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神奈川県鎌倉市の大船はどうして「おおふね」ではなく,
「おおふな」と呼ぶんでしょうか.
「船」を「ふな」と読む限りは,その後に何か名詞が
続くように思うのです.
例えば,「おおふな観音」のように.

もしかして,「おおふな」という名前が先にあって,
「大船」の字は当て字なのかなとも思うのですが.

調べた限りでは

http://www.towa-fudosan.co.jp/mansai_bn/bn0208/w …

に,「粟船」が語源と紹介されていますが,
それでも「ふな」になった理由がわかりません.

A 回答 (2件)

地名の語源そのものは、そこまではっきりしたものは少ないので、けっこう憶測になります。


粟船の語源については、常楽寺の粟船山に由来すると言うのが通説ですが、これが地名となり、江戸中期までは実際に粟船村と呼ばれていたようです。
さて、「船」の読みですが、古来から「ふね」と「ふな」と二通りの読みがあったようで、ケースバイケースとは言え概ね後に言葉が付くと、「船着場」が「ふなつきば」であるように「ふな」と読み、後に言葉が付かないと「屋形船」のように「ふね」と読むことが多いらしいです。
地名としての「粟船村」になった際に、「あわふなむら」と読む方が自然だったのではないかと思います。
実際、読んでみると「あわふねむら」より「あわふなむら」の方が語呂が良いということでしょうか。
まあ、そこまで読みづらいかなぁという気もしないでもないですが、そういう風に考えている人はいるみたいです。
その後、明治の市町村制の施行により、大船村は小坂村の一部となり合併の過程で一時期(15年間くらい)大船町になったこともありますが、現在では鎌倉市の一部となっており、地名としての「大船」には後に言葉が続かなくなっています。
ですが、一度「おおふな」として固定化した地名の読みが変わることがなかったのかと思います。
わたしも、10年間大船付近に住み、現在も実家がありますが、「おおふね」と読むのを聞いたことは一度もありません。
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こんなのが見つかりました(参考URL)。



”大船の常楽寺は山号を栗船山(ぞくせんざん)といいますが、このアワフネが大船の地名の由来と伝えられています”。

参考URL:http://www.hugyou.jp/mado/200111/zyourakuji_A.htm
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この回答へのお礼

早速のご回答,ありがとうございます.
しかし,ご紹介くださったページでも,
由来は「ふね」となっていますね.
どうしてこれが「ふな」に変わったのでしょう?

お礼日時:2004/07/14 14:16

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