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教えてください。

A 回答 (2件)

ひとつは、ペットボトル入りの水は、味も安全性も水道水と大して違いがない、むしろ水道水よりも国による規制が少なく危険性が高いという事実が判明したことです。

 現在アメリカで流通しているペットボトル水の25-40%はただの水道水を詰めただけ、という調査結果も出ています。 
もうひとつは、環境負荷です。 水は蛇口をひねれば出てくるものなのに、わざわざエネルギーや資源を使ってペットボトルを生産し、それに詰めて販売する必要はない、ということに気づいたのです。 地球資源は限られているもの。 今後ますます増えるであろう人口や資源需要を考えれば、不必要なものに資源を費やす余裕などありません。
さらに、気候変動が深刻化する中、アメリカ国内に安全でおいしい水があるのに、フランスやアイスランドからCO2を排出して水を運んでくる必要もありません。 アメリカで1年間に消費されているペットボトル水は、290億本(2007年)。 その分のペットボトルを製造するのに、1,700万バレルの石油(車100万台1年分)が使われているのです。 
そのうえ、アメリカ国内で流通しているペットボトルのうち、リサイクルされているのはたった30%程度ということもあり、ペットボトル水の環境負荷の高さが盛んに取り沙汰されているのです。
ペットボトル水に対する批判は、州や市などの自治体にも広がり、ペットボトル水税の導入や公共施設内でのペットボトル水販売禁止など、規制が行われています。シカゴ市では、08年初からペットボトル水税を導入。 ぺリエや味のついた水以外の純粋なペットボトル入り水に対し、1本につき5セントの税金がかけられています(シカゴ市)。
ニューヨーク市では、2010年からペットボトル水購入時にデポジットとして5セント徴収される制度が始まっています(ニューヨーク州ペットボトル水デポジット制度)。
当然ながら、ペットボトル水を販売している飲料メーカー業界はこれに反論しています。
各地で法案が提出される度に、ロビー活動を展開しています。
また、ペットボトル水大手のポーランドスプリングは、30%プラスティック量を減らしたエコボトルを開発するなど(PolandSpring)、環境負荷削減努力を示ることで、反対派の動きを牽制しています。
ペットボトル水が普及したのは、ほんの十数年前のことです。
それまでは、水は水道から飲むのが当たり前でした。
飲料メーカーの巧みなマーケティングにより、水道水よりペットボトル水の方が水質が良いようなイメージが植え付けられてしまいましたが、実態はそうではないことが明らかになったのです。
よって、ペットボトルの水を飲む人は、ファストフードのハンバーガーを食べる人と同様に、環境のことを考えていない、かっこ悪い、という目で見られるようになり、逆に、水道水を飲むことは、オーガニック食品を食べることと同様に、環境のことを考えていてクール、というムーブメントが起こりつつあります。

以上、「NY Green Fashion」サイトより一部抜粋。
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こんにちは。



アメリカ限定の問題では無いようですよ。
※EU諸国でも、同様の状況のようです。
要するに、アメリカのほとんどの地域では水道水は飲料に適さないレベルだったのですが、
現在は改善されて普通に飲めるので、ゴミを大量に出すペットボトル水が不要になっているということです。

ペットボトルというものは、日本ではリサイクルされると誤解されていますが、
ほぼ全てがゴミとして処分するしかないものであり、つまり環境負荷が高いというわけです。

中身の水が良い悪いということではありませんので、
そうした心配をなさっているなら、気にする必要はありませんよ。

ではでは!
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