プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は高校三年生です。今月中旬に医療系大学看護学部の推薦入試を控えています。しかし、面接内容に対して、「その動機だとどこの大学でもいいようにみえる」と面接指導教員からOKがでません。
そのため、志望動機のアドバイスがいただきたいです。

⁽添削していただくのに、必要な情報かはわかりませんが、その大学は附属病院をもつ私立大学です。推薦入試での倍率は約4倍と比較的高いため受けるからには全力でやりますが、推薦での合格は正直できるとは思っていません。しかし、一般試験に挑むための練習として、そして自分を試してみたいというのもあり受験しています。⁾


私は将来、人格・技術共に患者さんにも認められる看護師になりたいと考えています。
そのため貴学の、医療英語や政治学など多種多様な教養科目を組み込んだカリキュラムに魅力を感じました。そして、国際交流などを利用することで様々な視点から医療を見つめられるところにも魅力を感じました。
私は母が看護師をしているため幼い頃から看護師という職業が身近にあり、その働く姿をみて人の心と身体、両方を支えられる仕事に憧れを抱きました。
また、小学生のころ、東日本大震災の救援に行った生徒会の方から災害現場や被災者の方について様々なことを聞き、災害時に困っている人たちも助けられるようになりたいとDMATの看護師を志すようになりました。そのため、○○⁽県名⁾DMAT指定病院であり貴学の実習先でもある⁽大学附属病院⁾で働きたいと考えています。
私は看護職者には相手を思いやる姿勢と迅速かつ的確な判断力と実行力が求められる職業だと考えています。しかし、現在の私にはそれらが十分に備わっているとは思っていません。
しかし、充実した教養科目や臨床教授制度などを利用した実習が行える貴学でなら医療現場でのチームワークを学び十分な知識や技術を身につけ患者さんや同じ現場で働く方々により良い形で応えられるようになると考え、貴学を志望しました。
※DMAT・・災害派遣医療チーム
※臨床教授制度・・大学附属病院で勤める卒業生から指導、教育が受けられる制度

【文中に国際交流など外国に関することが出てきますが、私は英語が偏差値40前後と壊滅的なため「学力試験でこんな点数とったやつが何を言ってるんだ、自己能力判断もできないのか」と思われないか心配です。その点についてもご意見いただけたら嬉しいです。】

A 回答 (1件)

面接というより、志望理由書の話として捉えますと、個人的には10点5点ですね。


「どこの大学でもいい」というより、「話を色々詰め込みすぎて熱意が伝わってこない」というのが減点の大きな理由。英語が40はさすがに厳しいので、できればそこに触れられないでもあなたの素質が素直にわかるだろうという点に絞って志望理由にすべき点が2つ目です。(ぶっちゃけ日本で普通の看護師やる分には基礎英語力はないとさすがに困るが、優先順位が高いわけでもない)。

推薦試験というのは、基本的には、1.自分がどんな看護師をめざしてるのか2.そのためにどういう人間でどう考えてどういった生活をして学校生活を送ってきたか3.それを踏まえてあなたの大学に進学することが、どうあなたの理想の現実や将来プランに対してどう繋がるか、ということを説得するのが全てです。つまり「自分はとりあえずこう思う」ではなくて「自分はこんな夢があるからそれを叶えさせて欲しい」という熱意のアピールなのです。アピールするのだから、客観的にもそれが一貫して伝わることが好ましいのです。つまり、国際的な看護師を目指してるのに英語が壊滅的に努力できてないとか、看護師は迅速で的確な仕事だとおもってるのに、自分にはそれがない、というダメですはなんのメリットにもなりません。謙遜してるようですが、あなたを全く知らない人が聞いたら何も伝わってこないのです。

あなたにとって、看護師になることに対しての思いを客観的に伝えられる経験や努力は何かないですか?他人の話だけではなくて、自分のボランティア活動や課外活動等で少しでもなにか自発的にやろうとした経験なんかはないですか?あるいは、親や他人の話を聞くことで、自分なりに”努力して”そういうことをリサーチしたとかそういうことはアピールできないですか?まずは前提になるのは、そういうアピールポイントをしっかり探すことが大切です。極論言えば、直接的に関係なくても、例えば部活でもなんでもいいですよ。

