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コナンのスペシャルか劇場版かで、コナンが難関を突破するために用いた難しい計算式を教えてください。

確か状況は、コナン達がいるビルが爆発寸前で、ちょうどビル内にあった車を隣のビルまで飛ばして脱出しようとした時だったでしょうか…。(←曖昧です)
そのために必要な加速度とかを暗算で出していたような気がします。
普通高校では習わないような式だったような気がします…。


他にもコナンが発言した式があれば知りたいです。
そういうのをまとめてあるサイトがあれば教えてください。

A 回答 (5件)

映画「天国へのカウントダウン」での、クライマックスシーンです。


たしか、計算式を出したのは灰原で、解いたのはコナンだったと思います。

・高低差20Mある隣の建物に、移動するときに、必要な速度を出す為に落下時間を合わせて考えた計算式です。

2秒で60M進まなくてはならない場合、1秒で30M進むに等しいと考えると、30m/sec(1秒につき30M進む)となり、時速108kmを出さなくてはならない。
と考えるわけです。
・そうなると、計算式は、
T=√2s/g
T=時間(秒) g=重力加速度 9.80665m/secの2乗
S=落下距離20M
を表します。

これを代入すると、
T=√2s/g
2×20/9.80665
=40/9.80665
となり、
答えが2.02秒となるのです。

他にも、灰原は、コナンスペシャル「1200万人の人質」で、高さが125mで、1週に18分かかる観覧車があり、ゴンドラの移動速度を出していたりもします。

高さ125mで、1週18分かかるのであれば、回転直径105mだと想定した上で、移動速度は30cm/秒と出しています。

計算式は、105×18/60(回転直径×18分/1時間)で、
・105×18=1930
1930÷60=32.16//で、およそ30mとなります。

これは、難しいと思われがちですが、基本である「速度/時間/距離」の求め方に忠実なので、小学校5年生くらいで習ったことの延長上にあるものです。なので、特別難しいと言うことはありませんよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
他の例も挙げてもらってうれしいです。

観覧車→回転→等速円運動→物理2!?
と思ったんですが…(汗)

それにしても、このカテゴリーでこんなにも勉強的なやり取りができてすごいと思いました。こういうのもいいですね。
おかげで脳が刺激されました(笑)

お礼日時:2005/06/11 18:18

「天国へのカウントダウン」のパンフレットに、原作者の青山剛昌氏と監督のこだま兼嗣氏の対談が載ってます。


それによると、
こだま氏の弟さんが機械関係の設計をやっているので、協力してもらったそうです。
また、青山氏のお兄さんが科学者をしていて、絵コンテの計算式を見てもらったら実際に計算し始めて「あってるよ」と。

つまり、この脱出劇のアイデアは青山氏なのですが、計算式まで出して細かく……というのはこだま氏が映画をやる時でないと出ないかもしれませんね……という話です。
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この回答へのお礼

なるほど…。
本人がそういう計算に詳しいというわけではないんですね。
推理ものを書くのは作者自体がその分野に詳しいのかどうかよく分かりませんが、毎回よく思いつきますね。

それにしても作者とコナン役の結婚には驚きましたね…。

お礼日時:2005/06/11 18:07

劇場版名探偵コナン「天国へのカウントダウン」のクライマックスシーンですね


このとき台詞言ってるのは灰原です

高低差20mで60m先の隣のビルに飛び移るのに必要な速度を出すために、落下時間を出したときに式が出てます。
   t イコール ルート 2s分の2
t:落下時間(秒)
g:重力加速度 9.80665 m/sec2
s:落下距離 20m

式に数値をあてはめると
   t = ルート 2×20/9.80665 = 2.02(秒)
20m落ちるのに約2秒だから、2秒で60m進まなければならない
よって 1秒で30m進まなければならない
秒速30mは時速108kmになります。

しかし車がある部屋ではこの速度まで加速するための距離がない。
そこで灰原が計算した後にコナンが爆弾が爆発する衝撃を利用して加速することを提案する

って流れです。
小学館が出してる劇場版コナンのカラーコミックスの159ページあたりを見ました。
ビデオレンタルして一時停止で確認してみるのもいいかもしれません。
あと、この式は進学系の普通校の物理なんかでやりますよ。私は2年くらいでやった覚えがありますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
何のシーンかも教えてもらってすっきりしました。

確か映像で式が表示されたので、その通り教えてほしかったんです。
重力加速度はそこまで細かい値で計算したんですか?
機会があれば確認してみたいですね。

コナンが難しい式を発言したのはこのときだけでしたか?

お礼日時:2005/06/08 19:42

計算したのはコナン


式は灰原哀

t=ルート(2s/g)
(g重力加速度 s落下距離)
よってT=2.02秒

車を時速108kmを出す必要があると計算していました。

高校物理でやったような気がします。


でもこの式には空気抵抗をみていないからなあ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そういえば灰原さんも一緒に考えていましたね。
あんな状況でよくクールに計算できるなあ…と思いました(笑)
見る限り高校レベルのようで…。
コナンも本当は高校生のはずですから、それ以上のレベルは知らないはず…?

空気抵抗入りだと速度が落ちますよね。

お礼日時:2005/06/08 19:31

あれは全部高校の物理の力学の範囲で解けます。



要するにXm前方のYm下がった地点に車を着地させるには水平初速vはいくらか?という問題ですので
X=vt
Y=(gt^2)/2
で式を立てて解けます。(tは着地するまでの秒数)

よく高さいくらのガケから石を前方にどれだけの速さで投げたら何秒かのちに前方いくらの地点に落ちたという問題があります。(高さ、初速、秒数、落ちた地点のどれかを求める)それと同じ問題です。

*ただし、物理の問題は小さい石ですので空気抵抗などは無視できますがコナンの場合は車ですのでこういったものが無視できません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
見た当時はまだ習っていなかった(あるいは理解していなかった)のと、記憶が曖昧だったことが重なってて…それで余計に難しく見えたようです。
今だから思えるんですが、それを見ると簡単なところですね。

アニメ内では肝心の空気抵抗を考慮して計算していましたか…?

お礼日時:2005/06/08 19:24

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