プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

子どものころ読んで、話を少しだけ憶えているものがあります。
どの短編集(か何か)に載っているのかわからないので、もしご存知の方がいましたら教えてください。
内容は、
「人間だった主人公が吸血鬼になってしまう。最後、夜空を見上げると、人間のときとは見え方が違っていて、星空がとても綺麗だった」というような感じの話だったかと思うのですが……。
もしかして吸血鬼ではないかもしれませんが、よく思い出すシーンなのです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「流血鬼」ではないでしょうか?



ややネタバレになりますが…。
下記の内容に覚えはありますか?

この作品は小説「地球最後の男」(ウィル・スミス主演で映画化もされました)を下地に、藤子不二雄が翻案したとされています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E8%A1%80 …

話のあらすじは、
ルーマニアから広まった謎の伝染病のため、人類が次々吸血鬼になっていってしまうというところから始まります。
主人公は偶然感染を免れますが、人類を襲う吸血鬼を退治するという義憤に燃えて杭を作って大量に吸血鬼を殺害します。
実際には、人類のほとんどが新人類とも呼べる姿に変質してしまっただけ。
その「人類」から見れば主人公たちは流血を好む殺人鬼にすぎない=流血鬼、という逆転の価値観と、結局は現人類が敗北して終わるというバッドエンドにはっとさせられる作品です。
バッドエンドのはずですが、新人類の出発と、ラストのシーンでご質問にあるように、一ページ使って「空がこんなに…きれいだっただなんて!」と喜ぶ主人公の姿で締めくくられていたように思います。

「藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 1」
などに収録されています。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09143439
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この回答へのお礼

そうだったんですか……!
そうですそれです、まったくその通りの話でした!
早速、その本を探してみます!
とても懐かしく嬉しいです!
ありがとうございました!

お礼日時:2016/10/01 01:03

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