プロが教えるわが家の防犯対策術!

65歳の母親は頸部骨折骨結合術を終え、退院しました。
手術から2週間で杖をつかずに歩けるまで回復しました。リハビリの先生に「日常生活がリハビリ、痛くなければ転倒にだけ気をつけてどんどん歩いたり、なんでもしていいです」と言われました。
整形外科の先生もピンで固定してあるので、過度でなければどんどん動いて良いと言われました。

それで、今手術後17日目ですが家の中では階段の上り下り、食事の支度、なんでもやっているのですが骨がまだ付いていないのにこんなに動いていいのでしょうか。ピンが飛び出すなんてことはないのでしょうか。母は一人暮らしで現在は私が見守りをしていますがその点が心配です。
本人は夜寝る前に多少の鈍痛はあるが休憩を入れながらなら日常生活のことはもう結構できると言っています。

質問者からの補足コメント

  • すみません。
    母が正座したがるんですけど、少しづつ正座の練習をしてよいでしょうか。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/08/29 16:06

A 回答 (4件)

転子部骨折じゃなくて頸部骨折なんだよね?


だったらおそらくハンソンピンってやつか、キャニュレイテッドスクリューで頸部の回旋を予防しつつ固定しているはず。
骨折の治療に大事なのは、骨折部の圧迫と固定なのね。
このどちらの手術方法でもそうなんだけど、インプラント単体で圧迫をかけてはいるんだけど、荷重による圧迫も必要なのよ。
だからなるべく術後は頑張って早期離床して無理にならない程度で荷重を伴う運動をする必要があるんよ。

>今手術後17日目ですが家の中では階段の上り下り、食事の支度、なんでもやっているのですが骨がまだ付いていないのにこんなに動いていいのでしょうか。
うん、大丈夫だよ。
むしろ動いて血流を骨頭部に与えないと、骨頭壊死して今度は人工骨頭置換術しないといけなくなるよ。
骨っていうのは栄養を骨の周りを覆う骨膜ってのから得ているんだけど、骨頭部は関節包ってのに包まれているから、骨膜が無いのね。
そして大腿骨頸部骨折ってのは、この関節包内で発生した骨折を指す。
だから栄養を取る場合、もっと足側の骨膜から栄養を得るんだけど骨折しちゃってるから、骨頭に向かう数少ない血管も断裂している箇所が多くて、栄養を行きわたらせることが難しいの。
だからこそ血流を良くして、少しの血管でも骨頭へ栄養が行くようにして、骨癒合を促進させなきゃいけないんよ。

>ピンが飛び出すなんてことはないのでしょうか。
無いと言うと嘘になる。
女性の場合だと骨粗鬆症を合併しているケースが多いから、抜け出ちゃう(バックアウトっていう)ってこともある。
だけどよほど骨粗鬆症が進行していないかぎり、ハンソンピンでもキャニュレイテッドスクリューでも抜けてくることはまずない。
それに大腿骨頸部骨折の手術ってのは、整形外科医では最も多い手術と言っても過言じゃなくて、整形外科医の基本的な手術の一つだから、まず大丈夫だよ。
もしバックアウトしちゃったら、再手術が必要になっちゃうけど、その場合は人工骨頭になる可能性が高い。
バックアウトの具合にもよるけど、打つ位置を変えて再手術って方法もあるっちゃある。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
頸部骨折です。ガーデンステージ2だそうです。整形外科の先生は骨頭壊死の可能性はあるにはあるが、そんなことを考えるより、どんどん動いてくださいと言われました。

骨頭壊死がとても気になって、ネットで調べたのですが確率が血流と関係していて、確率が0-21,1%というところまでしかわかりませんでした。
ご回答いただいて、とてもよく理解できました。整形外科の先生の言っていたことの理由もよくわかりました。
本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2016/08/29 16:01

No.2および3です。



>母が正座したがるんですけど、少しづつ正座の練習をしてよいでしょうか。
人工骨頭置換術だったら正座はマズイんだけど、骨接合術だから、まあ大丈夫だとは思う。
だけどする場合は主治医とリハビリの担当者にちゃんと相談して許可がおりてからじゃないとダメだよ。
ただね、手術後にはなるべく正座はしない方がいい。
お風呂なんかでもシャワーイス置いたり、食事も座卓から変えたりした方がいいよ。
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この回答へのお礼

再度ご回答ありがとうございます。
>主治医とリハビリの担当者にちゃんと相談して許可がおりてから
わかりました。
感謝いたします。

お礼日時:2016/08/29 19:13

No.2です。



>頸部骨折です。ガーデンステージ2だそうです。整形外科の先生は骨頭壊死の可能性はあるにはあるが、そんなことを考えるより、どんどん動いてくださいと言われました。
garden分類のstage2だったら尚更リハビリ頑張った方がいいね。
完全骨折はしているけど、骨頭が嵌合しているくらいで血管の連続性は保たれているケースが多いから、骨頭壊死はそれほど心配しなくて大丈夫だと思う。
骨頭壊死になりやすいのは、stage3(回転転位とか)やstage4(すべての軟部組織の連続性なし)で、骨頭へ向かう数少ない血管が断裂しちゃってるような症例だから。

最近だとめんどうで自骨を温存できるハンソンピンなどの骨接合術をしないで、いきなりstage2からでも人工骨頭置換術にしちゃうよろしくない医師もいるから、質問者さんのお母さまの主治医はまともでちゃんとした整形外科医だと思うよ。
もちろん患者さんの環境や全身状態によってstage2からでも人工骨頭置換術にするのが良い選択の場合だってたくさんあるから、その点だけで判断はできないんだけどね。
いずれにしても自分の骨が温存できて良かったね。

頑張ってリハビリして、早く良くなるといいですね。
お大事に。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

整形外科の先生が「骨頭置換と骨接合術の2つの選択肢があるが、お母さんの場合は後者を推める」と言われました。
詳しいご回答をいただき、手術前の主治医の先生の説明も今になってよく理解できました。母が骨折した時
には気が動転していて、説明もよくのみこめませんでした。退院の際「1ヶ月後に外来で診察。それまでは自宅で普通に生活していてください。」ということでしたが、とても不安でした。
励ましのお言葉もありがとうございます。

お礼日時:2016/08/29 19:11

文面で拝見する限り、骨折は非常に程度の軽い物の様に見受けられます、


2週間余りが経過との事ですので現在は骨癒合が進行中です、
お年から考えますに、何よりも筋肉の量の減少を抑えるのが第一義です、
それには無理の無い範囲での動き・運動です、

ご心配なく、
固定してるピンが抜け出てくる様な事態は起こりません、そんな柔な外科処置では有りませんから、

骨折後日は浅いですから多少の鈍痛が起こる事が有るのは当たり前です、

注意をされる最大要素は再度の転倒や蹴躓きが無いように、
若い時とは違いますから脚の一歩の踏み出しにも、持ち上げにも最大限留意されながらの行動が肝要です、
普段と変わらなくなった時こそより慎重にです、

軽く済まれたようで何よりです、
ご本人様にはより注意を払う生活を心掛けていただき、
周囲の方には、口を酸っぱくして繰り返しウザがられる位に心得を伝えてあげて下さい、

どうぞお大事になさって、一日も早いご全快を。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ホッといたしました。

転倒に気をつけるよう、本人によく言います。

お礼日時:2016/08/29 14:50

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