アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

2つ質問です。

1.どうしてアルコールランプのアルコールは8割以上入っていないとまずいのでしょうか? 少し理由を調べた所「アルコールと空気の混合気体ができて、これは引火→爆発して危ないから」と書いてありました。ですが、同じくランプのビンの中に入っているアルコールだって引火するので、そういう意味では、同じくらい危ない?と思ったのですが…。

2.ガスバーナーの炎の色を青色にしろといいます。どうして青色の炎は「良い」のでしょうか? 青色の炎として酸素を十分燃焼しているという説明がありました。もしもそれが理由だとしたら・・どうして酸素不足ではなく、しっかり燃焼させていることが、「良い(あるべき)炎」となるのでしょうか? 何について、「良い」のでしょうか?

よろしくお願いいたします!

A 回答 (4件)

1.


燃えるためには可燃物、酸素、熱源が必要です。
そして当たり前のことですが、アルコールランプは芯の先で燃えてくれないと困りますし、ランプ内で燃焼されたら困ります。
ですので、アルコールをたっぷり入れることで、容器内の酸素を追い出し、ランプ内のアルコールが燃えるのを防ぎます。

2.
完全燃焼をさせるためです。
黄色やオレンジに見える炎は温度が低いのでガスが燃えきっていません。
ですからもったいないです。
またガスの燃え残りが実験装置を汚します。
さらに完全燃焼すれば二酸化炭素が出ますが、不完全燃焼の場合は一酸化炭素が発生し、一酸化炭素中毒で最悪の場合は死に至ります。

どちらもちゃんと守らないと重大な事故になる可能性があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

特に2番が…とてもわかりやすいご回答を、ありがとうございました!

お礼日時:2015/04/25 10:58

既に良い回答が出ているので、1についてだけ補足します。



>アルコールだって引火するので

正確に言うと、引火するのはアルコール表面から気化した物質と空気(酸素)の混合ガスです。

アルコールが気化しない低温状態なら、アルコールが燃えることはありません。
そう言う意味で、アルコールだけなら引火しません。

アルコールのような引火性液体が危険なのは、液体でなく、気化したガスです。

例えば、「ガソリンが満タンのドラム缶」と「ガソリンが底に1cmだけ入ったドラム缶」を比較した場合、危険なのは「ガソリンが底に1cmだけ入ったドラム缶」の方です。

「ガソリンが底に1cmだけ入ったドラム缶」は残りの空間にガスが充満しているので、静電気等により引火したら爆発の危険性があります。

「ガソリンが満タンのドラム缶」は気化したガスがないので、爆発しません。ドラム缶は蓋をして、ガスが漏れ出ていないことが前提です。

引火性液体については、危険物取扱者免状の乙種第4類を勉強するとわかります。
特性を理解した上で、消火方法についても知識が身につくので、興味があればご参照ください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しいご説明、とてもわかり易かったです。

ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2015/04/25 10:58

1.そのアルコールと空気の混合気体がランプの中で着火、爆発するから危険なんですよ。


あと、アルコールランプを落とすのも危険だし

>同じくランプのビンの中に入っているアルコールだって引火するので、そういう意味では、同じくらい危ない?と思ったのですが…。

そのビンの事を言ってるんですよ。
ランプの外側のことではありません

2.燃焼効率がよく最良の温度が得られるから

アルコールバーナーの目的は物を加熱する事です。

例えばお湯を沸かすのに、黄色い炎と青い炎では、燃焼温度が違うので、お湯がなかなか沸きません
また、煤が出たり窒素酸化物など実験に不要な物が摘出されてしまうので、実験の確実制が保てなくなりますから
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とてもよくわかりました!
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2015/04/25 10:59

1 は「爆発」ってところがポイントだと思う. 単に「引火する」だけじゃなくって「爆発」までいっちゃうところね.



2 も単純に「不完全燃焼させちゃダメ」でいいんじゃないかな.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!
引火と爆発…あまり区別して考えていませんでした!

お礼日時:2015/04/25 11:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!