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お茶会で単衣の訪問着を着るのですが、帯はどんな材質のものを合わせたらいいでしょうか?
手持ちのもので色柄が合いそうなのは、

a 白地に幾何学模様(金糸入り)の紗の礼装用袋帯
b 銀地にお太鼓柄の綴れ帯
c くすんだ金茶系にポイント柄の綴れ帯
d 黄土色ベースの献上博多帯
e 黄色ベースの羅織

着物には詳しくない友人に頼まれた助っ人ですので、その社中の方にきくこともできませんし、先生もこだわらない方なので、友人経由で質問してもたぶん参考になりません。

席主が毎月もちまわりの茶会ですし、ジーンズの方も来るような会ですので、aはあらたまり過ぎなも気もしますし、d、eでは訪問着に合わせるにはカジュアルすぎる気もします。
それに、単衣に合わせる帯って、博多帯以外にはどんなものがあるんでしょう?

A 回答 (3件)

No.1で回答した者です。


袷用の西陣織ですか。素敵でしょうね。

袷用の帯を単に合わせるのは、正直悩みどころなんです。私もよく着物の上に帯を置いて、大丈夫なはずだけどな~と悩んでいます。
と、言いますのが、「単」とか「袷用」ってひっくるめて言ってしまいますが、質感が千差万別ですよね。
呉服屋さんに聞いても、「袷にできるものは全部単でも大丈夫ですよ、シワになりやすいとか質感とかで向くとか向かないとか言いますけど。」と言うことらしいです。帯合わせも同様らしく、「だから単に向く帯と言われると、綴れ、博多、櫛織りを勧めてしまいますね、それ以外がダメなわけじゃないんです。」と言われてしまった事があります。
実際、私が持っている単も、絽目は入っていないけれど薄手で透け感すら感じるものと、しっかりした生地で袷と並んでいても違和感がないものもあります。
帯も同じで、透け感のない袷の袋帯でも、生地がツルンと感じて暑苦しさを感じさせないものも、どっしりとした質感で悪く言えば暑苦しいものもあります。

結論を言いますと、単の着物に袷向けの袋帯が似合うかどうかは、載せてみて違和感を感じるか感じないか、この1点でしかありません。
元々、明治以前の丸帯や昼夜帯では、夏と冬さえ区別を付けないものも多かったそうですから、単と袷なら、違和感さえなければOKなのだと思います。
ここで、はじめに戻って悩んでしまうのです。「違和感」なんて感性の物ですから、その時暑ければ袷用を暑苦しく感じますし、涼しければ同じ着物同じ帯でも違和感を感じません。

はなはだ無責任な回答ですが、床に着物を広げ、帯を載せて、2メートルほど離れてみてください。違和感を感じれば止めておかれる方が無難です。
綴れの帯という誰からもダメ出しされることのない帯をお持ちですから、その帯よりも素敵と思えるなら袷の帯という考えではいかがでしょうか?

しかし、他人事なので気楽に書いてしまっておりますが、着物の帯合わせは楽しいけれど頭が痛くもなりますよね。
持てば持つだけ、季節や格を気にしてしまったり、その一方で使うチャンスの少ない帯やおきにいりの帯をなんとか使えないかと悩んでみたり。ルール上はOKでも、お洒落と感じるかどうかは別問題ですもんね。

はっきりした回答にならなくて申し訳ありません。
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この回答へのお礼

そうなんですよね。
私も普段は決まりは決まりとして、感性で組み合わせているんですが、あまり馴染みのないフォーマルな単衣となると、勝手が違って・・・。
さらに、アウェイででしゃばらず、お茶席としてもはみ出し過ぎずということで、少し考え過ぎているのかもしれません。
先生は「小紋でも紬でも、しゃんとしてたらなんでもよろし」というようなスタンスなんですけどね。

元は振袖として染められたものを単衣に仕立てたものなので、生地は重めです。
(いわゆる成人式用じゃないので、30~40代が着ても違和感のない色柄です)
今まで6月にしか着る機会がなかったので、aの紗で済ませていました。
おっしゃるように、袷でも大丈夫そうですね。

週末にでも広げて、あれこれ試してみようと思います。
再度ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/15 17:44

