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Wikipediaで調べてみたのですが、日本の大学で現在「教養課程」が存在する大学は、東京大学のみのようですね。
しかし、最近は「リベラル・アーツ」という大学用語もよく耳にしますが、こちらは専門課程の基礎のための教養課程(一般教養)ではなく、「リベラル・アーツ」という学際的な学科それ自体が存在するということなのでしょうか?
教えてください!

A 回答 (1件)

中世ヨーロッパの場合は、リベラルアーツと同様の意味として、哲学科(哲学を研究する学科と言うより、哲学する為の基礎教養=自由7科を身に付ける基礎学科と言う位置づけです)が存在していました。


当時は、そのような位置づけだったので、哲学科は学問としては、実学的な医学科や法学科に対する予備学科として取り扱われていたので、カントはそこに哲学する事自体を目的とした位置づけへの転換をはかりました。
日本の場合は、その流れで、人文系の学群の中に哲学科が存在しています。
学科や学部としては、東京大学の教養学部、ICUの教養学部が代表的ですが、教養学部で行う大学や、国際教養学部、教育学部、学芸学部や、教養部を改組した学部を作って教育を行う大学がありますから、学科として教育を行っている大学は多数ありますよ。
なお、大学の教育制度改革により、基礎教育科目の必修単位数に制限は無くなりましたが、語学、体育、一般教育(一般教養)科目に関しては、その科目名にこだわらず、各大学で必要なものを必修又は選択必修科目としています。
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