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産業革命が進む中、工場では女性や子どもが低賃金で働かされていたのはなぜか 教えてください!

よろしくお願いします(*_*;

A 回答 (5件)

まず、人手が足りなかった、ということが


あります。

だから、あまり役に立たない女性や子供も
使うようになったのです。

そして、女性や子供なら、男よりも安い賃金で
つかえる、というメリットもありました。



☆以下、NHK 高校講座 世界史より

産業革命が始まると、資本家や経営者たちは多くの利益を求めて、
長時間・低賃金で労働者を働かせました。

機械化によって、熟練した技術が必要でなくなり、
賃金の安い女性や子どもたちも多く使われるようになりました。
彼らは、使い捨てにできる労働力として、酷使されました。

また急激に人口が集中した都市はインフラが追いつかず、
上下水道の整備も不十分な、不衛生で過酷な環境でした。

コレラをはじめとする伝染病が流行し、
犯罪や貧困なども大きな問題となりました。

栄養状態も悪く、このころの労働者の平均寿命は、
20歳に満たなかったという記録もあります。
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価格というのは、「妥当と考えているヒトが多い」ということがベースになっています。


産業革命の時代になる以前から、女性の賃金は男性の賃金の半額程度と相場が決まっていました。特に賃金を規制する法制などがなければ、産業革命が進み、工業労働が増加しても、市場の価格はそうした観点で決まります。また、契約の自由が基本とされていて、児童労働の規制や長時間労働の規制はなかったので、長時間労働、児童労働も市場の取引の結果で増加しました。 
また、人類にとって男女の性別役割分担、就業する職場や職種の相場?(これは男の仕事・職場、これは女の仕事・職場と社会常識)があったので、男女混在の職場や職種は、産業革命で新しくできた職業にはなかった。 
産業革命で雇用労働に従事することになった男性の賃金も家族全員の生計を支えるほどの額ではなかったので、児童や女性も自由契約で賃金労働に従事し家計を支えるしかなかった。

一億総活躍社会というのも、男女雇用機会均等というのも、一人の賃金が家計を支えるほどの金額にはならないようにするという効果を持っています。機械化、自動化、AI利用で平均程度の能力しか持たない労働者の労働力は経済価値がどんどん低下する状況になりますから、そうした環境で多くのヒトを労働市場に供給すると賃金は急速に低下していきます。

雇用を市場での自由契約に委ねず、多くの規制をすること(雇用を強制することも含む)で、労働時間や最低賃金、あるいは労働能力や労働実績と切り離して、規制に基づく賃金を作り出すことが可能になります。
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決して、男性が高かったわけではない。


まだ肉体労働が多かったですから、力が強い男性よりは待遇が悪かったでしょう。
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イギリスを例にあげれば、


1.女性に対して市場価値が支払われず、慣習(※)によって支払われるという不当な対応の結果
2.女性や子供は労働時間が男性に比べて短いので時間給も低くなる
3.産業革命時、工場労働であっても肉体的力を必要とする職種がいまだ多く、体力面で男性に劣る女子供は生産性が低く、その分賃金に格差が出た

などが理由です。

※慣習:
・家族賃金のイデオ ロギー(女子供が働いた分も家族給として男性の賃金に吸収されてしまうので、賃金抑制のために低くおさえる)
・雇用主の女性労働に対する伝統的思考(女は体力面で男に劣る、生産性でも男に劣る)
・母性への信仰(女性は出産し家を守るのが一番と考えており、労働はにの次だと思っている)
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男尊女卑の考え方の時代だからではないでしょうか

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