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大学生の娘が、ホームセンターで買った万能キャビネットを食器棚として使っていたのですが、不審な頭痛、吐き気、腹痛、下痢に一ヶ月以上悩まされ、とうとう救急車で病院に運ばれました。最初、シックハウスを疑い、試験紙でいろんなところを検査したら、キャビネットからホルムアルデヒドが検出されました。その後、公の機関が監査した結果、建築基準法を越えるホルムアルデヒドが検出されました。症状からして、他の有毒溶剤も疑われるのですが、検査するのは費用の面でも不可能に近いようです。

娘は駅の構内に入れなかったり、電車に乗れないで、道路をまともに歩けないほどになり、化学物質過敏症になるのではと家族は絶望の淵に立たされました。有害物質除去シートを購入したり、病院に何度もかかったり、タクシーで通院したり、遠方から仕事を休んで看病に行ったり、携帯電話代が普段の何倍もかかったりして、損害は仕事などは除外しても最低12万円くらいになりました。それにも増して、私たち家族の身体的、精神的苦痛は大変なものがありました。

ホームセンターと一ヶ月以上交渉したのですが、その返事は商品代の約一万円は返金するというものでした。今の法律ではなかなか製造責任や販売責任は問えないだろうという、弱い立場の消費者をバカにし、なめた決定でした。家具については建築基準法で決められた有毒物質のレベルを超えるものが製造、流通しています。家具については慣用的なある程度の基準はあるようですが、本当の意味での安全基準はありません。それをいいことに、安全な商品を消費者に販売するという意識もなく、補償もお詫びもしないこの態度は私は許せません。一体、私はどうすればいいのでしょうか?もう疲れましたが、私に出来ること、闘えることがあったら、どなかたご教授下さい。どうぞ、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

すでにコンタクトを取っていらっしゃるかもしれませんが、この質問を参照する他の方へのご紹介もかねて「シックハウス対策研究会」への問い合わせをお勧めします。



家具のシックハウス対策は法から漏れていることもあり、ほとんど野放しです。
私たちのような個人工房では素材から塗装資材にまで細かく気を配っているところもありますが、大手のメーカーは規制がかかるまでは安易な製造をやめる気配はありません。
また、天然素材を使ったからといって防げるものでもなく、非常にデリケートで深刻な問題ですから、法が整備されたとしてもある程度の安全が保障されるに過ぎません。

消費者として心がけるべきは、自分の安全は可能な限り自分で確保するという意識を持つことだと思います。
一市民としては、安全を金で買わなければならない社会であることは情けないことですが、現状を受け入れて生活しなければならないことも事実です。
ホームセンターの商品は「安かろう悪かろう」が当たり前ですから、この「悪かろう」に健康の要因が含まれていることも十分に認識しておく必要があります。

厳しい言い方になったかもしれませんが、知識不足により危険地帯に足を踏み入れてしまったが故に招いた事故です。
今後は自己防衛に励まれることをお勧めします。(この質問を参照するすべての方に向けて)

参考URL:http://www.sickhouse.jp/
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この回答へのお礼

専門家からアドバイスをありがとうございました。
>私たちのような個人工房では素材から塗装資材にまで細かく気を配っているところもあります
とても素晴らしいですね。
>知識不足により危険地帯に足を踏み入れてしまったが故に招いた事故です。
これにはちょっと異論があるのです。誰も社会の全ての分野に精通していて知識があるわけではありませんよね。ooboさんは家具のことはご専門でしょうが、今話題になっている欠陥自動車をもしかしたら買っていたかも知れません。そのメーカーの車は欠陥があるとはメーカーに勤めていない限りほとんど分かりませんよね。それを知識不足とせめるわけにはいかないでしょう。結局はメーカーの姿勢を変えさせなかればなりません。家具についても、その業界の姿勢を変えなければなりません。ooboさんも家具の専門家として、危険地帯に入った消費者が悪いなんて言わないで、改革の努力に手を貸して下さい。
繰り返しになりますが、誰一人として原発を始め全ての危険を避けるに十分な知識など持ちようがありません。ですから、個人の問題としてではなく、社会の問題として変えていくよう努力しなければ、いつまでも犠牲者がでます。私は今回苦しい体験をしましたが、業者との折衝を重ねています。幸い、ホームセンターは自己改革を始めています。ご回答を頂き、誠にありがとうございました。

お礼日時:2004/07/10 08:08

ホームセンターに対して文句を言っても仕方ないことだと思いますよ。

ホームセンター側だってそれを知って仕入れているわけではないでしょう。怒りの矛先が違います。

お気持ちは私も十分わかりますが、一人の力ではどうにもなりません。
が、本当に戦う気持ちがあるのであれば駅前でビラ配りしてください。そして署名を集めてください。一人でも多くの人にこの現状を知ってもらうにはこれしかありません。

