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(上の句)卵だきじっとふくらむめんどりの

      下の句として適切なのは次のうちどれか。

       (1)さわれば指の皮膚に親しき
       (2)少し熱ある夜のここちかな
       (3)すえる眼の深きするどさ
       (4)うしろ姿をみんひともなし


実はこれ明日の面接で使うんですがさっぱりわかりません。(塾講師)
テストを模擬授業でやるので、答えと説明をやるのですが
いったいどう説明すればいいのか、全く分かりません。教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こういう問題は、上句に歌われた景物の情感と、下句での抒情とがマッチしているかどうか、がポイントになります。



質問者さんの上句ですが、「卵だきじっとふくらむめんどりの」が与えるイメージは、「じっと」「ふくらむ」によって、母鳥が卵を大事に思い、外敵を警戒してふぅっとふくらむ様なものでしょう。身動きは取れぬ中で精一杯威嚇する母鳥。これにイメージがマッチするのは、やはり皆様おっしゃる3が適当だと思います。
(1)は、警戒している母親に触れるのがおかしい。卵を抱いているのであれば、触らせはしないでしょう。

(2)は、「序詞」を用いた歌であればこれが答えでもおかしくはないと思いますが、卵を抱いているめんどりに「熱さ」を見て取るのは少し強引かもしれません。「じっとふくらむ」がめんどりの呼吸を表しているのであれば、静かな呼吸=生命を守る母鳥の静かな熱さ、ともとる事が出来ましょうが・・少しピンぼけしてしまいますね。

(4)では、言いたい事が良く分からない。(4)が下句の場合、寂しげな姿を歌いたいのだと思いますが、卵を抱いて暖めているめんどりに孤独を感じる人も少ないでしょう。
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こんにちわ~<(^▼^



多分 答えは 3だと 思います。

タマゴを抱いているめんどりさんには、
2つの眼差しが あると いえると思います。

”深き”ですから、深読みしろよって
この短歌の作者さんが ゆってるんだと 思うんです。

1つは タマゴ=子供 に 対する 愛情ですよね。
どうか ちゃんと 産まれてくださいっていう。

で、2つ目は 他の方もいっているように
外敵に対する 警戒だと 思います。

…違うかな???
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そかぁ。

(^^;

調子の関係でけみると、
1は7:7
2は7:8
3は5:7
4は7:7

2は字余り。
3が圧倒的におかしい。
で、すでに出したURLの意見で拾うと、
「まなこ」とすれば3も7:7

ということで調子で簡単に切れる問題ではなさそう。

内容的には「上の句」の「めんどりの」からすると、
下の句では物か様子が示されているはず・・
1は「さわり心地?」か
2は「夏の夜の暑苦しい様子」か・・・
3は「眼」。
4は「うしろ姿」?・・

ここで卵を抱くめんどりが「じっとふくらむ」とはどういうことなのか・・

おそらく、卵を守るめんどりの警戒感が現れているのではないでしょうか・・
となると、触れるはずもなく、1はアウト。
誰も居なければさほど警戒もしないでしょうから、4もアウト。
2はおかしくもないですが・・
3の「すえる眼」の警戒感とそのふくらみ、
「じっと」と「すえる」のマッチ具合からすると、
3が一番適切なのではないでしょうか。
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