私もbかcが良いと思います。



9月の装いは悩みますね。まだ残暑もきついのに夏物はもう着られない。
遊びのお出かけだったら好きなもので良いけれど茶席となるとそうもいきません。
単衣の訪問着にあわせる帯としては綴れが定番ですよ。
博多は私もカジュアルすぎる気がします。訪問着に合わせられるものは少ないです。
訪問着ですから織りの帯が基本になります。
もう初旬を過ぎていますから袷用のなかから色数をおさえた軽いものを選んで締めるようになります。

私は過去のお茶会では白地に意匠化した松竹梅の小ざっぱりした袋帯、黒地に銀糸の縫いとりの入ったスッキリした袋帯など合わせました。
また、染め帯(名古屋)であっても吉祥柄で少し金や銀をあしらったセミフォーマル向きのものもあって、お茶会でも遜色なく締められるものもあります。
海老茶色の斜子(ななこ)織りの地に稲穂を華やかめにデザインした(金銀あり)型染めの名古屋帯を持っているのですが秋の茶席にピッタリでよく締めます。

普段は紬の人の私も茶席には柔らかものに袋帯と意識します。
もちろんお客様でお呼ばれの立場ならこの限りではないですけど。
お点前なさるのでしょうか?がんばってくださいね。
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この回答へのお礼

やはり紗じゃおかしいですよね。
おっしゃる通り、袷の帯も候補にいれたいと思います。

お年を召した先生なので、10年近く前から新しい生徒さんはとっておらず、生徒さんは世代的に忙しい(子育て、仕事、家族の介護等)方が多く、なかなか参加できないようで、裏方とお運びとしての賑やかしが今回の役目です。
お手前はしないので当日は気楽なんですが、6月ではなく9月の単衣というところでつまづきました。

回答を参考にコーディネイトを考えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/15 17:26

遊びで着物を着ている者です。


私だったら、bかcの綴れにします。ご質問の内容だけで判断するなら、cの方が色が秋っぽくて素敵ではないでしょうか。

上の結論になった理由ですが、消去法です。
お茶会なのですから、季節感は重要なポイントですよね。
そうすると、aとeが除外になります。
訪問着をお召しになるくらいですから、正統派でいくわけですよね。
献上博多は、訪問着に合わせてもOKなはずですが、博多帯は絹鳴りがしますよね。あまり、お茶会向きではないように思います。同じ理由で、大島紬が×と聞いたことがありますので。
あと、目安ですが、こちらのサイトに茶事の着物が月単位でまとめられています。
http://wabiji.web.fc2.com/learn/1.htm


単に合わせる帯ですが、半幅帯なら素材を問いません。
名古屋ならば、八寸帯ですね。博多以外にも紬、綴れ、自然布、紙布などでしょうか。組み帯も単シーズンに向いています。
袋帯ならば、名古屋と同じく自然布、紙布、他には大島紬や塩沢などのつるんとした質感の物、櫛織りのように夏物ではないけれど透きがあるもの、が素敵だと思います。

また、初夏は夏物のうち比較的透け感の低いものを使いますよね。ただ、秋に夏物は私は使いません。
初夏の単になぜ夏物を使うのか?季節先取りですよね。まだ単シーズンだけど気持ちは夏なのよ♪という粋なお洒落心。
ところが秋に夏物を使ったら、まだ気持ちは夏なのに秋になっちゃったのね、と未練たらたらで野暮に感じます。9月初めでまだまだ暑いなら、着物も透け感は少なくしても薄物を着てるなら潔いですけど。
もっとも、これは私の趣味であって、マナーというわけではありません。

ご質問にはありませんが、暑そうだったら長襦袢を夏物にしておくと楽ですよ。半襟だけ塩瀬くらいにしておけば、違和感はないと思います。

助っ人さんは大変でしょうけれど、気持ちの良いお茶会になるといいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

参考サイトも拝見しました。

↑サイトには下旬ならば錦織の帯も・・・と書いてあったので、追加で質問です。
袷の西陣織の帯は何本か持っているのですが、
それをあわせてもいいでしょうか?
よろしければ重ねて教えてください。

お礼日時:2011/09/14 13:16

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