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CANON6D、ストロボ600EX を使ってイベントやパーティーなど室内撮影をする機会があるのですが、ストロボの使い方について今一つ分からないことがあります。

室内撮影でストロボの使い方をプロのカメラマンの人に質問することがあったのですが
ストロボは補助光として使うって回答をいただくことがあります。

私の解釈だとカメラの露出は適正よりも1段、2段ほどアンダーか、もしくは露出は足りていても被写体に陰や無駄な光が入って綺麗映らないからそこでストロボを焚き(補助光)、余計な光を飛ばす。のだと思っておりますが、この解釈であってるのでしょうか?

逆に、例えばですが光が少ない薄暗い広い室内でロウソクの光が何本か並んで、その光で室内が照らされている状況で広角に撮ろうとすると、バウンス撮影だと写真の手前が明るく、奥は光が届かず暗いままで、全体の仕上がりは手前が白っぽくいかにもストロボ焚きました!って写真になると思います。直焚きしたら言うまでもなく同じ仕上がりです。

ましてやその場の雰囲気を維持することができません。

さらにその状況で人をそれなりに明るく顔がきちんと見える明るさで撮影しようとしたら確実にストロボを焚かないといけませんがこの場合も補助光と言うのでしょうか?
仕上がりのイメージとしてはバウンスしてもメイン光(ストロボの光が認識できる仕上がり)って感じになります。

ちなみにそんなシチュエーションではカメラの露出計も3段以上アンダーになり
ISO感度、絞り、SSを調整しても限界があり状況でストロボを使用することが殆どです。

結局カメラ側は手ぶれと画質が荒れない限界値まで設定し、あとはストロボの光量で調整するのですが
補助光として使うのにこの使い方であってるのでしょうか?

A 回答 (3件)

質問者さんのお考えで基本的には合っています。



ストロボも元を正せば照明器具の一つに過ぎず、それをどう使うかは使い手の自由です。
ただ、「露出はいい感じのところに持って行ったけど、それでは光が足りていない部分がある」というときに、そこを埋める補助光としてストロボを使うと絶大な効果を発揮するし、実際そういう使い方が多くなるので「ストロボは補助光」と言われるだけで、「ストロボ=(イコール)補助光」ではありません。

>露出は足りていても被写体に陰や無駄な光が入って綺麗に映らない
影の緩和その他、嫌味を抑える意味でストロボを使う、これは確かに補助光としての使い方です。
しかしそれはストロボで可能になることの一つでしかありません。
例えばモデルさんを使っての人物撮影なんかだと、意図的に影を作ってみたいときもあるわけで、そういう使い方においてのストロボはメイン光に近い使い方になります。

>光が少ない薄暗い広い室内でロウソクの光が何本か並んで、その光で室内が照らされている状況
>その状況で人をそれなりに明るく顔がきちんと見える明るさで撮影しようとしたら確実にストロボを焚かないといけません
まず雰囲気を損ねない程度に露出を調整するわけですが、確かにそれだけでは光量不足で人物はどうにもならないと思います。
それを補う理由でのストロボですから、これは補助光としての使い方になります。

>バウンスしてもメイン光(ストロボの光が認識できる仕上がり)って感じになります
そう感じたのであれば、バウンスというアプローチが恐らくその場では適切ではなかったのです。
実際どうなるかはやってみないと分かりませんが、直焚きマニュアル発光決め打ちで1/32とか1/64とかでやってみる手はあったかもしれないです。
いずれにせよ、質問者さんが例示された状況はできれば三脚の力を借りた上で、スローシンクロから試してみたいところで、手持ち速写ではなかなか理想には近づかないと思います。
どうしても手持ちが避けられないのであれば、優先にすることを決めて対応するようになるかと思います。
例えば「被写体の明るさ優先、背景は多少目を瞑る」とか「ストロボ臭くなるのだけは避けるためストロボは弱めにする、多少暗い部分が出ても数のうち」といった感じの考え方ですね。
状況が写真を撮るにはかなり不利であるというところが原因なので、恐らくはプロの方でも質問者さんと条件が同じなら「理想論にこだわってはいられない」という発想で対処をされると思います。

