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先日「パッション」を観に行きましたが、黒装束を着た女?の人は一体何者だったんでしょうか?
イエスが死ぬシーンで、叫んでいた人ですが、あの人は何が言いたかったのでしょうか?

A 回答 (3件)

お二人さんがお答えのように


あの人は「サタン」(「悪魔」)ですね。

「サタン」の働きは、人を神の望みでないほうに仕向けることです。

ですから、最後にこの「サタン」が叫ぶのは、
イエスは死んだけれども、それは結局、
神の望みをイエスが最後まで徹底したことなので、
サタンにとっては実は敗北だったためです。

十字架で死んだからサタンの勝利と考えたほうが
普通の感覚からすればわかりやすいですが、
イエスの受難と死においては普通の常識に対して
大きなパラドックスが起きているんですね。

ちなみに創世記3章15節は、
最初の男女アダムとエバが、「サタン」の象徴
としてのヘビによって、神の命令・意思に反して、
「善悪の知識の実」をとって食べたときに、
かれらに神の裁きが下されるときに
神がエバに対して語られたことばです。

キリスト教では伝統的に当該箇所を、
「女の子孫」=イエス・キリスト
「ヘビの子孫」=サタンや悪魔的力
と解釈し、

エバの子孫であるイエスが
ヘビの子孫であるサタン・悪魔的力を滅ぼす。
しかしその前にサタンもイエスを苦しませるが、
それが一時的なものに過ぎない。
勝利者はサタンではなく、イエスである
<映画のラストシーン参照>)
という風に受け止めてきました。

映画では、「サタン」が、ある意味、たいへん美しい
容姿で、一見するなら「サタン」っぽくない感じで
描かれていることをみて、
ギブソンの聖書理解に感心しました。
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kopinさんの言われているとおり、サタンだと思います。


冒頭の、ゲッセマネでの祈りのシーンで、蛇がイエスの足元に忍び寄り、踏みつけられるところは
創世記3:15に預言されている
「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」(新改訳聖書)
の部分がもとになっていると思われます。
最後のシーンは、サタンはイエスが十字架にかかったことでが自分が勝利したと思ったがそれは「彼のかかとにかみつ」いただけで、自分は「頭を踏み砕」かれて叫んでいたということでしょう。
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映画の冒頭でも出てきてるはずですが


黒装束を着た女は "悪魔(サタン)"です。
ヘビとしても描かれています
周りの人には見えないようですね

参考URL:http://www.herald.co.jp/official/passion/index.s …
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