私の友人はやりましたよ。状況は違いますが、何も知らない被害者をこれ以上増やしたくない・・・というのは同じです。
彼女は社会人でしたがそのために仕事を辞め時間の融通の利くフリーターになりました。毎日駅前で署名活動していました。私はそんな必死になっている彼女を見て、たまに手伝うこともしました。
約半年、ほぼ毎日のように駅前で声を張り上げていました。何万人という署名が集めました。が、残念ながら完全な勝利にはならなかったです。

規制をしないということはそのメーカーを保護していることにもなるわけです。消費者にとって不利であっても経済の活性のためには仕方ないこともあるわけです。
たとえば家具に対して大幅な規制をしました。格安の輸入木材が一切、使えなくなりました。何倍もする高価な国内の木材しか使えなくなりました・・・倒産するメーカーが続出するでしょうね。
それでも安全には変えられない・・・というのであれば、それを民衆の前で告発すればいいのです。

先程書いた私の友人ですが、かなりの誹謗中傷も受けました。職も失い、友人も失い、世間からはものめずらしい眼差しで見られる・・・でも自分が正しいと思ったこと、こういう世の中になって欲しいと必死でした。

今の世の中、悲しいことに法律が一番なんです。おかしいことがあっても法律を犯していなければいいのです。
その隙間を狙っている産業も多いわけです。規制緩和で消費者にとっては有利になった部分も多いですが、自己責任の一言で片付けられてしまうワナがここにはあるのです。

私の友人と同じように本気でやれますか?娘さんが被害にあって怒りたい気持ちはもっともです。でも、だからといって安易に「被害者を増やさないために戦う」ってのは偽善者の言葉にしか聞こえませんから、まずは私の言ったことを実践してみてください。

この回答への補足

書き忘れました。販売者だけではなく、製造者にも、家具業界の問題としてとらえて欲しいと交渉しているところです。今のところ、補償の問題はうまくいっていませんが、企業の姿勢は今までのやり方を変えていきますとはっきり言ってくれています。

補足日時:2004/07/08 07:04
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この回答へのお礼

>ホームセンター側だってそれを知って仕入れているわけではないでしょう。
→知っていました。確かめましたので。
>私の友人と同じように本気でやれますか?・・・でも、だからといって安易に「被害者を増やさないために戦う」ってのは偽善者の言葉にしか聞こえませんから、まずは私の言ったことを実践してみてください。
→ご友人と同じ相手ではありませんから、やり方はいろいろあると思います。同じようにやることがベストとは限りません。それに、あなたがしたわけではないでしょう。私は偽善者なんて言葉は簡単には使えませんが、あなたは私の気持ちが分かるなんて簡単に言っているのですよ。弱い立場の人を励ますどころか、くじけさせるような言い方は、たとえあなたのおっしゃることが正しいとしても、残念ですが役に立ちません。そうではないでしょうか?しかし、これほど時間を取って頂き、いろいろと解答を頂いたことを感謝いたします。m(_ _)m

お礼日時:2004/07/08 07:03

こんばんは。

本文を読ませていただいて、すこしか訂正させていただければと思います。

建築基準法(品確法:住宅に品質確保の促進等に関する法律)には家具(新築時の造り付けを除く)に関して何の定めもしていません。それに家具にはホルムアルデヒド濃度の規制がありません。
また、ホルムアルデヒドは家具だけではなく、カーテン・衣類・タバコなど濃度には差がありますが、ほとんどの物から発散されているようです。

このような現状では化学物質とうまく付き合っていくしかないようで、換気をする・吸着シートを使うとか、低ホルムまたは、ノンホルムのものを選択するなどがあります。

ホームセンターと交渉したとありますが、家具に規制がないことと、ホームセンターは直接製造をしていないと思いますので、商品代の返金が精一杯ではないでしょうか。あとは製造元との交渉なるのではないでしょうか。望み薄ですが...

あと、出来ることと言えば勉強することです。知らないことは免罪符ではないのです。相手の言いなり・見た目だけで判断しないことが大切だと思います。

何の解決方法にもなっていませんが、保護されるのを待つのではなく、自分の身は自分で守りましょう。
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この回答へのお礼

>何の解決方法にもなっていませんが、保護されるのを待つのではなく、自分の身は自分で守りましょう。
保護されるのを待ってはいません。だから、闘っているのです。自分の身は自分で守るのも誰にでも出来るのではなく、限界もあります。だから、私は自分一人のためでなく、他の犠牲者もでないように勉強して闘っているのですよ。分かって下さい。本文は800字以内なので、詳しくは書けませんでした。ご回答を頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:04

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