具体的な指摘
>私は将来、人格・技術共に患者さんにも認められる看護師になりたいと考えています。
そのため貴学の、医療英語や政治学など多種多様な教養科目を組み込んだカリキュラムに魅力を感じました。そして、国際交流などを利用することで様々な視点から医療を見つめられるところにも魅力を感じました
「人格・技術共に患者さんにも認められる看護師」というのはある意味当たり前ですから、その後に続く文章でこれをあなたの言葉で説明した方がいいです。あるいは、「国際交流などを利用することで様々な視点から医療」という話は前半と別の話ですので、どちらか1つに絞って的をブラさないようにしてください。

>私は母が看護師をしているため幼い頃から看護師という職業が身近にあり、その働く姿をみて人の心と身体、両方を支えられる仕事に憧れを抱きました。
親が看護師であってことから感じたこと=あなたのユニークなポイントなのですから、もう少し具体例(多少誇張してもいいので)を踏まえて書くならば描写してください。何が、どう憧れたのかがこれではわかりません。せっかくなんだから、親に何が大変でどうやりがいのある仕事なのかとか現場の声をほりさげ聞いてもいいぐらいです。
ぶっちゃけ、「小さい頃は仕事ばかりで寂しい思いもしたが、今ではそれほど重要な仕事なんだと思って尊敬してる。そんな、母親のような立派な看護師になりたい。」でも、それはそれで説得力があるならありでしょう(笑)

>また、小学生のころ、...
話がとんでますから、上の話にするかどっちかでいい。というか、単に「見た」だけならきっかけに過ぎないのだからなくてもいい。

>○○⁽県名⁾DMAT指定病院であり貴学の...
こういう話は、どういう看護師になりたいか、そのために「具体的には」貴学ではこうなので、という形ですりあわせるべきで、途中に入れるより最後に持って行ったほうがいい。

>私は看護職者には相手を思いやる姿勢と迅速かつ的確な判断力と実行力が求められる職業だと考えて....
は、これも漠然とした話なので、あえてここで出すのは話が散らかります。むしろはじめに述べたことをより深く掘り下げてください。自分には備わってませんは謙遜してるようでマイナスです(←備わってないなら努力しろよ、ってか看護師にむいてないじゃんという話なので)。

>充実した教養科目や臨床教授制度...

推薦なのである程度その学校を志願する理由にこじつける必要があるのでいたしかないですが、先のDMATの話も含めてここで述べればいいでしょう。ただ、単に制度がいいとかチームワークがどうとかいう”一般論”ではなくて、もう少し具体的に体系的に述べたほうが説得力が出ます。上までで述べたあなたの理想の看護師像あるいは将来プランがあって、それを達成するためにこの学校に進学することでそれが達成できるんですよ、という流れが重要です。


全体として

全体的に、話が散らかってるので具体的な話を持ってきてるようで一般論になってるんだと思います。志望理由書は、ただ単にそれっぽい内容で字数を埋めればいいものではなくて、それを読んだ人がどういうことを感じ取って欲しいのかを意識して書くことが重要です。この場合は、あなたがなぜそしてどんな看護師になりたいか、その将来プランは、貴学で学ぶことでより確実に達成できる、ゆえに入学して学ばせてほしい、ということのアピールなのです。それを理解してもらう上で、キッカケや自分がこれまで努力してる客観的根拠などがあることで説得力が増すのです。「どこでもいいように聞こえる」というのは、要するに熱意が伝わってないのと、あなたの理想現実のためにその大学がどのように重要なのかが繋がってないからじゃないかなあと思います。別に書いてないわけないですし、ぶっちゃけ言えばどの大学や専門学校に行こうが達成できないはずもない、そんなの誰でも大なり小なりわかってますから。

審査員は似たような志望理由を1度にたくさん流し読みしますから、そのためにも話が一貫してかつそれにあなた自身の熱意がこもってるようなものが印象という意味では重要です。もちろん嘘はダメですし、奇想天外な話をするというのとは当然違います。が、ある程度時系列の羅列よりも具体的なメッセージ性のある論理構成を意識して書いてください。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

詳細なアドバイスありがとうございます。
確かに、あれもこれも話さなければ自分がどうなりたいのか伝わらないとかも。と一貫性のない話題を詰め込んでしまっていました。
志望理由書は、もうすでに送ってしまい今頃回答者様のように一貫性もなく熱意も伝わってこない志望理由だと思われているかもしれません。
しかし、面接でその印象を少しでも変えられるようにこれからまた考えていきます。

お礼日時:2017/11/04 21:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!