかります)。

 色々複雑な表記のコードネームには最初は面食らうかも知れませんが、それはテンションのためだったりで響きとしては大切ですが、和声の本質ではないことも多いのです。Gの左側にやたら数字や記号が書いてあっても所詮それはGのコードです(G9をBm7-5などと違った書き方でなければ。それとG系とGm系は違いますので念のため)。

 よく使われる和音は決まっているので、それを記号にしたのがコードネームに過ぎません。わかってしまえば大したことではないのですが、最初はこんなに沢山覚えなくてはと感じるのだと思います。どうか楽しみながら覚えていって下さい。
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 各々のコードネームと、その和音列が何を意味するかは下記のとおりです。



(1)ドミソ(C)→ドファラ(F)→ドミソ(C)→シファソ(G7)→ドミソ(C)

 ハ長調(C Major, C-dur)の主要3和音です。(主要3和音を、I→IV→I→V→Iの順に並べたもの。以下も同じ)

(2)レファラ(Dm)→レソシ♭(Gm)→レファラ(Dm)→ド♯ソラ(A7)→レファラ(Dm)

 2番目の「シ♯」は「シ♭」の誤りだと思います。ニ短調(D minor, d-moll)の主要3和音です。

(3)ミソシ(Em)→ミラド(Am)→ミソシ(Em)→レ♯ラシ(B7)→ミソシ(Em)

 4番目の「ミ♭」は「レ♯」と書いた方が分かりやすいと思います(同音異名)。ホ短調(E minor, e-moll)の主要3和音です。

(4)ファラド(F)→ファシ♭レ(B♭)→ファラド(F)→ミシ♭ド(C7)→ファラド(F)

 ヘ長調(F Major, F-dur)の主要3和音です。

(5)ソシレ(G)→ソドミ(C)→ソシレ(G)→ファ♯ドレ(D7)→ソシレ(G)

 ト長調(G Major, G-dur)の主要3和音です。

(6)ラドミ(Am)→ラレファ(Dm)→ラドミ(Am)→ソ♯レミ(E7)→ラドミ(Am)

 イ短調(A minor, a-moll)の主要3和音です。

(7)シレソ(G)→ドミソ(C)→シレソ(G)→ドレファ♯(D7)→シレソ(G)

 ト長調(G Major, G-dur)の主要3和音です。(5)の音を展開したもの(例えば「ソシレ」→「シレソ」)ですね。コードとしては(5)と同一です。

 これらは、ハ長調の音階を構成する「ドレミファソラシ」の各音を根音にする調の主要3和音ということになります。ただし(7)の「シ」を根音にするもの(ロ長調またはロ短調)は「難しい」ので「ト長調」で代用しています。

>この(1)~(7)のコードを鍵盤で順に弾く訓練を何と言いますか?

 よく分かりませんが、強いて言えば「カデンツ」ということでしょうか。ピアノを弾く練習というよりは、「調」とその主要3和音を覚えるための「楽典」の練習かと思います。
http://www.daxter-music.jp/harmonics/index004.html

>東京芸大(作曲科・ピアノ科など)受験生やプロのピアニストや作曲家は、やはり全種類、覚えているのでしょうか?

 覚えているというよりも、「空気」や「言葉」のような「存在すら意識しない」ほどの「基本のキ」なのではないでしょうか。「知識」ではなく「感覚」として身につけていると思います。
 ただし、上に書いた「コードネーム」はアメリカ流のものなので、藝大で勉強した方、クラシックの音楽家は、別の呼び方をするかもしれません。
 ちなみに、私は藝大や音大には縁もゆかりもないし、プロの音楽家でもありません。「絶対の自信」もありません。でも、上記ぐらいは音楽の「共通語」として理解しています。

この回答への補足

▽Tann3様、ご回答、本当に有難うございます(o^~^o)。
セブンスコードについて追加質問させて下さい。

(1)シファソは、G7との事ですが、コードブックを見ると、G7は、
シレファソとなっています。レが抜けても同じG7なのでしょうか?
(2)ド♯ソラは、A7との事ですが、コードブックを見ると、A7は、
ド♯ミソラとなっています。ミが抜けても同じA7なのでしょうか?
(3)レ♯ラシは、B7との事ですが、コードブックを見ると、B7は、
レ♯ファ♯ラシとなっています。ファ♯が抜けても同じB7なのでしょうか?
(4)ミシ♭ドは、C7との事ですが、コードブックを見ると、C7は、
ミソシ♭ドとなっています。ソが抜けても同じC7なのでしょうか?
(5)ファ♯ドレは、D7との事ですが、コードブックを見ると、D7は、
ファ♯ラドレとなっています。ラが抜けても同じD7なのでしょうか?
(6)ソ♯レミは、E7との事ですが、コードブックを見ると、E7は、
ソ♯シレミとなっています。シが抜けても同じE7なのでしょうか?
(7)ドレファ♯もD7との事ですが、コードブックを見ると、D7は、
ラドレファ♯となっています。ラが抜けても同じD7なのでしょうか?

宜しくお願い致します。

補足日時:2015/01/10 00:05
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