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京都の降雪の様子は特徴的で北大路通りより北は大雪でも、
少し南下すると嘘のようにぱたりと止んでしまっているとか。
ネットで「北大路に張られた結界が雪を阻んでいる」といったことを
あげている方もいて、これも千年の都ゆえかと納得しそうになりました。

かつて白河院が小野の里(比叡山の西の麓)に雪見をするために行幸し
隠遁している藤原歓子の邸で優雅な歓待を受けた、という『十訓抄』の逸話を読んだとき
「平安京内でも同じように降り積もって雪見もできるだろうに、どうしてわざわざ
遠方に出かけたりするのだろう?」と疑問を憶えたものでしたが
上のような事情を知り、おぼろげながら院の意図がつかめた様な気がしました。

ただ、どうして京都市内と洛北でそれほど気候に違いがあるのか
気象学や地理学に疎い自分は不思議でなりません。
理由の分かる方、教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

金沢に住んでいましたが、こちらも場所による雪の差は非常に大きいです。

山にちょっと違いところは大雪でも少し離れると大して積もっていなかったりします。休日の朝、雪の観光地の雪景色を期待して写真を撮りに出たのに予想外に少ないこともよくあります。また、着陸前に飛行機から見ると等高線に沿うように雪の境界があったりします。

雪、ほんのわずかな気温の差によって雨になったり雪になったりします。京都の場合、洛北を境界にして差が出るのでしょうね。(そういえば昨年、大原から京都市街に入ったときもそうでした。)
これはほかの場所でもそうですね。先週の関東の雪でも千葉は雪がなかったのに旧江戸川を超えたら積もっているのが見え、荒川を超えたら急に雪が多くなりました。丁度県境で雪になったわけですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!

>また、着陸前に飛行機から見ると等高線に沿うように雪の境界があったりします。

上空からもハッキリ分かるような境界が出来ているのですか。
大変興味深いお話を伺えて感謝いたします。

お礼日時:2016/01/28 07:03

京都洛北で降る雪雲は、西高東低の気圧配置の時に日本海でたっぷり水蒸気を含んだ空気が流れ込むため。



日本列島で若狭湾から京都や関ケ原・伊勢湾にかけては、本州の脊椎部分が括れ比較的稜線の低い山で雪雲が流れ易い地形にあります。
仮に京都の北側に1000m級の稜線が連続する地形なら、山の斜面を登る時に雪を降らせるので京都は空っ風になり気象も違ってくるでしょう。

雨になるか雪になるかは、上空1500m付近の温度が-6°以下なら雪になり易と言われています。
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この回答へのお礼

再度ご回答ありがとうございます。
 
>仮に京都の北側に1000m級の稜線が連続する地形なら、
>山の斜面を登る時に雪を降らせるので京都は空っ風になり気象も違ってくるでしょう。

なるほど、京都の未知の姿を想像するのもまた楽しいですね。

お礼日時:2016/01/27 22:26

私は、京都市民ではありませんが、知り合い等から京都駅周辺や伏見あたりで風花が舞う時、洛北では雪が積もっている事はしばしばあると言う話は良く聞きますね。



気象学の専門ではありませんが、京都は三方を山の囲まれ南に開けた盆地。
京都駅と北大路通りより北側で高低差が60m程あるようです。
つまり、北山しぐれのように、季節風に乗った雪雲が洛北に集中し易い地形で雪を降らせるのではないかと?

また、高低差60mは、0.6°×0.6=0.36°ですが、京都人に言わせると南から北大路付近に上がって行くと北大路通りを境に体感的には1°以上違うと言う人もおられます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
三方の山で塞き止められて冷気が溜まり、北部に雪を降らすのですか。
北山しぐれも知りませんでしたので勉強になりました。
京都の冬を実体験したいものです。

お礼日時:2016/01/27 18:29

とてもざっくりとした言い方ですが、、、


京都市は周囲を山に囲まれた盆地です。
雲というのは、山の斜面を湿気を含んだ空気が滑りあがっていく際に発生します。
(参考:http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/c …
つまり、山地やその麓というのは雲ができやすいため、降雨や降雪が多くなります。
Googleマップなどで、京都市を見てみてください。
北大路は山のすぐ麓で、逆に二条城や京都駅付近は平地になっているのが分かると思います。
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この回答へのお礼

>雲というのは、山の斜面を湿気を含んだ空気が滑りあがっていく際に発生します。
>つまり、山地やその麓というのは雲ができやすいため、降雨や降雪が多くなります。

ご回答ありがとうございます!
山から麓にかけて雪が降りやすい理由がわかりました。

お礼日時:2016/01/27 14:47

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