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森博嗣さんのS&Mシリーズの「西之園萌絵」というキャラクタ、私はけっこう好きなのですが皆さんはどうですか?
好き嫌いと、できればその理由も教えて下さい。。

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A 回答 (5件)

もう一回だけ書かせてください。

(内容が内容だけに、何度もやると荒らしに見えますからね)

>森さんがペナルティをかける必要性がないと判断したのか、あるいはペナルティをかけると物語の雰囲気が壊れると思ったのか、

つまり、ここが嫌で、許せない部分なんです。
例えばもっとわかりやすく「殺人」を例に挙げます。
殺人は悪いことですね。その悪いことをするにあたって、普通なら「どうしてそれをしたのか」という流れがあるわけでしょう。殺人動機。人物の性格、背景。それを納得させてこその小説ですよね。納得出来なかったら、話に入れませんよね。
で、「殺人」≒「あのいたずら」とした場合、動機は「気を引きたかった」でしょ?「気を引きたかった」の重さと「いたずらの内容」の重さがつりあいがとれていません。このつりあいを取るためには、西之園萌絵さんが、箸にも棒にもひっかからないほどの自己中娘である必要があると思うのですが、彼女はかなり自己中心的には描かれているけど、その程度が足りない。背景が納得出来ないのなら、結果にペナルティがなければつりあいが取れないのに、それもない。

この釣り合いの取れなさが、わたしの感じる、

>、森博嗣は上記のことをその程度にしか捕えていないわけですよ。この作家は何かが欠如している

ということなんですよ。作者は、作中人物とは別に価値判断を持っているはずなんです。それなのにそこが見えて来ない。見えて来なければ、登場人物程度の感覚なのだと思うしかない。
筆力がなくて描けなかっただけという可能性もありますが、他の部分はそれらしく書けていると思うので、そう考えにくいのです。

いたずらの例は一例で、こういう点でわたしには「納得出来ない」ところが随所にあった。(読んだのがもうずいぶん前なので、具体的に覚えてないけど……)

>良いことをするかもしれないし、非常にひどいことをするかもしれない。

これはもちろんそうです。フィクションですからね。でも、
”作者は、作中人物とは別に価値判断を持っているはずなんです”(上記に戻る)
うーん、言いたいことが伝わるといいのですが。はっきり言って、自分でもわかりやすく書けているとは思えない……(^_^;)。

まあたしかにわたしは「バカミス」が嫌いな方なのですが、でも有栖川有栖あたりは読めますから、「現実に」という部分、それほど厳しいわけではないのですよね。
(すみません、”現実に”という言葉を使ったのは間違いだったかもしれません)

なるべく注意して、ネタバレにならないように書きますが……(未読の方はご注意~)








「封印再度」で。
「鍵」はいいとしましょう。現実では有り得ないと思うけど、このくらいなら許容範囲です。腹は立たない。
でも「扉」と「子供の台詞」の理由付けがねー。扉をもしそういう理由にするんだったら、他の誰も近づいたことがない、という設定くらいは必要だと思うし、そもそもいつかは本人が締め出されたり、閉じ込められたりすると思うんですよ。ここを無視するのが許せないんですねー。
「子供」の部分はもっと気持ち悪いなあ。子供は大人ほど言語に縛られませんから。ここが森博嗣が頭でしか物を考えてない部分だというのだッ!作者は言葉を記号にしか捉えていない。大人が意識的にする言葉遊びなら許せるが、子供があんな場面であんな言葉遊びをするかッ!(激怒)
「いない」と言うためには二段階くらい(無理すぎる)飛躍がありますよ。非論理的。
……あー、ダイレクトに言えないのがまどろっこしー。

>トリックとして可能性があり、なおかつそれで論理的な説明ができる

わたしには……とは思えないので、嫌いなのです。これを理系ミステリというのは間違ってませんか?むしろオオマジメに見せたバカミスというべき。バカミスとして売り出されたのなら腹は立たないんだけどなあ。
でも森博嗣はタイトルは実に秀逸ですよねー。ここだけはいつも感心しています。
(一応最後にちょっとだけ褒めてみた(^o^)。でも、タイトルが上手いなあ、と思うのはほんとです。わたしが眺める書名の中では、一番上手い作家だと感じています)

手元に本があるわけではないので、もし記憶違いがあったらすみません。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

