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きのこの怪しげな可愛さを堪能!「小林路子 菌類画の世界」が京都で開催中

きのこの怪しげな可愛さを堪能!「小林路子 菌類画の世界」が京都で開催中みなさん、“きのこ”は好きだろうか? 白菜や大根をはじめとした野菜が高騰したこの冬、筆者は価格の安定しているきのこ類をスーパーで買い、もっぱら「きのこ鍋」を食べていた。

食べ物として身近なのはシイタケやマイタケやエノキにシメジといったものだが、それらはきのこの世界にとっては氷山の一角。毒を含んでいて食用に適さないものも含め、この地球上には実に様々なきのこが存在する。

そんなきのこをはじめとした菌類の魅力を堪能できるのが、JR京都駅直結の“美術館「えき」KYOTO”で2018年3月8日から3月25日まで開催されている「小林路子 菌類画の世界」という展覧会だ。

自然の中に生きる野生きのこを描き続けてきた菌類画家・小林路子の作品を一挙に展示する展覧会で、きのこをテーマにした作品を制作するクリエイターたちによる“きのこグッズ”も多数取り揃うとか。どんな様子なのか確かめに足を運んでみた!

■生命の神秘や複雑性を感じさせてくれる美しい“菌類画”


“美術館「えき」KYOTO”の展示会場へ足を踏み入れると、小林路子さんの手による、約150点にも及ぶきのこの絵が目の前に広がる。

展示風景展示風景

32年前にきのこの世界に魅せられ、以来、「菌類画」という新しい絵の分野を切り開いた小林路子さんの原画は、どれも息をのむほどに色鮮やかで美しい。

小林路子さんの原画
画像提供:美術館「えき」KYOTO

小林路子さんの原画
画像提供:美術館「えき」KYOTO

ひとつひとつの作品には、小林路子さんによる、きのこの手触りや香りや(食べられるものであれば)味などに関するコメントがついている。どれもユーモラスで、きのこというものの不思議さを余すところなく伝えてくれる。

きのこは菌糸にとって子孫を増やすためのもので、役割としては花と同じようなものだが、その造形や色合いは実にユニーク。それぞれが独特な形をしているし、「カエンタケ」のように触れただけで皮膚炎を起こす可能性がある危険な毒を持っていたりもする。しかし、小林路子さんの筆によってイキイキと描きつけられたきのこの数々を見ているうち、自然というものの複雑さや奥深さを垣間見ているような気分になってくる。

■22人の作家による個性豊かな“きのこグッズ”が可愛い!


小林路子さんの作品できのこの魅力をたっぷり味わった後のお楽しみが、会場併設のショップで販売されている“きのこグッズ”の数々である。

ショップ風景ショップ風景

各作家が独特な解釈できのこの可愛さを表現していて、目移りが止まらない!個人的にグッときたグッズの数々を紹介したい。

ガラス作家・君島修二さんによるオブジェ。

ガラス作家・君島修二さんによるオブジェ

イラストレーターながやとアクセサリー作家うちだのユニット・ニューぼぶずによるポーチ。

イラストレーターながやとアクセサリー作家うちだのユニット・ニューぼぶずによるポーチラストレーターながやとアクセサリー作家うちだのユニット・ニューぼぶずによるポーチ

イラストレーター・ささきもとこさんによるカードケース。
イラストレーター・ささきもとこさんによるカードケース


髙松ひとみさんによる提灯はちぎり絵できのこを描いたもの。

堀髙松ひとみさんによる提灯はちぎり絵できのこを描いたもの

同じく高松ひとみさんによる缶ケース。

高松ひとみさんによる缶ケース

堀田真澄さんによるきのこ柄のスカーフ。

堀田真澄さんによるきのこ柄のスカーフ

ハンドメイド作家・KinokoMadameさんによるキーケース。

ハンドメイド作家・KinokoMadameさんによるキーケース

張子作家・まねき屋おーのさんによるきのこオブジェ。

張子作家・まねき屋おーのさんによるきのこオブジェ

この他にもきのこといつも一緒にいられるアクセサリーやバッグ、部屋をきのこで彩ることができる置き物などたくさんのグッズがあった。小林路子さんの書籍やポストカード、きのこ関連書籍も販売されている。

きのこの華やかさやミステリアスな生態に少しでも興味がある人はきっと楽しめる展覧会だと思うので、ぜひ足を運んでみてほしい!「教えて!gooウォッチ」では、「きのこの日を記念して、改めて知りたいきのこの持つ力」という記事も公開している。併せてチェックしてみて。

【イベント情報】
『小林 路子 菌類画の世界 ~きのこに会いにいきましょう!~』
会期:2018年3月8日~3月25日【会期中無休】
会場:美術館「えき」KYOTO  JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
開館時間:
午前10時~午後8時(入館は閉館30分前まで)
 ※百貨店の営業時間に準じ、 変更になる場合もあり
入場料[税込]:
 中学生以上 500円
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