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お世話になります。

円板があり円の中心が重心となる、その重心を軸とする慣性モーメントをIとします。

例えば、円板の製造の段階で何かしらのミスがあり、
同じ形、質量でありながら重心が円の中心とはずれてしまった場合、
そのずれた重心を軸とする慣性モーメントはIとは異なりますか?

平行軸の定理とは、
重心を軸とする慣性モーメントを基準として、重心と回転軸がどれだけ離れているかを
考慮したときのみの定理でしょうか

ずれてしまった重心を軸とする慣性モーメントを求めたいです。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    いくつか回答をいただきましたが、補足をさせてください。

    例えば、
    車に複数人が乗っていたとして、車の中で人が移動できたりします。
    すると車の重心の位置が変化することになりますが、

    回転軸は重心を通るものとした場合、
    その慣性モーメントは異なってしまうのだろうかという質問です。

    平行軸の定理は、
    重心は常に固定で、回転軸だけ平行に移動するというものです。

    今回の例では、重心を移動するというもので、
    どのように計算すればよいのか分かりませんでした。

      補足日時:2016/01/08 17:30
  • さらに補足です。

    最初の円板の例で、
    円板の中心と重心と回転軸の位置は同じです。その時の慣性モーメントがIです。

    対して、
    円板の中心から平行に、重心と回転軸がずれてしまった。(重心と回転軸は同じ位置)
    この場合の慣性モーメントはどうなってしまうだろうかということです。

    分かりづらい質問ですみません。

      補足日時:2016/01/08 17:46

A 回答 (4件)

当然、両者は異なります。



「平行軸の定理」とは、重心以外の回転軸での慣性モーメントが
  I = Ig + Md^2
  Ig:重心周りの慣性モーメント、M:質量、d:回転中心と重心との距離
で表わされるということです。

 質問文でお示しのようなケースでは、円板の幾何学的な中心を回転軸とし、実際の重心が R だけ離れた位置にあれば、円板の質量を m として、慣性モーメントが
  Is = Ig + m*R^2   (1)
となるということです。
 正しく作られた円板の慣性モーメント I は、Ig とも Is とも違いますし、この場合の Ig は単純には求まらないと思います。

 なお、「平行軸の定理」を使えば、正しく作られた円板(円板中心が重心、慣性モーメント I0 )を、円板中心から微小距離 R の点を中心に回転させれば、その慣性モーメントは
  IR = I0 + m*R^2    (2)
ということになります。

 極めて荒っぽい近似として、重心位置が R だけズレてこの回転中心に一致したときにも、この重心は円板の幾何学的中心ではないので質量の偏りがあり、重心周りの回転の慣性モーメントは I0 よりは IR に近いと仮定すると(少なくとも、元の「I0」からはかなり変わっているはず)、
  Ig ≒ I0 + m*R^2
といえるかもしれません。
 ただし、あくまで「荒っぽい近似」ということです。

 その場合には、質問文でお示しのようなケースの「重心がずれた円板の中心を軸にした回転の慣性モーメント」は
   Is ≒ I0 + 2m*R^2
ということで、これまた荒っぽい近似です。

 他の回答者さんからは怒られそうですが。
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この回答へのお礼

重心がずれてしまったら、正しく作られた円板の慣性モーメントを求めることとは別問題で、
単純には求めることができないのですね・・・。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/01/08 20:22

むずかしい

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当然Iは異なります。


並行軸の定理なるものを知りませんが、文意からすると、この場合に使えそうです。
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平衡軸の定理の通りです。



総質量 M 回転軸と重心との距離 R
回転軸と平行で、重心を通る軸に対する慣性モーメント I
回転軸での慣性モーメント I'

とすると

I'=I+MR^2
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/01/12 17:32

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