>彼女はかなり自己中心的には描かれているけど、その程度が足りない。背景が納得出来ないのなら、結果にペナルティがなければつりあいが取れないのに、それもない。

おっしゃっていることはなんとなく理解できるような気がしますが、私は「つりあいをとらなくてはならない」と思ったことが(多分)ないので・・。。。また、そのつりあいも、例えば萌絵の「いたずら」をalcheraさんのように激怒する、という人と私のように怒るかもしれないけれど多分許す、という人とでは重みが違うため、何がつりあうと考えるかも違うかもしれませんね。

>大人が意識的にする言葉遊びなら許せるが、子供があんな場面であんな言葉遊びをするかッ!(激怒)

(ネタばれになるかもしれませんが・・)
えっと、あれは言葉遊びでしたっけ?
確か、大人と子供で「いない」という言葉の定義が違う、という話だったように記憶していますが・・。
例えば、リンゴの名称をを間違って「いちご」と覚えた子供がリンゴを見て「いちごがあるよ」と言ったのを、大人が本当にいちごがあると信じ込んだ、というような意味で理解してますが、違ったかな・・。。

お礼日時:2005/09/10 23:08

大嫌い!!です。


まあわたしはそもそも森博嗣が大嫌いなのですが……
(5冊読んで大嫌いになりました)

Fは面白かった。設定の特異性に感動した。真賀田博士のキャラクターは非常に良かった。

で、次に読んだのがたしか「数学者は笑わない」。これは、かなり初期から「まさかと思うけど……これがトリックじゃないよね?」と思っていたのがまさにそうで(T_T)。だってあれは子供だましでしかないでしょ。

「封印再度」もトリックの部分で唖然としましたね。「有り得ねえ!!」と激怒しました。
お尋ねの西之園萌絵嬢を大嫌いになったのも多分この話。たしか、病院に入院したエピソードがあって、その時に「自分の命はもう長くはない」と犀川先生をかつぐところがありますよね?ここで森博嗣が許せなくなりました。

想像してみてください。恋人、あるいは仲の良い友達とか。もし実際に同じことをされたら、どうですか?
まず「○○さんは長く生きられないかもしれない」と思った時点でものすごくショックを受けませんか?わたしだったら、眠れないほどショックだろうし、泣くし、心を色々悩ませます。それは出来れば生涯味わいたくない類の思いです。

そんないたずらは人としてやっちゃいけないことですよね?
……でも「人としてやっちゃいけないこと」でも、ストーリー上、必要ならそういうエピソードがあってもいいんです。倫理にもとることは一切書いちゃいけない、といったらミステリなんて書けません。殺人とか山ほど起こるわけですから。
わたしが許せなかったのは、小説のなかで「人としてやっちゃいけないこと」をやった萌絵嬢が、全く(ほとんど)ペナルティを受けてないことです。森博嗣は”ほんの小さないたずら”としてしか書いてない。犀川先生はたしかに怒ります。でもほんのちょっとでしょ。これでは「約束の時間に遅れました」程度の重みしかない。

つまり、森博嗣は上記のことをその程度にしか捕えていないわけですよ。この作家は何かが欠如している、とわたしは感じました。もしわたしが同じ事をされたら、激怒して、そんないたずらをした人とは絶交です。しかし彼らはなんということもなく元のさやにおさまってしまう。変です。人間として変。

この後、「人気のある作家だし、まさかこんな話ばっかり書いているわけじゃないだろう」と思い、あと二冊読みました。
「夢・出会い・魔性」と「人形式モナリザ」。これは……話がひたすらつまんなかったですねえ……。
でもこっちの方が、トリックのレベルにあった話で、激怒はしなくて済んだかな。ただ脱力しただけで。こっちはまだ許せる。「つまらない」ってだけだから。

トリックにしても、上記のようなエピソードにしても、森博嗣は実際の経験値が足りない人のような気がします。現実には有り得ないトリックばっかりですよね。頭の中だけで考えて、しかもその頭の中が一方向だけにしか発達していないので、非常に狭い。読んでて辛かった。

しかし小説としての体裁はなかなか整っているのは認める。(そこがまた嫌なんだが。)でも、わたしにとって森博嗣は、今まで読んだ中で一番許せない作家なんです。下手という意味で許せない作家は他にいますが、小説になっているのに「許せない」のは彼くらいですね。人それぞれだから、という言葉ではあきらめられないほどです。たとえていうなら親のカタキ。

わたしの回答は森博嗣がお好きな方にはご不快な回答でしょう。しかしアンケートの宿命だと思って諦めてください。もう力いっぱい思いのたけを書かせていただきました。ありがとうございます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
alcheraさんの回答、全然不快ではありませんよ。むしろ興味深く拝見しました。

