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「怒り」は表現することで争いを避ける可能性を高めることが出来て、その結果生存確率が高まったことが予想出来ます(人間は言語があるのであまり必要無いですが)


しかし「笑い」「恥ずかしい」「悲しい」という感情の生物的な優位点が思いつきません。

笑うのはリラックス効果があり健康的な優位があるものの、それだけなら表現する必要は無いですし、
恥ずかしいという概念はどう考えてもその行動を避けるための機能なのに、なぜそれを周りに知らせて余計に恥ずかしさを増してしまっているのか


進化論など、生物的にどのようなメリットがあるのか予想でもいいのでよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

他の動物と比較して力が弱く、脚も遅く、空も飛べない原始の人類はコミュを形成して集団で外敵に対抗して生活するしかなかった。



食べる為に狩をするのにも、身体能力が劣っているので集団で対抗。
植物を栽培するにも1人では限界があるので、集団で作業。

装置や機械は無かったので、コミュを形成して集団力で外敵との競争に勝つしか方法が無かった。

そういうコミュを維持する為には、相手が何を考えているのかを察知して行動しないと秩序が乱れてしまう。

相手が怒っていると解れば、さらに刺激して興奮、争いになる可能性が高まる。そうならない様に、怒りが収まるまで待とう、とか。

笑っていてば、何か楽しいことが有ったらしい事が解り、楽しさを共有する為に、自分に楽しさが伝わってくる。

悲しい表情をしていれば、「何かあったんだな」と理解でき、悲しみを軽減できる事をして上げられる、と思って行動に移す、とか・・。

力の弱かった人類が、過酷な環境で生き抜いて行くために、コミュの中で感情を外に出す事をした。

生まれつき備わっている能力では無く、学習で得る能力。
生まれたての人間は感情を外に出す能力が未だ備わっていない。

あいての表情を見て真似(脳の中で)をする事で学習して培われる能力。
コミュニティを維持する事が元々の目的。
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笑い:敵意はないですよ。


   ということで共存するための強固なベースとなりうる安心感の構築という意味。
恥ずかしい:そもそもは無防備な状態の時に周囲に対する警戒心を促す意味。
悲しい:愛着という気持ちを強化することによる仲間意識の強化という意味。

それぞれの意味がきっと進化の過程で有利に機能したんだと思います。
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何故、感情を表に表現するのか?ですか?



他人を理解する為。相手に自分が何を考えているのかを理解させる為。
他人の振る舞いや顔の表情から、自分の脳神経回路を使って他人の心を想像するということを行なうため。
多分、動物には無い脳のメタ機能。

また、人間は感情を表に表現しないと、内面の輪郭のはっきりした感情を維持出来ない様に出来ているから。

「悲しみ」「怒り」「可笑しい」など、輪郭のはっきりした別の感情なんですが、表現をしないとお互いの感情の境目がぼやけてしまうので、表現して維持する。

例えば、夜遅く仕事帰りの道。誰もいなくて自分1人だけ。
何の箱につまずき痛い思いをして、カッとなって箱を蹴飛ばす。
子供なら無くかも知れない。

だれも見ている人がいないので、感情を表現する必要はないのに、怒ったり、泣いたり、感情を表現する。
これは、内面の感情を維持する為の行為。

詳細は大脳生理学の専門書をどうぞ。
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この回答へのお礼

もう少し具体的にお願いします。
どの感情が他人にどのようなことを理解させて、それによってどのような生物的メリットがあるのでしょうか?
現代社会で例えるより、原始時代のような状況で例えて貰えると進化論のイメージが湧きやすいです。

お礼日時:2016/07/09 14:10

「恥ずかしい」以外は、高度な抗ストレス作用がある。


知的活動を行なう人間は、動物が敵から受けるストレス以上に、高ストレスを受ける。特に脳ストレスを開放しないと、ヒトの場合は、最悪、死に至る為、色々な感情で開放している。

笑い
副交感神経が優位になりストレスを開放させる。
NK細胞が活性化して免疫力をアップさせる。
血圧を下げ、心臓を活性化させる。

恥ずかしい
人を人たらしめている高度なメタ機能(感情)。
社会生活を営まない生物は必要ない。
社会生活を営む生物では協調などが要る為、恥のメタ感情が出てきた。
人は前頭連合野が30%を占め、猿は11.5%、猫は3.5%
前頭連合野の割合からみて、「恥ずかしい」という概念は人だけのものの様に思う。
前頭葉の発達した人間にしか無い感情。

悲しい
悲しい時に流れる情動の涙には、高い抗ストレス効果がある。
脳ストレスは睡眠や食生活の改善でも消し去るのは困難だが、感動の涙により解消することが可能。
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この回答へのお礼

すいません、感情そのものではなく「感情表現」の話なんです。
抗ストレス効果などは内部的に行えば済むのにわざわざ表現する機能がついている、ということについてです。

例えば「怒り」は戦闘することだけを目的としてるのなら、表現する必要がありません。
内部的に興奮状態を作れば良いだけです。
しかし表現することで、相手が引いてくれる可能性が出てきて、戦闘の回避に繋がり、生存確率を上げることが出来たと考えられます。

お礼日時:2016/07/09 09:38

まずは悲しみについて考えてみたいと思います。


よく動物番組で草食動物の親子がでてきますね。
子どもが肉食動物に生命を絶たれても、親はいつまでも子どもの死骸のまわりにいて、視聴者からみると悲しそうに見えます。
悲しみは愛情と一対と考えると理解しやすいかもしれません。子育てに有利な愛情が悲しみという感情も育ててきたのではないでしょうか?

恥ずかしいという感情は特に日本人に多くあるように思われます。
そうでなくとも、人間独特で他の生物にはなさそうです。
生きる為に集団行動が大切な日本人 農作業では田植えや草取りは集落共同でやらないと効率が悪化するので、弥生時代から育まれた感情ではないでしょうか?

集団行動から逸脱すると生存確率がさがるので、もしかしたら自分で考えて行動するという人間に行動へのブレーキの役目を果たしていたのかもしれません。

笑いはこれこそが人間の特徴
高度なコミュニケーションの産物 私はあなたの敵ではないよ というメッセージがあると思います。仲間意識を高めて自己防衛に寄与するところからいろいろな笑いが生まれたのかもしれません
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この回答へのお礼

「感情」そのものではなく「感情表現」の話なんです。
悲しいという気持ちを持つことに優位性があるのはわかるんです。ただ、それを表現する意味がどこにあるのかっていうことです。
人間以外の動物も悲しいという感情はあるようですが、悲しさを表現する機能はあまり見られないですよね。
人間は非常にわかりやすい悲しみの表現をする生き物です。

恥ずかしいという感情も、持つことによる集団生活の優位性はあると思うんですが、それを表現する意味がわからないのです。

お礼日時:2016/07/09 09:31

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