プロが教えるわが家の防犯対策術!

高校の学校祭でトロッコを制作します。
1600×600×18mmのパイン集成材を二枚横につなげたものとキャスターで台車を作り、生徒椅子で座席を作ります。教室の床の平面の短い距離を前後にのみ動かします。坂があったりするわけではありません。
これをふまえて、1回に人数を5人乗せようと思っているのですが、可能でしょうか?5人が無理だとしたら最大何人まで可能でしょうか?
板の強度を調べたりしたのですが欲しいデータが見つからないため質問させていただきました。
早めに回答が頂けると嬉しいです。
板はジョイント?というやつで接続します。

A 回答 (1件)

それは、「板の強度」「ジョイントの強度」「キャスターの強度」によるので、一概には判断できません。



 板は、18mmの厚さがあるので頑丈そうですが、人が載って「ベコベコ」しませんか? 「板2枚」に5人ということは、余裕を見て「板1枚に3人」乗ってみて、たわんだり「ベコベコ」「ミシミシ」しなければ大丈夫と思います。
 これは、一方に石でも置いて、板をほんの少し斜めに「橋渡し」して、その上に3~4人で載ってみれば判断できると思います。少し飛び跳ねてみて大丈夫なら、合格でしょう。

 「ジョイント」は、単に2枚の板を一緒に引っ張るための「連結器」ですか? それならさほど強度はいりません。人を載せて引っ張ったときに切れなければ大丈夫でしょう。
 これが、「2枚の板を横につなげて1回の板にする」接着剤のようなものだと、これはめちゃくちゃ強度が必要になります。このような使い方はやめた方がよいです。

 キャスターは、板1枚に4か所、板2枚だと合計8か所ですか? 板の長さが1600mmもあるので、板1枚に6か所にした方がよいかもしれません。「板1枚に3人」乗るとして、1人60kgの体重だとすると、180kg、余裕を見て200kg。そうすると、キャスター1個当たり、50kgの荷重に耐えて回転しなければなりません。さらに、上に載る重さの偏りや、動かしたときに特定のキャスターに荷重が集中することもあるので、安全を見て「マージン(余裕)2倍」の100kgに耐えるようなキャスターを選べば大丈夫でしょう。
 重量に耐えるだけでなく、その重量できちんと車輪が滑らかに回るか、ということも確認が必要です。摩擦が大きくて、どんどん力をかけていくと急に動き出す、というのでは危険です。

 また、書いてはありませんが、「ブレーキ」も考えておいた方がよいでしょう。人が乗り降りするときに、トロッコがふらふら動くと危険で、下手をすると乗った瞬間に動き出し、乗った人が転倒します(スケートで、急に氷の上に乗るようなものです)。また、動いているときに、何かに衝突しそうになったり、何かを踏ん付けそうになったときに、危険回避するたあめにも必要です。
 何かに衝突することも考えて、周辺部分にクッションのようなものを付けることも必要かもしれません。

 上のようなことは、「データを机上で計算して」判断するだけではダメで、必ず「実際の条件で」「考えられる最大の苛酷な条件で」確認しておくことが必要です。また、起こり得る「危険」をあらかじめ予知して、それを回避する方策を整えておくことも大切です。

 楽しい学校祭、思い出になるよう、工夫してみてください。
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この回答へのお礼

早い上に丁寧な回答ありがとうございます。
キャスターは友達と6つつけようと話していたので、それでいこうと思います。
ジョイントは板を横二枚くっつけるための接着の道具として使おうと思っていたのですが、どうも危ないようなので友達と話し合ってみようと思います。細かい部分まで回答ありがとうございます。おかげで作ってから急に対策を取るということにならないですみそうです。
本番までまだ何日かあるので何度か実験してみようと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/06/25 17:56

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