>森博嗣は上記のことをその程度にしか捕えていないわけですよ。
うーん、難しい。そうなのかもしれないし、そうではないのかもしれない。森さんがペナルティをかける必要性がないと判断したのか、あるいはペナルティをかけると物語の雰囲気が壊れると思ったのか、いろいろ考えられるので。。。あれが犀川先生には最大限の怒りようだった、という可能性もありますし、婚姻届に判を押されたのが最大のペナルティ、と考えることもできなくもない(ちょっと苦しい?)。

私が思うのは、小説にでてくるキャラは別にいい人なわけでなく、良いことをするかもしれないし、非常にひどいことをするかもしれない。良いことに対して報いがないかもしれないし、してはいけない行為にペナルティがないかもしれない。そういうのも人間社会の一部でありそのような不条理にも人間は惹き付けられる、ということかな(うまく表現できないです、すみません。。。)

>現実には有り得ないトリックばっかりですよね。
ミステリでは「現実ではありそうにないトリック」とか「現実ではありそうにない動機」とか多いですからね・・(苦笑)。ただ、トリックとして可能性があり、なおかつそれで論理的な説明ができる、というのはやはりすごいと思います。

お礼日時:2005/09/09 23:56

アンケートカテゴリでS&Mシリーズの話題なんて、嬉しいです!



とはいえ、私はあのシリーズをきちんと理解できてません(笑)
難しいんですもん。一応全部読んだんですけど(^^;

で、理解できないクセに読んでしまうのは、やっぱり
キャラがいいからかなーと。

萌絵、好きですよ。
すごくワガママなのに、憎めませんよね。
やっぱり基本が上質(育ちが良い)だからなんでしょうね。

人間は、自分に無いものに憧れます。(多分)
萌絵や犀川先生なんて、自分にはまったく手の届かないところに
いるような人間だから、だから好きなんだと思います!

でもあんな人たち実際にいるんでしょうか…(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>とはいえ、私はあのシリーズをきちんと理解できてません(笑)
私も理解できてません。というか、どこまで理解すれば「きちんと理解した」ことになるのかが見えないです。。。

>でもあんな人たち実際にいるんでしょうか…(笑)
ほんの少し似てる人は知ってますが、あそこまで極端なのは見たことないです。多分大学にいるんでしょうね。。。

お礼日時:2005/09/08 21:24

なぜ、好きとか嫌いとか決めるわけ?



・・・っとか、犀川先生風に言ってみましたが(笑)

好きですよ!
一話読み終わるごとに好きになっていったと思います。
頭の良さと、見た目が好きです。
パーフェクト!
あと育ちが良くて気が強くて短期でわがままな所も好きです。
完璧なのに人間味があるということかな?
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この回答へのお礼

> なぜ、好きとか嫌いとか決めるわけ?
うわぁ、ドキッとしました(笑)。
犀川先生と話す人って、いつもこんな「うわぁ」とつきあわなくてはならないんだ・・大変。。。

>あと育ちが良くて気が強くて短期でわがままな所も好きです。
私もこれらの部分が好きですね。。
でも、なぜあんなにイタケダカなのに周囲が納得してしまうんだ、許せん(笑)。

萌絵がパーフェクト。という部分、私は「彼女のどこかに大きな穴があいているけど、それがどこにあるのか見えない」という感じがしました。
人によって解釈がいろいろありますね。。。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/06 23:50

好きです。



頭脳明晰、可愛くて一途に犀川先生を思ってるあたりが好感持てて好きです。
同性としてあんな子になれたら楽しいなーとか思ってしまいます(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私も彼女の「頭の回転の速さ」がすごくうらやましいです。一度でいいからあんなスリリング?な会話を楽しんでみたいです。。。

お礼日時:2005/09/06 22:23

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紅子さんの子ども(へっくん)が
犀川先生という事でしょうか?

それと、S&Mシリーズと
Vシリーズは同じ時間の中での
お話ではないのでしょうか?
大分、タイムラグがあるような
気がするのですが…

Aベストアンサー

「へっくん=犀川」説は、Vシリーズの頃から伏線が張られていたようです。
「へっくん 犀川」で検索すると、いろいろなページが見つかりますよ。

参考URLはそのうちの一つで、年代設定についても言及しています。
(「捩れ屋敷の利鈍」のネタバレ解説なので、ご注意ください)
もちろん、このページの人が考えたことなので、正しいという保障はないですが。

そうやって気をつけて読んでみると、Vシリーズの中でも時々、
その時代を思わせるような描写があったりします。

参考URL:http://www.sancya.com/book/book/special_76.htm


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