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非負の連続確率変数Xの確率密度関数がf(x)=λe^-λx λ>0 x≥0 であるとき
Xの分布関数F(x)=Pr(X≤x)を求め、X>aであることを条件としたときのX>a+bとなる条件付き確率Pr(X>a+b ❙ X>a)を求めなさい。このときaとbは非負の定数である。

以上の問題を分かりやすく教えていただける方、回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

確率変数がとびとびの値(たとえばサイコロの目の数)の場合には、「1の目の出る確率」は「1/6」と表わされ、「1~6」の目の出る確率の合計は「(1/6) × 6 = 1」になりますので、各々の目の出る確率「1/6」が確率密度関数になります。



 ところが、連続的な値をとる場合、たとえば「桁数に制限のない、0≦x≦1 の一様な乱数のうち、x=0.5 ピッタリである確率」はゼロになってしまいます。(0≦x≦1 の間には無限大個の実数が存在するので、その中の1つになる確率はゼロになってしまう)
 0.49≦x≦0.51となる確率なら、0.02/1 = 1/50 と決まります。実際に「確率」にするには、確率変数 x の「範囲」を指定する必要があります。
 こういうものの分布を示すのが「確率密度関数」f(x) です。(「ある値」の確率を示す関数ではなく、「ある値の範囲」の確率を示すので「確率密度関数」。普通、「確率関数」とか「確率分布関数」といっているのは、実はこの「確率密度関数」です)

↓ ここが分かりやすいかな。
http://mathtrain.jp/pmitsudo

 この場合は、f(x) = 1 (0≦x≦1) で、a≦x≦b となる確率 P(a≦x≦b) は
   P(a≦x≦b) = ∫(a~b)f(x)dx
となります。
 確率なので、確率変数 x の全範囲(この例の場合には0≦x≦1)に関しては
   P(0≦x≦1) = 1
となります。

 ご質問の場合には、0≦x≦∞ に対して
   f(x)=λe^(-λx)   (λ>0)
ということです。
 実際に、定義された x の範囲全体の確率(確率の合計値)は
   P(0≦x≦∞)
  = ∫(0~∞)f(x)dx
  = [ -e^(-λx) ](0~∞)
  = -0 - (-1)
  = 1
になっていますね。

 お示しの問題では、大文字の X と 小文字の「確率変数 x 」をきちんと区別しないといけません。その意味で、大文字の X を Y と書きます。すると
  F(Y) ≡ Pr(Y≦x)
なので、
  Pr(Y≦x)
 = ∫(Y~∞)f(x)dx
 = [ -e^(-λx) ](Y~∞)
 = -0 - (-e^(-λY)
 = e^(-λY)
となり
  F(Y) = e^(-λY)
です。

 次ですが、
>X>aであることを条件としたときのX>a+bとなる条件付き確率Pr(X>a+b ❙ X>a)
の意味が不明です。
 大文字・小文字の X, x を正しく書かれていますか?

 ここでは、本来小文字で「x>a であることを条件としたときの x>a+b となる条件付き確率 Pr(x>a+b ❙ x>a)」と書かれるべきなのではないかと思います。
 この場合には、「x>a である確率は F(a) = e^(-λa)、 x>a+b である確率は F(a+b) = e^[-λ(a+b)] 」となるので、x>a である事象のうち、 x>a+b となる確率 Pr(x>a+b ❙ x>a) は
  Pr(x>a+b ❙ x>a) ≡ Pr(x>a+b) / Pr(x>a)
 = e^[-λ(a+b)] / e^(-λa)
 = e^(-λb)
となります。
 これを求めさせようとしているのではないかと推察します。

 両方とも大文字の X なら、ここでは上に書いたように Y と書いて、「aとbは非負の定数である」とあるので、Y>a+b≧a ということになります。
 従って、単純に
  Pr(Y>a+b ❙ Y>a) = Pr(Y>a+b) = F(a+b) = e^[-λ(a+b)]
かなあ。でも、もともと Y は確率変数ではないので、これは本来の Pr の定義とは違っています。

 問題文を正しく確認いただけるのが先決かな。
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先ず確率分布関数と確率密度関数の関係から。

分布関数の導関数は確率密度関数であり、普通教科書で説明しているのは横軸にxを縦軸に確率密度をとりx>=0で山の形の曲線を示しxが大きくなると、確率密度が限りなくゼロに近づくように
書いてある。そこで例えば値xがaより大きくbより小さい確率はx=aからx=bの間の曲線の下の面積が確率だと説明してある。そこでこの説明をこの問題に利用するとF(x)=Pr(X=<x)=∫(X<x<+∞)λe^-λxdx=(-λ*e^-λx/λ)(x=+∞)-(-λ*e^-λx/λ)(x=X)=e^-λX となる。次の問題X>aを条件にX>a+bとなる確率だがa,b両者が非負数であればX>a+bはX>aという条件を自ずと満たしているから、Pr(X>a+b|X>a)=e^-λ(a+b)となる。絵入りで説明したほうが分かりやすいのだが、教科書を自分で見ながら考えてください。因みに上の分布関数は指数分布関数と言われるものです。インターネットで調べればその形はすぐにわかります。
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