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近年、オーケストラの指揮者は指揮棒を持たない人が増えたような気がします。

例えば、
・ゲルギエフ
・ブーレーズ
・小澤征爾 (若い時は持っていた?)
・アーノンクール
・ノリントン (持っている動画もある)
・ブリュッヘン

1.これは歴史的に見て、持たない指揮者が増えてきたということでしょうか?
2.個人的には指揮棒を持たないと、後ろにいる演奏者は「ビート(拍)」が見づらいのではないかと思うのですが、「持つ・持たない」のメリット・デメリットはなんでしょう?

3.また、合唱では指揮者は基本的には持たない気がしますが、なにかお気づきの点はありますか?

(※個人的な感想で結構ですので、こうではないかとお考えのことがございましたらお知らせ下さい)

A 回答 (3件)

私個人としてはたまたまそういう時期なのかなと思います。


指揮棒を持つ人が増えるのか減るのかは、まだ判らないと思います。

持つデメリットですが、バロック時代のリュリは指揮杖で自分の足を強打してその怪我がもとで亡くなっています。
また最近になると思いますが、著名な指揮者でも手や額に突き刺って流血したりする事件が発生していて、
指揮棒はグラスファイバー製になったりして強度が増している分、自らを傷つける凶器にもなりますね。

私は指揮棒を振るう指揮者が格好が良くて憧れますが、指揮棒を持たない指揮者はオケに対して繊細な要求をしている感じがしますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「指揮の歴史」で検索したら、バロック期は杖だったようですね。最初は合図のようなものだったのでしょうか。
指揮棒で流血した人もいるのですね。熱血指揮者はありそうです。
私も指揮棒を振っている指揮者の方が好きです。軌跡が残像になって目に見える気がします。

お礼日時:2016/06/22 19:23

持っても持たなくても大して変わらない気がします。

個人の好み。
楽団の演奏者には少なくとも指揮者の上半身全体が見えています(というか見える位置に座る)ので「後ろだから指揮が見にくい」ということはないと思います。
「どんなファッションに見せたいか」と同じで、「楽団に対し指揮をどう表現したいか」といったことなので、メリット・デメリットでは語れないのではないでしょうか。ただ厳格な指揮棒の縛りがなくなるぶん、よりダンサブルというか、全身を使った自由な表現にはなるのかもしれません。それが楽団全体の演奏表現に伝わるということはあるでしょう。
近現代の曲も入ってくると規則的な拍子やリズムから開放された曲が多いですから、バロックや古典しか無かった古い時代よりは、指揮棒を持たない指揮が増えるのも必然なのかもしれませんね。

本当にただの憶測ですが、合唱で持たないことが多いのは、一体化(シンクロ)の観点から自然とそうなったのかもしれませんね。楽団員の楽器が指揮者の指揮棒に対応していて、声楽は身ひとつだから指揮者も身ひとつ・・・という風に。指揮と演奏者というのはまさしく「シンクロナイズ」ということですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
指揮棒を持つ・持たないはあまり影響しないのでは、ということですね。
指揮棒を持っていないと体全体で表現するような指揮になり、たとえば小澤氏の指揮などもダンスのようでもあり、それが演奏者に伝わってノリ易くなるのかもしれませんね。

また、合唱ではダイレクトに指揮者の意図が伝わって「シンクロする」ということですね。

お礼日時:2016/06/22 19:28

シカゴ交響楽団の基礎を築いたフリッツ・ライナー(1888年12月19日-1963年11月15日)は、指揮棒をわざと小さくしかも下の見難い位置で振ることにより逆に団員の注意をひいたそうである。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%87%E6%8F%AE …
ここから持たなくなっていったんでしょうね

はじめは杖だったみたいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
以前、ある雑誌で読んだのですが、当時トランペット首席のアドルフ・ハーセスがフリッツ・ライナーの指揮を双眼鏡で覗いたら、「あれがビートだったのか」と言ったそうです。それくらい振り方が小さかったようですね。

そのころから持たなくなっていたそうで、最初は杖だったのですね。

お礼日時:2016/06/22 19:18

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