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ジメジメした季節の到来!面倒なことになる前に…知っておきたいカビ対策と対処法 3選

ジメジメした季節、面倒なことになる前に…知っておきたいカビ対策と対処法 3選ジメジメした季節が近づいてきた。雨続きで洗濯物を干すタイミングがなかなか無かったり、やっと干せてもうまく乾かず、大事な衣類に生乾きの嫌なニオイがついてしまったり……。

この季節だけでなく、水気のある場所では私たちを常に悩ませるのが「カビ」である。筆者の家では、先日、古い風呂場をリフォームしたのだが、当初は真っ白で気持ち良かった空間も、壁の隅に早くもカビが見つかってびっくりした。

カビと無縁のさっぱりした生活を送るため、カビ対策情報について「教えて!gooウォッチ」で探してみたところ、以下の3つが発見されたので紹介しよう。

■カビの色によって対処法に違いが?


筆者も悩んでいるお風呂場のカビには黒い色をしたものと薄いピンク色のものがある。カビの色が違うのはなぜなのだろうか、またカビの色によって対策法に違いはあるのだろうか。

「カビキラー」で有名な株式会社ジョンソンの担当者によると、バスルームには様々な色のカビが生えるという(教えて!gooウォッチ「バスルームに生えるカビ、色によって対処法は違うの?専門家に聞いてみた」より)。

「最もよく現れるのは黒カビですが、青や赤、黄色や灰色などのカビも発生します。ピンク色のものは赤カビの場合もありますが、一般的にはカビの仲間の酵母や細菌であることが多いようです」(ジョンソン)

カビに様々な色がある理由については「カビには何万という種類が存在します。それぞれ特徴が異なるため、色も無数にあるのです」とのこと。なるほど、それであれば、カビの種類によって対策法に違いがありそうだ。しかし、意外にもそんなことはなく、「基本的なお掃除方法に違いはありません。カビキラーなどの塩素系洗浄剤が効果的です」という。

どんな色のカビであれ、専用の塩素系洗浄剤で掃除するのが一番効果的だということか。ちなみに、そもそもカビを生やさないためのコツはあるのだろうか。

「カビの生育には3つの条件があります。『高温』と『多湿』、『栄養源』です。ですから、これらの条件のうち1つでも取り除けば、カビは生えにくくなるでしょう。通気をよくして、できるだけ乾いた状態を保つといいですね。また、カビを放置すると落ちにくくなるので、生え始めのうちにカビ取り剤を使ってしっかり落とすことが大切です」(ジョンソン)

■風呂場をしっかり乾燥させるコツ


カビを生やさないためには風呂場を乾いた状態に保つことが重要だとわかったが、さて、普段から水を使う風呂場をどのように乾燥させるのがよいのだろうか。

リフォームの相談から施工までを手掛ける「リノコ」のリフォームコンサルタントによると、乾燥機能のついた浴室であればその機能を利用するべきだという(教えて!gooウォッチ「カビを防ぐお風呂場の乾燥方法を専門家に聞いてみた」より)。

その理由は二つある。「入浴後の浴室は、まさにカビが発生しやすい環境になっています。ゆえにカビが嫌いな環境を素早く作ってやることが大切であり、それをできるのが風呂場の乾燥機能なのです」と、乾燥機能を使う方がより早く浴室を乾燥させられるからという理由が一つ。

もう一つは、「窓やドアを開けて換気する方法は、季節や天気などの外的要因により安定した換気が難しく、カビの発生しやすい環境になってしまうケースもあります。一方で、浴室乾燥機は季節や天気に左右されることなく乾燥できるので、使用をおすすめしています」と、季節や天候に関係なく安定した乾燥効果が得られる点にあるという。

「最近はカビ対策用の浴室暖房乾燥機なども出てきています。センサーで浴室内の温度、湿度を感知し、乾燥時間を自動調整するというものです」と、乾燥機能も進化しているそうだから、これから浴室をリフォームする予定がある方はぜひそんな点にも注目してみて欲しい。

■洗濯槽にもカビの恐怖が!?


風呂場同様、生活の中で頻繁に利用する洗濯機にもカビの恐怖がしのび寄る。洗濯機の洗濯槽はカビが発生しやすい場所なのだ。

衛生微生物研究センターの主任研究員、李新一さんによれば、「一般的な洗濯槽を調べた結果、黒カビやエクソフィアラ、フォーマなど、褐色や暗褐色に見えるカビが検出されています。洗濯後、洗濯槽に残った水分や汚れなどが原因で発生すると考えられます。(中略)市販の洗剤等によって定期的に洗濯槽の洗浄を行うことが望ましいです」という(教えて!gooウォッチ「洗濯槽の汚れの正体は?落とし方は?専門家に聞いた」より)。

さらに洗濯槽のカビが衣類に付着するおそれもあるというから恐ろしい。どんな手入れ方法なら洗濯槽にカビが発生するのを防げるのだろうか。

ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんによると、「『洗濯槽クリーナーを使った定期的な掃除』に加え、『洗濯槽の日々のお手入れ』で菌が増殖しにくい状態を保つことの両面の対策が重要です」とのこと。

こう聞くとちょっと面倒に感じるが、掃除は「ついで」でいいのだという。

「洗濯槽クリーナーを使用する時は、洗濯機の他の部分もついでに掃除すると、ニオイ予防の効果が大です。具体的には、縦型洗濯機の『糸くずフィルター』や、ドラム式洗濯乾燥機の『排水フィルター』、『乾燥フィルター』、そして『洗剤・柔軟剤の投入ケース』です。この部分を清潔にしておくと、洗濯槽内で菌が増殖するリスクを減らすことができ、さらに効果的なニオイ対策ができます」(大貫さん)

風呂場も洗濯槽も、やはり日々の手入れを怠らないことがカビを撃退する一番の近道であることに変わりはないようだ。カビがしっかり根をおろしてしまって後で面倒なことになる前に、日頃からのお手入れを心がけよう!
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