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昨日シン・ゴジラを観て来ました。
非常に良く出来ており、ゴジラ以外の全てが極力リアルに作られていたように思います。
ただ釈然としない点が幾つかあり、既に御覧になられた方の意見をお伺いしたいと思います。

1点目
作中牧博士が残した謎の紙は「折り紙」であったことが判明し、これが元素変換を行える細胞膜の構造であるとの見立てで調査を行った結果、実はその元素変換を行う細胞膜の活性を抑制する極限環境微生物の分子構造であった。とのことですが、微生物の分子構造が分かったとしても、生物をゼロから合成する能力は現在の人類には存在せず、仮に出来たとしてもその達成には莫大な時間がかかります。これは「細胞膜の活性を抑える微生物が持つ作用分子」の構造であったという解釈で宜しいのでしょうか。

2点目
こちらがメインなのですが、血液凝固剤の投与によって何故ゴジラは凍結したのでしょうか。
核融合に必要な放熱装置である血流を止めるということはつまり、放熱が出来なくなる=体温は上昇し、ゴジラは大炎上(大爆発)するように思えるのですが、どういった理由で逆に体温は氷点下に至り、凍結したのでしょう。ゴジラ凍結作戦と呼称されていたくらいですから、最初から凍結させる目的があり、そこに何らかの根拠があったのでしょうが、原理が不明です。

初代ゴジラが凍結されるオチだったからそれに習った等、精神論やご都合論では無く、論理的な回答をお願い致します。

A 回答 (1件)

まあ、何というか、80%以上エヴァでしたね(笑)。


エヴァの世界を実写でやって、使徒じゃなくてゴジラにしただけ、みたいな。
何もBGMまで流用しなくとも、と。
これ以上ないぐらい庵野さんだったなあ、という感想です。
いや、あれはあれで面白いんですがね。

さて。

1.この辺はかなりご都合でしたよね。
無理やり解釈するとしたら、「その辺の工場でよく作ってる溶剤の一種に過ぎなかった」とか「解読を進めるとご丁寧に作り方のレシピが書いてあった。しかも超簡単。」でないと辻褄が合いません。

2.確かにここも劇場でずーっと頭の上に「?」が浮かんでました。血液凝固剤という表現も正しかったのかどうか。
仮にも血液なのに八塩折(やしおり)の酒よろしく、口から飲ませるだけで良いの?とか、あの角度じゃ吐いちゃわない?とか(笑)。
注射してる描写じゃなかったですからねー。
そして、何故「凍結」だったのか。一応話の流れに沿えば、血液の流れを止めれば、原子炉(となっている器官)が「スクラムする」という発想の作戦だったはずです。
ゴジラが持ってた新元素とやらは安定状態だと極度の低温だったのかもしれませんね。
それにしたって説明できない部分が多いのですが。

まあ、庵野さんのことですから、彼なりの理屈は用意してるんでしょうけれど、
相変わらず説明しないですね(笑)。
ラストシーンの謎もありますし、きっとそのうち解説本が出るでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
何というか政治や自衛隊の配置、武器等に関しては恐らく綿密に調査が行われていたにも関わらず、肝心の科学的根拠に基づく説明が希薄であったのが自分の中でのマイナスポイントです。ゴジラの倒しかたに現実味が無いとなると結局ウルトラマン出てきたり超兵器による攻撃で倒してしまうのと同義になってしまうんですよね、極論で言えば。
まぁそれでも十分に面白かったのですが。

原子炉のスクラムですか。納得のいく説明ではあるんですけどこれまた随分な希望的観測ですよね。
仮にスクラムが起きずメルトダウン・爆発した場合、核攻撃と遜色の無い、あるいはそれ以上の被害が東京及び日本列島に及ぶわけで、作中では何らかの実験結果の描写(ゴジラ組織に対して凝固剤添加した場合、細胞活動が休止し凍結する等)が欲しかったです。

ラストシーンに関しては受け手の判断にゆだねるということでしょうが後の巨神兵であるとかエヴァへの布石であるとかの考察は「粋」では無い気がします。

ご回答有難うございました。

お礼日時:2016/08/01 21:15

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