
先日、「鼓の会」の催しのため、初めて国立能楽堂へ行きました。
普段の公演と違い、鼓の解説があり、生田コレクションの生田氏によるトークもあったのですが、
その時気になったのが、生田氏の服装です。
普通のジャケットにスラックスというごく普通のスタイルなのに、足元だけは白足袋でした。
トークの相手をしていた女性はマキシム丈のロングスカートだったので、
足元は見えませんでした。
はっきり言って、ヘンでした。
これは、能舞台へ上がる時は必ず白足袋着用と決められているのかな、
と素人考えをしています。
お能のことは全く知らないので、ご存知の方、教えて下さい。
No.3
- 回答日時:
お舞台に上がるときは、絶対に足袋を履きますね。
あと、眼鏡・時計・ピアス・ネックレス等の装飾品も、お舞台の上ではしてはいけません。
私が、聞いた話には「お舞台の上は現実の世界ではないので、現代の物を持ち込んではいけない」との事でした。
白足袋なのですが能では、シテ方さん・ワキ方さん・囃子(はやし)方さん・地謡(じうたい)方さんすべて白足袋だと決まっています。
アイ方(狂言方)さんは色足袋です。(黄色の足袋をよく見かけますが・・・)
(シテ・ワキ・アイは舞を舞う人、
囃子は太鼓・大鼓・小鼓・笛で演奏する人、
地謡は唄う?人達の事ですよ。)
あと、白足袋は正式と云うか、畏まった場所でのスーツと云うべきか、誰に対しても非礼に当たらないものと云った感じです。
お舞台の上は神聖な場所ですので、白足袋で・・・と、云う事でしょうか。
素人の方のお稽古でお舞台を使用する時は、洋服でも足袋ですね。
やっぱりそうでしたか。
TVかホール公演かで、狂言の黄色い足袋は見たことがあるような...
とにかく「足袋」は決まり事なんですね。
どうもありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
能舞台が神聖な場所であるということと、もうひとつは能舞台の床の保護のためと思います。
能舞台の床板その他は木材で出来ていて大変貴重なものです。
長持ちをさせるために、ぬか袋で磨いたり、白木に触らないようにしたり、少しでもいい状態で保存するために、舞台の上では大変気を遣います。
舞台に上がる人の脂や汗がついて、床を傷めないようにすることも大切なのだと思います。
ロングスカートやスラックスなら正座できますが、もしミニスカートなら許されないでしょうね。
長時間にわたる謡を行う場合には、赤い敷物(もうせん)を敷くのが一般的です。
なお、狂言方の足袋は白ではなく、黄色や黄と茶の縞になっていますので、絶対に白というわけではないと思います。
狂言では色物の足袋もあるんですね。
でもいずれにせよ、綿100%のソックスなり足袋をはかなければダメ、ということですね。
素足なんてもっての他ですね。
そこまで舞台の維持に気を遣っているとは知りませんでした。
どうもありがとうございます。大変参考になりました。
No.1
- 回答日時:
趣味のサークルで利用している建物に能舞台があるのですが、そこの能舞台を利用するときは『足袋か綿100%のソックスをはくこと』と事務の方から言われています。
普段は能舞台を使ってないので他の人の姿を見ただけ
ですが、足袋じゃない人は白いスクールソックスみたいな
のをはいていました。
化繊が入っていてもダメみたいなので、その方は
足袋着用だったのではないでしょうか?
国立能楽堂だともっと格式がありそうなので、絶対に
白足袋着用かもしれませんね。
やはりそういう決まりがあるんですね。
確かに能舞台が誕生した時代に化繊はありませんでしたものね。
どうもありがとうございました。
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