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列車と電車、車両の違いを明確に教えてください

A 回答 (9件)

No.8 です。

補足。
(一般利用客としては知らなくても支障ない情報)


法令上の「車両」と「列車」の厳密な定義。

「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」
(平成13年国土交通省令第151号、最終改正:平成24年国土交通省令第69号)

(定義)
第二条
 この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

十二 車両  機関車、旅客車、貨物車及び特殊車(除雪車、軌道試験車、電気試験車、事故救援車その他特殊な構造又は設備を有するものをいう。)であって、鉄道事業の用に供するものをいう。

十三 列車  停車場外の線路を運転させる目的で組成された車両をいう。

    * * * * *

JIS規格上の「車両」(「電車」を含む)の厳密な定義。

JIS E 4001:2011 「鉄道車両-用語」(Railway rolling stock-Vocabulary)
(制定:1972/02/01、最新改正:2011/09/07)

4 用語及び定義
4.2 鉄道車両一般
4.2.1 車両の種類
4.2.1.1 一般

用語    定義  … 用語の番号と対応英語(規格外;参考情報)は割愛。

鉄道車両  レール又はこれに準じるものに、車輪などを用いて質量を負担させ、人力又は畜力以外の動力を用いて運転する車両。機関車、旅客者、貨物車及び特殊者の総称

機関車   動力発生装置及び運転装置をもち、輸送設備を備えないで、他の車両をけん引して運転する車両。

旅客車   旅客を輸送するために用いる車両。旅客電車、旅客内燃動車及び客車の総称。

貨物車   貨物を輸送するために用いる車両。貨物電車、貨物内燃動車、貨車及び荷物車の総称。

特殊車   試験、検査、機材の運搬、除雪などに用いる車両で、特殊な構造又は設備を持つもの。(慣用語:事業用車)

動力発生装置  走行するための動力を発生する装置。

蒸気機関車 動力発生装置に蒸気機関を用いる機関車。

電気機関車 動力発生装置に電動機を用いる機関車。

内燃機関車 動力及び/又は駆動用電力の発生装置に内燃機関を用いる機関車。

電車    動力発生装置に電動機を用いる旅客車及び貨物車並びにこれに連結する制御車及び付随車の総称。

総括制御編成電車  総括制御できる電車。(慣用語:電車)

内燃動車  動力及び/又は駆動用電力の発生装置に内燃機関を用いる旅客車及び貨物車並びにこれに連結する制御車及び付随車の総称。(慣用語:気動車)

総括制御編成内燃動車  総括制御できる内燃動車。(慣用語:気動車)

旅客電車  旅客を輸送する電車。(慣用語:電車)

旅客内燃動車  旅客を輸送する内燃動車。(慣用語:内燃動車)

客車    動力発生装置をもたないで、機関車でけん引又は推進される旅客車。

貨車    動力発生装置及び統括制御装置をもたないで、機関車でけん引又は推進される貨物車。

荷物車   小荷物及び手荷物の運搬のための車両。

貨物電車  貨物を輸送する電車。(慣用語:電動貨車)

貨物内燃動車  貨物を輸送する内燃動車。

動力車   機関車、並びに動力発生装置をもつ電車及び内燃動車の総称。

電気車   動力発生装置に電動機を用いる動力車(電気機関車、電動車など。)並びにこれに連結して運転する制御車及び付随車の総称。

内燃車   動力及び/又は駆動用電力の発生装置に内燃機関を用いる動力車(内燃機関車、内燃動車など。)並びにこれに連結して運転する制御車及び付随車の総称。

ディーゼル車  動力及び/又は駆動用電力の発生装置にディーゼル機関を用いる内燃車。

電動車   主電動機の動力で動く電車。

制御車   運転室を備えて、列車の運転制御ができ、動力発生装置をもたない車両。

制御電動車   主電動機をもち、かつ、運転室を備えて列車の運転制御を行うことができる電車。

制御内燃動車  動力及び/又は駆動用電力の発生装置に内燃機関を用い、かつ、運転室を備えて列車の運転制御を行うことができる内燃動車。

付随車   動力発生装置及び運転室をもたないで、電動車又は内燃動車にけん引される車両。

客貨車   動力発生装置及び運転室をもたない車両。機関車にけん引される客車及び貨車の総称。

<以下略>
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鉄道用語(法律上・事業上・技術上)の厳密な定義は別として、一般利用者としての認識・ことばの使い分けは…。



「列車」= 鉄道路線を運行する車両の編成
  機関車(電気・ディーゼル・蒸気などの)が多数の客車や貨車を引いて走る長い編成も「列車」。1両編成のディーゼル車や電車も「列車」。山手線や新幹線のような動力分散式の電車の長い編成も「列車」(電車列車と呼ぶことがある)。

「電車」= 電力で走行する列車
  電気機関車で走る列車は「電車」。山手線や新幹線のような動力分散式の編成も「電車」。
  ほとんどの鉄道が電化された現在では、「列車」と同じ意味で「電車」と呼ぶことが少なくない。
  ディーゼルエンジン・ガソリンエンジン・蒸気機関などで走る列車を「電車」と呼ぶのは間違い。

「車両」 = 鉄道を走行する機関車・客車・貨車・特殊車などの総称
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列車は、全体の車両(電車、気動車など)であらわします。


