電子書籍の厳選無料作品が豊富!

私はデザインの勉強を美大で学びたかったのですが、学費などの問題で通うことができませんでした。

そこで、デザイン系の美大に通っている方、またデザイン関係の仕事をしていらっしゃる方等に質問です。

・デザイン系の学校では、どのような教科書を使っているのでしょうか?
・このような美大に通っていなくとも、同等の内容が学べるような、お薦めの書籍やサイトはありますか?
・あなたにとって、デザインを勉強するにあたり、「これは読んでおけ」と言うような書籍やサイトはありますか?
・よく使うインスピレーションサイト、チュートリアルサイトはありますか?

以上です。
補足ですが、私の言うデザインはグラフィック、造形のデザインです。
私もまだデザインについて無知ですので、表現が適切でなかったら申し訳ないです…
他にもアドバイスや喝をいただければ嬉しいです。


乱文失礼しました。
ご解答のほど宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

#1です。

遅くなってごめんなさい。
補足ありがとうございました。
広告、パッケージなどをやるのでしたら、Illustaraor は必須ですね。
ちょっと高いですが、本気でデザイナーを目指すなら、是非頑張ってお金を貯めてください。


○美大の授業

前述の通り、教科書は使いません。

たとえば、下記のような課題が出ます(うろ覚えなので、実際に出た課題そのものではありませんが…)。
だいたい制作期間は1~2週間です。

「四季をテーマに、Photoshopのフィルタを使用してCGを制作する」(アプリケーション操作)
「Illustratorを使用して、自分の名前でタイポグラフィを制作する」(アプリケーション操作)
「雑誌から、美しいと思う見開きと美しくないと思う見開きを各1ページずつ選び、Illustratorでまったく同じものを制作する」(アプリケーション操作)
「色をテーマに、グラフィカルなプロダクトを制作する」(発想力)
「線、面、点をテーマに、プロダクトを制作する」(発想力)
「課題小説を読み、その中の好きな1シーンを選び、絵を描く」(想像力)
「画用紙で立方体を10個作り、すべての面を違う色で塗り分ける」(色彩感覚)
「使用者の生活を想定し、その人にふさわしい時計を制作する」(デザイン)
「好きな団体・企業を選び、15秒のCMおよびポスターを制作する」(デザイン)
「好きなCDを選び、デザインし直す」(デザイン)

いきなり「プロダクトを制作」「好きなものを選んで」とか言われても困る…と思うかもしれませんが、要は何を作っても良いんです。
最低限の条件だけが提示された中で、自由に発想して制作できるわけです。

実際の職業としてデザインをするときは制限制約だらけなので、「自由な制作」の楽しさを味わっておいてください(笑)。

作ったら、どんどん人に見せましょう。
デザイン畑の人に見せるのがベストですが、周囲にいなければ、デザインと無関係の人が相手でも構いません。
なんか使いにくそう…とか、コンセプトがよくわからない…とか、ここの色合いがキレイ…とか、
何でも良いので感想・ダメ出しを貰いましょう。
貰ったダメ出しは財産になるので、メモしておきましょう。


○オススメの書籍について

とりあえず私が読んだことあって、わかりやすかった本を列挙してみます。
デザイン系の参考書は値段が高いですし、個人の好みもありますので難しいのですが。
大きな本屋さんで気になったものを立ち読みして、内容に納得できたら買う、という買い方がオススメです。
(ネットで買う場合はレビューをよく読んで…)

「デザイン・ルールズ デザインをはじめる前に知っておきたいこと」「カラー・ルールズ 色とデザインについて知っておきたいこと」 ※入手困難かも…
「Design rule index―デザイン、新・100の法則」
「デザイン、現場の作法。 デザイン力を鍛える仕事術
「デザイン・レイアウトのセオリー―絶対はずせないデザインのお約束」
「デザイン・制作のセオリー―絶対はずせないデザインのお約束」
「デザイン・配色のセオリー―絶対はずせないデザインのお約束」
「プロとして恥ずかしくないIllustratorの大原則」
「あなたに足りないデザインの××」 ※入手困難かも…

↓のブログ記事でデザイン・アート系雑誌がまとめてあるので、好みのものがあれば読んでみても良いと思います。
http://blog.petitboys.com/archives/art-design-ma …

ただ、デザイン書籍や雑誌を読むのも良いですが、
社会や経済などデザイン以外の事柄についても興味を失わずにいて頂きたいです。
デザインのことしか知らない・興味がないデザイナーは、意外とまともな仕事ができません。
極端な言い方をすると、クライアント(=デザインを勉強していない、いわゆる普通の人)の話が理解できないからです。


○インスピレーションサイト・チュートリアルサイト

すみません、これらの単語は初めて見ました。

ただ、発想はアイデアは、豊富な経験・体験から生まれると思います。
時間のあるうちに色んなものを見て、経験してください。
大学・旅行・ボランティア・サークル・アルバイト・展覧会・イベント・セミナー、少しでも興味が沸いたら出かけてください。


○おまけ:デッサン

美大受験用の「合格デッサンの基礎」みたいな本や雑誌があると思うので、参考にしてみてください。
鉛筆の削り方、必要な道具、立方体・円柱・球体の書き方、構図の取り方、遠近感・質感の出し方、など
基本が詳しく載っているものが良いと思います。

物をシビアに見る「目」が養えます。


老婆心から、長くなってしまってごめんなさい。
少しでもご参考になれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こんなに書き込んでくださるなんて、感慨無量です。本当にありがとうございました。
私の周りにはデザインの仕事に精通してる人がいないので、実際にお仕事をされている方とコミュニケーションが取れるなんて、貴重な体験をすることも出来て光栄です。
illustratorも頑張って買おうと思います…!

最後になりますが、本当にありがとうございました。
これからもデザイナー目指して頑張ります!

お礼日時:2009/08/29 10:37

美大卒です。


チラシ・カタログ等のDTPオペレーター的な仕事と、ステーショナリー(ノートの表紙とか)のグラフィックデザインの仕事を中心にやってます。

さて、いきなりで申し訳ないですが、教科書はあんまり使わなかったですね。
美大の授業は「課題が出される」→「制作する」→「講評を受ける」の繰り返しが基本です。
美術史とか色彩学の授業では教授の書いた本を買わされましたけど、ほとんど使いませんでした。

美大に通わずにデザイナーになるなら、就職活動するときに「ポートフォリオ(作品集)」が必要になりますので
発想力を鍛えながら、人に見せられる作品作りをしていくのが良いと思います。

自分で課題を設定して、デザインして、周りの人に意見を聞く。
この繰り返しですね。

あとはやっぱり観察力を養う意味でのデッサンかな。

ちょっと今、具体的な課題内容とか本を書く時間がないので、
もし質問をしばらくオープンにしていただけるのでしたら後日書き込みに来ます。

ついでに、
・PhotoshopやIllustratorは使えますか?
・具体的に、どんなもののデザインをしてみたいとか決まってますか? パッケージがやりたいとか、雑誌作りたいとか…
このあたり補足いただけると嬉しいです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
photoshopはある程度使えますが、illustratorは、残念ながら、持っていません。お金が貯まったら購入したいですね。
私が主にデザインしてみたいと思うものは、ポスター(チラシ?)ですね。
出来れば、CDジャケットや、パッケージデザインをしてみたいと思っています。

補足日時:2009/08/26 14:23
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!