10代と話して驚いたこと

カジノロワイヤルで、ヴェスパーがエレベーターから逃げようとしなくて死んでしまったのですが、なぜボンドの助けを拒んだのかがわかりません。

Mが事の真相をボンドに語っていたような気がしますが・・・うろ覚えです。
なぜ拒んだかの理由を、お願いいたします。

お願い:慰めの報酬はまだ見ていないので、そのことについては何も書かないでください!
”おもしろかった”とか”おもしろくなかった”とか、一言もです。どうかお願いします!

A 回答 (3件)

 ちょっと待ってください!全然違いますよ~っ ヴェスパーは罪の意識で自殺したのです。

彼女は本当に本当にボンドを愛してしまいました。でもそのボンドを(恋人を助けるためとはいえ)騙さなければならなかった。
 その心痛は、ボンドが換金のパスワードを「vesper」としていたと知ったときにヴェスパーの表情に浮かびます。助かったとしても恋人とボンドの間で心が揺れるのは必定ですしね。
罪の意識から潔く死を選んだのです。
エレベーターに自ら鍵をかけて・・・
 ヴェスパーをマネー係としてボンドに送るというMI6の情報はホワイトにもれており(理由は「慰めの報酬」でわかります)ホワイトは事前にヴェスパーを手の内にしていたのです。
 つまり、ヴェスパーの恋人(=ペンダントをくれた人物=カジノロワイヤルには出てこない=慰めの報酬に登場)はホワイトの人質にとられており(これも真相は「慰めの報酬」・・で)ヴェスパーはボンドの行動を監視するよう指示されていたんです。
 ボンドに出会ったばかりのヴェスパーはこの任務を果たすのみで行動していました。 それが、だんだんとボンドに惹かれていくのは・・ヴェスパーの誤算でした。
 ボンドが拷問のときに殺されなかったのはヴェスパーが「私がパスワードを聞き出してみせる」と、新たにホワイトに提案したからです。それがボンドの命を救うたった一つの方法だったのです。
 でもそのときまでにはヴェスパーはボンドに恋していて、ボンドと恋人とホワイトの取引のはざまで苦しみ続けていました。
 携帯をおいて行ったのはわざとです。ホワイトの手下から連絡が入れば
ボンドが気づいて尾行してくると計算してのことです。(案の定、ボンドがMとの電話中にヴェスパーのケータイにメールが届きます。)
 お金をホワイトの手下に渡して恋人を助けたいという気持ちと、ボンドに気づいてもらい悪人たちを捕まえてほしいという気持ちとのジレンマの中での行動です。いずれにせよ、ヴェスパーは命を捨てるつもりでいたのです。果たしてヴェスパーを悩ませた恋人とは・・?「慰めの報酬」を観てのお楽しみです。
 
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この回答へのお礼

御礼が大変遅くなってすみませんでした!!
映画を見て、回答と照らし合わせ、やっと話が理解できました。
ありがとうございました

お礼日時:2009/08/18 20:28

No1です。

再度の投稿失礼します。
ヴェスパーの彼は、フランス人、正確にはアルジェリア系フランス人らしいです。
日本語吹き替え版でカジノロワイヤルを見ると、ラストのMとボンドの会話でMが「アルジェリア系フランス人」と言っています。
その彼が何故組織に囚われたのか、囚われてどうなったのかはカジノロワイヤルの時点では謎です。
ちなみにあのネックレスは「アルジェリアの愛の飾り結び」というらしいです。
>【大金+ボンド>フランス人彼】
>フランス人彼のために命を懸けたとは思えないんですよね。
これは本当にそうですよね……あんなに素敵なボンドなのに。
>ボンドが追いかけてくることがわかっていてケータイを置いていった
これについては、ボンドとの電話でMが「賢い女ね」みたいなことを言っていましたね。
確かにヴェスパーにとっても、助かるか助からないかの賭けだったのかもしれません。
でも、ボンドってかなり自然な感じで彼女の携帯を勝手に見ますよね?
なんかそれって、ヴェスパーのことを心の根底では疑っていたのかなと思ってしまいます。
というより、誰に対しても何かしらの猜疑心を抱いてしまう、というか。
それすらも見越して携帯を置いて行ったとか……考えすぎでしょうか。
あとは、ヴェスパー自身は拷問の日以降もう死ぬ気で、
組織とのお金の取り引きによって、結果的に組織への手がかりをボンドに託したのかも。だからM曰く「賢い女」。
でも自分の口から組織について話したりすれば、自分の身の安全は守れても、フランス人の彼の命が危なくなる。
二人の男を愛した女の悲劇、なのでしょうか。むずかしいです。
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これは、私も気になっていました。


私の解釈では、「自殺」ということではないかと……思っています。
そもそもヴェスパーは、付き合っていた男がミスター・ホワイト関係の組織に捉えられ、彼の命を助けるために組織に脅されて行動していました。
結果、それはボンドを騙していたことになります。
付き合っていた男のためにそれまで行動していたとはいえ、ボンドがカジノで儲けたお金と引き換えにボンドの命を助けようと、ボンドが拷問にあっている時、密かに組織と取り引きしていました。
その後、二人は恋人同士のようになるけれど、
ヴェスパーが付き合っていた男からもらったネックレスをはずすのは、ベニスで組織にお金を渡す日だし、
それは過去を忘れてボンドへの愛を誓うという行為ではなく、
むしろ死への準備というか、付き合っていた男のことをまだ想っていたようにも思えます。
組織との取り引きが無事成立して、ボンドも自分も助かっても、
お金をテロ組織に渡した自分をボンドが許すわけはないだろうし、
などなど、色々考えつつ、建物崩壊、水没という最悪の流れになってしまったので、
拷問の日のように、自分を助けようとしてボンドまで死なないように、エレベーターの内側から鍵をかけて、死んでいったのではないでしょうか。
あくまで私の意見で恐縮です。
カジノロワイヤルはストーリーが複雑で、
凄く好きな映画ではあるのですけれど、
私もいまいちきちんと解りきれていません。
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この回答へのお礼

こんにちは
お早いお返事をありがとうございます!
内側から鍵をかけたのは、ボンドを道連れにしないためでしたか。そうですねー。私は「助けないで(助かっても殺される?)」という意味かと思っていました。
ネックレスは彼からのプレゼントでしたか!列車の中のボンドとの会話で”ヴェスパーが孤児”っぽいことを話していたので、両親からの贈り物かと思っていました。彼からの贈り物ということなら話がまとまり易いですね。
ヴェスパーの彼は、フランス人ですよね?その彼は、どうなったのでしょう。多分みんな【大金+ボンド>フランス人彼】だと思います。フランス人彼のために命を懸けたとは思えないんですよね。
あと、ボンドが追いかけてくることがわかっていてケータイを置いていったんですよね。それは助けを求めているんじゃなくて?・・・混乱してきました。
これは続編を見なくちゃいけませんよね。その後、カジノロワイヤルも見直してみます。本当にちょっと難解ですよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/17 17:56

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