電車は、交流電化や直流電化とありますが、電化されている区間を電気で走行する車両のことで
気動車の場合だと、電気ではなく、燃料を使って走っている場合が多いです。
電車のメリットは、都会での活躍も多く、スピードもある程度出せることだと思います。
逆にデメリットは、たまにニュースでもお聞きするかと思いますが、架線が切れると停電になり、車内や他の乗客に影響がでる場合があることです。 事案としては、昨年12月に仙山線で架線が切れて、8時間も寒い車内に閉じ込められた事故がありました。 また、4月には、東北新幹線のやまびこ号でも同じことが起きました。逆に車内は蒸し暑く大変だったそうです。8月には、京浜東北線でも架線が切れました。しかも、この日は、横浜で花火大会だったので、いろんな乗客に影響が出ました。
気動車のメリットは、電化している区間でも、していない区間でも、線路の幅が合っていればどこでも走れます。
デメリットは、ディーゼルの音が少しうるさいところです。
列車には、種類が豊富なので、調べておくのもいいと思います。
JR東日本(車両案内)のホームページを用意しますので、こちらをご覧ください。
https://www.jreast.co.jp/railway/train/
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こんばんは。


首都圏の私鉄で電車運転士をしております。

「列車」
駅から駅へと、駅構外へ走らせるため、
⚫貫通ブレーキを完備していること。
⚫標識(前部標識、後部標識)を整備していること。
⚫列車防護の設備を備えていること。

いまの時代からだと想像するのが難しいかも知れませんが、
昔は携帯電話はなく、列車無線はない時代。
駅間で何か事故があっても、駅では連絡が来ないと把握できませんでした。
そのままでは危険なのは言うまでもありません。
そこで設備を整えて、駅の外へ出ても対応できるようにした→「列車」としたのです。

「車両」
上記の「列車」と対をなす用語です。
貫通ブレーキを装備していない。
標識も整備していない。
列車防護の設備も無い。

上記の説明の後では不安に思うかもしれません。
駅長の管理下で移動している鉄道車輌といえば良いのかなと思います。
管理下ゆえに、目が行き届いている範囲だけの移動なのです。
だから駅外へは出られないのです。

「電車」
電気を動力としている鉄道車輌。
貨物、旅客は問いません。

「車両」→「列車」→「電車」の順に範囲が狭まります。
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鉄道には、営業用の車両が走行する『本線』と留め置き線・引き込み線・車両基地等での車両の走行があります。


同じ車両の走行でも、本線を走るのが列車。留め置き線を走るのが車両。
本線を運行する列車は1両でも列車で、定期列車・臨時(季節)列車・救援列車・回送列車などに分けられます。

電車は、電動車に組み込まれた付随車も含め動力別の分類では電車です(クハ・サハなど)。
本線を走る電車は、正確には電車列車と言います。
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列車は鉄道事業において業務を行っている車両等、というところかと。


人を運んだり、荷物を運んだり、その準備のために回送したり…
こういう事業活動を行っているのが列車でしょうね。
操車場に留置されているのは列車ではない、ということ。

電車は電気を動力とし、動力源以外の機能を持つ物、それに連結して同様の役割を担うもの、でどうですか。
スーパーレールカーゴはM250系電車ですから、旅客用とも言い切れない。
電気を動力として、動力源としての機能しかないものは、電気機関車です。

車両は列車を構成する最小単位、ですかね。
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初めまして。


過去に1度全く同じような質問をされているようですね。もしこの時に満足いく回答がつかなかったというのであれば、分からなかった点を具体的に書けば満足いく回答が付きやすくなると思います。


■まずは「列車」について
列車 - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%97%E8%BB%8A

一部引用すると、「鉄道の線路の上を走行する車両のことである」とあります。
つまり線路の上を走る車両は、各駅停車でも特急でも貨物でも全て「列車」ということになります。


■続いて「電車」について
電車 - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%BB%8A

一部引用すると、「電気を動力源として走行する鉄道車両(電気車)のうち、旅客および荷物、貨物を載せる設備を持つ車両の総称」とあります。
新幹線や山手線は、電気を架線から屋根上のパンタグラフを経由して動力源としているため、「電車」に該当します。
また首都圏や関西圏の路線を走るほとんどの車両がここに該当します(中央線や東海道線、大阪環状線など)。


逆に電気を動力源として走らない車両は「電車ではない」ということになります。
例を挙げると…

・ディーゼルエンジンで自走する車両 → 「気動車」 (三陸鉄道の車両などがこれに該当)
・機関車などに引っ張られるだけの旅客用車両 → 「客車」(ブルートレインもこれに該当)
・機関車などに引っ張られるだけの貨物車両 → 「貨車」
※蒸気機関で走るSL(蒸気機関車)も、電車には該当しません

上記を踏まえると、このように言えることになります。
・山手線や新幹線の車両は「列車」であり「電車」でもある
・三陸鉄道の車両は「列車」であり「気動車」であるが、「電車」ではない
・ブルートレインは「列車」であり「客車」であるが、「電車」ではない

地域などにより「列車」「電車」(地域によっては「汽車」と呼ぶ人も)の使い分けはまちまちですが、厳密には上記のような認識でいいと思います。


以上、参考になれば幸いです。
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列車:運行に使われる鉄道車両。

1両でも運行に使われれば列車です。
電車:電気を動力とする客車。電動車、制御車、モーターを持たない付随車も含まれる。
車両:鉄道の車両には機関車、客車、貨物車、電車、気動車(ディーゼルカー)、保線工事に使われる特殊車両がある。
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列車と電車という言葉を使い分ける際の一般的と思われる用法は。

。。

動力源(モーターやエンジン)は機関車だけにあって運転手さんはここの運転台で運転し、他は全て動力のない客車や貨車なのが列車。

動力源を持った客車と動力源を持たない客車とがあり、客車の一部に運転台を備えたものがあって、先頭の客車の運転台に運転手さんがいて運転するのが電車。

ただし、列車という言葉本来の意味では電車は列車に含まれるのだと思います。日本の法律上の用語としてもたぶんそうです。
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