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NeはFと比べてもNaと比べても、どちらよりも第1イオン化エネルギーが大きく、電子親和力が小さいようなんです。この理由を最外殻電子配置から説明していただけませんか?

質問者からの補足コメント

  • 大学生のレベルではどのように説明すればよいのでしょうか?

      補足日時:2015/05/24 00:04

A 回答 (3件)

イオン化エネルギーがMgよりもAlの方が小さい理由を考察せよ、


というならば大学初級の話でしょう。
(No.2の回答者様がほとんど核心部分について書いておられますが)

しかし、Neのイオン化エネルギーが大きく電子親和力が小さいというのは
センター試験の化学基礎に出題されるレベルであり、それも正答率が80%を
超えます。いわば、大学生ならば知っていなければいけないことです。

そういう事柄に対しての質問なので、高校初級の人にわかるように書きました。
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先ず、Neの第1イオン化エネルギーがFより大きいのは、同一周期の原子のイオン化エネルギーは、原子番号が大きくなるにつれて増加する傾向を示すからなんだ!これは、原子核の正電荷が順次大きくなると、最外殻電子が原子核に強く引きつけられるためな!それからこれは、希ガス原子の電子配置がとくに安定化していて、電子を取り去るのに強い抵抗があるってことな!Neの第1イオン化エネルギーがNaより大きいのは、Na原子はNeより1つ外側の電子殻へ電子が収容されているので、内殻電子の遮蔽効果により原子核からの引力もかなり弱くなって、イオン化エネルギーが極小値をとるためな!


次に、電子親和力が小さいのは、希ガス元素のNeは、電子配置がs^2p^6の閉殻だから、取り込んだ電子は一つ外側の電子殻に入らなければならず、電子に働く原子核からの静電気力は弱いので、電子親和力は負の値を示すからなんだ!17族元素のFは、電子1個を取り入れたことで、希ガスの電子配置s^2p^6が達成され、エネルギー的な安定化が大きく、電子親和力は大きい正の値を示すんだ!1族元素のNaの電子親和力がやや大きいのは、1族元素が電子1個を取り込むとs軌道が閉殻になるからな!
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電子を8枚または2枚で抽選ができる補助券と思ってください。



イオン化エネルギー=補助券の売値
電子親和力=補助券の買値

Neはちょうど8枚の補助券を持っています。
ですから、ここから1枚買うと非常に高価になります。
Naのように1枚だけ余っている場合は安価です。

また、売る場合もNeは8枚ちょうど持っているために無料でも要らないのです。
これに対して、Fは7枚なのでかなり高価で補助券を買ってくれます。
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