快適なインターネット環境が整っていれば、そこがどこであっても本社や別の地域とリアルタイムに連携して仕事を進めることができる。それであれば、環境のいい場所で働く方がストレスも少ない。まさにインターネットの時代だからこそできることかもしれない。
■スタイルにあわせて多様な働き方を選ぶ時代
サテライトオフィスは、「テレワーク」と呼ばれる、場所や時間にとらわれない自由な形の働き方の一種。テレワークはどれもネット環境を活用したもので、その中には「在宅勤務」や、移動中に作業する「モバイルワーク」、「シェアオフィス」や「レンタルオフィス」での業務も含まれてくる。
妊娠中や育児で忙しい時期などは在宅で仕事ができる方が安心だし、台風や大雪などの自然条件下でもテレワークなら対応できることがありそうだ。生活スタイルや置かれている状況にあわせて柔軟に働き方を選ぶ流れはこれからも加速していくことだろう。
■雇用主もテレワーク時代に向けた準備を
さて、テレワークが一般化する時代の中で重要になってくるのが雇用者側の管理方法だろう。たとえば、様々な場所で社員が働く場合、オンライン上で情報を共有することが必要になってくるかもしれないし、それに伴ったセキュリティ対策も大事になるだろう。
様々な場所のPCから重要な情報に頻繁にアクセスすることになれば、管理も煩雑さも増すし、セキュリティ面の不安も大きくなっていく。これらをいかに上手に管理していくかが雇用者側の課題になることは間違いない。
■勤怠管理にも課題が残る
また、働き方が多様になるということは、従来のように単一的な勤怠管理ではカバーできない部分も増えてくるということである。遠隔地で勤務する社員がオーバーワークをしていないか、時間外労働をどれぐらいしているかなど、目が届かない場所だからこそきっちり把握する必要が生じる。
特に、2020年の4月からは中小企業向けにも「時間外労働の上限規制」が施行され、これまでよりも一層厳正な管理が求められてくる。
■多様化する働き方をしっかり管理するシステム
NTT西日本 ICTお仕事悩み相談デスクは、働き方が多様化する時代における様々なICTの悩みについて相談を受け付けてくれるサービスだ。
これを活用すれば社内の情報をクラウド管理することで共有や保存を便利にすることも、セキュリティ対策を図ることもできるし、勤怠状況をデータ化して管理し、作業効率アップにつなげていくこともできる。
時代の変化、労働スタイルの多様化に柔軟に対応していくための準備をしっかりしておくことが、これからの企業には求められるはず。気になる方はぜひチェックしてみては?
提供:西日本電信電話株式会社