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初めて質問させていただきます.

90年代のものと思われるヤマハのKT100S(型式:7F6)を知人から譲り受けたのですが,イグニッションコイルの1次電流を遮断するための「TCIユニット」と呼ばれるイグナイターユニット(?)が付属していませんでした.

物自体は添付した画像のようなものらしく,コード側が1次コイルの+側と接続され,ケース自体がアースと接続されるようです.
また内部構造としてトランジスタと抵抗とコンデンサ程度の部品からなるようです.

海外ではまだ購入可能なようですが結構高価なので自作したいと思いいろいろ調べているのですが,いくつか不可解な点がありお知恵を拝借したく思います.


1) マグネトで発電された1次電流をピーク時に遮断するという動作をしているとして,遮断信号をどこから入力しているのか?

2) もし遮断信号を入力していないとしてどうやって1次電流のピーク時に回路を遮断しているのか?


何かしらご存知の方いらっしゃいましたらご回答のほどよろしくお願いいたします.

「カート用2stエンジンのイグナイター(?」の質問画像

A 回答 (11件中11~11件)

>1) マグネトで発電された1次電流をピーク時に遮断するという動作をしているとして,遮断信号をどこから入力しているのか?



別途ピックアップコイルがあれば、そのパルスを自動進角回路(通常、IC化されていますがこの手のユニットには必ず内蔵されています)に入力し、ICの指令によりトランジスタのベースを操作しています。

エンジンの回転速度によって指令のタイミングは自動的に変化する仕組みになっています。
ピックアップコイルがない場合は、マグネトの波形自体をタイミングに利用していると思われます。


トランジスタはNPNが使われており、マグネト発電中はベース電流が流れ続けておりCーE間は飽和(ON)となっています。その間はイグニッションコイルに電流が流れ続けています。

自動進角ICの指令によりトランジスタがOFFとなります。その瞬間イグニッションコイルが遮断され逆起電圧が発生し、点火プラグのブレークダウン電圧を超えて電流が流れます(空中放電)。

でも、この回路は、ユニットによって本当にさまざまなのですよ。

私も非常によく似た別件で以前質問しましたが、結局断念しました。オシロスコープはお持ちですか?役に立つと思います。

私は据え置き型デジタルオシロを屋外に持ち出すのがイヤで、結局使いませんでした。

この回答への補足

早速の回答感謝いたします.


>エンジンの回転速度によって指令のタイミングは自動的に変化する仕組みになっています。
>ピックアップコイルがない場合は、マグネトの波形自体をタイミングに利用していると思われます。

ピックアップコイルは付いてないのでやはり波形を利用しているのですね.
先ほどオシロスコープで波形を取ってみたらこのようになりました.
http://imgs.link/jftGuc.jpg
負のピークを検知しているのでしょうか…


>トランジスタはNPNが使われており、マグネト発電中はベース電流が流れ続けておりCーE間は飽和(ON)となっています。その間はイグニッションコイルに電流が流れ続けています。

TCIユニットの線が1本ということはトランジスタのベースとコレクタが1次コイルの+側につながるということになると思っていますが,ひょっとするとベース電流の位相をコレクタ電流の位相より進めることで求める動作が可能になるのでしょうか.
実際にどのようにしてそうするのかは知識がありませんが…


貴重な情報ありがとうございました.

補足日時:2015/01/13 23:19
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