もしかすると、補助光とかメイン光っていう言葉が質問者さんの理解を妨げているのかもしれません。
シンプルに「背景はカメラの露出で調整・主被写体はストロボで調整」という考え方から入ると、いい方策が見えてくるかもしれないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
以下、非常に納得のいく回答だと感じました。

撮影状況としては三脚は使用できないので基本手持ちの撮影になるのです。
ストロボを弱めに焚くなど状況に応じて色々試してみたいと思います。
ノイズや手ぶれを考慮すると
広い会場だと奥まで光を取り込めないのはある程度割り切るしかないと感じました。

>いずれにせよ、質問者さんが例示された状況はできれば三脚の力を借りた上で、スローシンクロから試してみたいところで、手持ち速写ではなかなか理想には近づかないと思います。
どうしても手持ちが避けられないのであれば、優先にすることを決めて対応するようになるかと思います。
例えば「被写体の明るさ優先、背景は多少目を瞑る」とか「ストロボ臭くなるのだけは避けるためストロボは弱めにする、多少暗い部分が出ても数のうち」といった感じの考え方ですね。

お礼日時:2015/02/15 21:08

>例えばですが光が少ない薄暗い広い室内でロウソクの光が何本か並んで、その光で室内が照らされている状況で広角に撮ろうとすると、バウンス撮影だと写真の手前が明るく、奥は光が届かず暗いままで・・・



この場合、光源であるロウソクに対し、補助光を中てても意味がありません。
解決方法は、雰囲気が壊れない程度に室内を明るくするです。
暗い室内で、無理して明るくしようとすると、ロウソクの炎が極端に露出過度で白っぽくなり返って雰囲気を損ないます。

これは、イルミネーションに対しても、同じ事が言えます。
イルミネーションに向けてストロボを焚く人は居ない筈。
また、イルミネーションも露出過度になると、色味が消えて白っぽくなります。
それと同じ事です。

ついでに言わせて貰うとロウソクの赤味のある雰囲気を出そうとすると、RAW現像。
キヤノンユーザーなら、無償のDPP(Digital Photo Professional)を使わない手はないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
室内の光源は自分でコントロールできないので
ストロボの使い方と割り切る部分を判断してやってみたいと思います。

DPPの現像もこちらも試す価値ありますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/02/15 21:11

>ストロボを補助光として使うとはどういう意味?



その名のとおり、メイン光は定常光で、ストロボは補助光で光を回すと言う事です。
で、具体に言うとデーライトシンクロ、スローシンクロがそれにあたります。

ご存じのとおり、『定常光の露光は、シャッタースピード・絞り・ISOの組み合わせで決まります。
方や、ストロボは閃光ですから、シャッタースピードは影響しません。』

スローシンクロは、定常光を生かしつつストロボを使う事で、メインの被写体にメリハリを付ける事ができます。
また、夜景&人物のような場合、どちらも適正露光で写す事ができます。

方や、デーライトシンクロ(日中シンクロ)は、主にポートレーで影消しやキャッチライトを入れるのに使います。
また、逆光の被写体にも使います。
ただ、ストロボ同調速度(6Dは1/200s以下)を超える場合、極端に光量が落ちるので、届く距離が短くなります。

それと、闇雲にストロボを焚く事で雰囲気や狙いを損なう事もあります。
例えば、蝋燭のパーティーやキャンドルサービスは、焚かない方が良い場合が多いし、イルミネーションや逆光も然り。

アドバイスのポイントは『 』の部分。これさえ理解できれば。ストロボ光を生かすも殺すもユーザー次第。
コンパクトデジのように、ストロボに任せて、手前は白トビ、背景は露出不足なんて写真は頂けません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>『定常光の露光は、シャッタースピード・絞り・ISOの組み合わせで決まります。
方や、ストロボは閃光ですから、シャッタースピードは影響しません。』
ここの部分。確かに仰る通りでだいたいは理解してるつもりなのですが
画像のノイズ、手ぶれを考慮するとほかのかたが回答されてるように三脚はどこかを妥協する
というのが結果的に最前の方法になってしまうのかと感じました。

お礼日時:2015/02/15 21:00

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