
■2018年夏のファッションやカラーの傾向
まずはこの夏のファッションの傾向について聞いた。
「メンズは、ビッグシルエットやオーバーサイズなどリラックスモードですが、機能性を追求した“ユーティリティ”や、少しレトロな“スポーツミックステイスト”からも目が離せません」(都外川さん)
ユーティリティとは「役に立つ」という意味。防水性が高い、ポケットサイズに折りたためる、形状記憶でアイロン要らずなど、プラスαの機能が付いたアイテムのことだ。レディースはどうだろうか。
「フリルやパフのスリーブ、ラッフルやプリーツのスカートなどが依然として人気ですが、ウエストを太ベルトやコルセットなどで締め、女性らしくメリハリのあるボディラインを演出するのが今夏らしいです」(都外川さん)
“ラッフル”とは、幅広いフリルのこと。ふんわりとしたシルエットながら、締めるところは締めるのがイマドキのようだ。トレンドカラーについてはどうだろう。
「男女ともラベンダーやピンク、イエロー、グリーン、ブルー、ホワイトなどが人気ですが、女性はより明るい『明清色系(ティントカラー)』、男性は少しグレイッシュな『明濁色系(モデレートカラー)』が多く出回っています」(都外川さん)
都外川さんによると、夏は暖色系より寒色系を身につけると、体感温度が約3℃も下がるそうなので、取り入れてもよいだろう。
「寒色系のなかでも、ユーカリやローズマリーの葉のような青みがかったグリーンや、スッキリ系のミントグリーン、夏の空や海を思わせる、明るくやわらかめパステルブルーは見た目も爽やかです」(都外川さん)
暑い夏はカラーにも気を配りたい。
■2018年夏にオススメの小物
続けて小物について聞いた。
「メンズではスポーティな小物が人気です。春から人気の“ガチャベルト”は、カラー展開も豊富なので、何色か揃えたいですね。浅めに被る“ローキャップ”やマチのないショルダータイプのミニバッグ“サコッシュ”もスポーティーテイストを演出でき注目です。サコッシュは自転車ロードレースで、レーサーに補給物資を渡すときに利用するもので、薄く軽くたすき掛けにできるのが魅力です。足元は“シャワーサンダル”がトレンドですが、おしゃれカッコいい“ハイテクスニーカー”も使えるアイテムです」(都外川さん)
ハイテクスニーカーとは、履き心地やソール、軽量化などを追求した高機能スニーカーのことだ。
「レディースでは、“太ベルト”をはじめ、小顔効果も期待できるつばの広い“ストローハット”や、コンパクトで女性らしい“ミニバッグやミニ財布”などがおすすめです。足元は、紐をクロスさせる“レースアップシューズ”が足をキレイに見せてくれ人気ですよ」(都外川さん)
最後に、都外川さんご自身が取り入れたいと思っているアイテムを教えてもらった。
「手軽に夏のバカンスムードを演出できる、ラベンダーやミントグリーンのリネン素材のロングスカートやワンピースですね。リネンは自分に似合う素材ではないのですが、ノーアイロンでサラっと着られるのが魅力です。自分に似合わない素材を取り入れる際は、自分に似合う色をセレクトするとよいですよ」(都外川さん)
都外川さんによると、人は持っている色素や髪質、肌質、骨格、体型などにより、似合う色、素材感、柄が異なる。自分に似合わないものを上手に取り入れられれば、より幅広くファッションを楽しめそうだ。
ちなみに、「ぽっちゃりさんも痩せすぎさんも心配ご無用!体型カバー水着をプレスが解説」という記事を「教えて!goo」では掲載中。2018年のトレンド水着かつ体型カバーにつながる水着を写真付で紹介しているので併せてチェックしてみて。
●専門家プロフィール:都外川 八恵
カラーの講師やスクール運営をはじめ、色の調査や企画、提案、書籍執筆、教材開発など、色に関するさまざまな業務を経験し独立。個人様向けファッションスタイリングは、各種メディアにもとりあげられている。