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さっきニュースで、7人の人が車の中で練炭で自殺したと言っていました。ネットで調べたら「練炭も十分に酸素が供給される環境ならCOを出さない、安くて便利な物だ」ということがわかりました。練炭自体が不完全燃焼をしてCOを排出しやすい(私はそう思っていました)のではないそうです。
そこでやさしい言葉で教えていただきたいのですが、どうして練炭は酸素がかなり少なくなっても消えないで燃え続けるのですか?そこで消えればCO中毒で死ぬこともなくなるわけですよね。
ほかのものより特別に少ない酸素でも燃え続ける理由、教えて下さい。

A 回答 (2件)

こんにちは。



煉炭に限らずですが、炭素でできているものは全てそういう性質を持っているのです。

炭素でできた物は、非常に温度が高く、赤くなってるような状況の所に二酸化炭素が触れると、二酸化炭素の中にある酸素二つのうち一つを赤熱した炭素が奪って、二つの一酸化炭素になるという反応が起きます。

この反応自体は酸素が十分にあっても起こるのですが、酸素が十分ある環境では、できた一酸化炭素はすぐに酸素と結び付いて燃えてしまい、全部二酸化炭素になってしまいます。

煉炭を十分な空気があり、下側から空気が流通する環境で燃やすと時々、穴の所から青いガスの炎みたいな炎が出ますが、それがこの反応です。

空気が十分にないと、穴の中でできたこの一酸化炭素が燃え切らずに出てくるのです。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます!
炭素、恐るべしですね~。二酸化炭素の方が一酸化炭素より安定した状態ですよね?それでも炭素イオンは酸素を奪うわけですね!人が呼吸して二酸化炭素を吐き出せばだすほど、COの量も増えるわけですね!
理科はさっぱりの私にもよくわかるご説明、ありがとうございました。青い炎の謎も同時に解けてよかったです。むかし、お隣の家にあった練炭こたつに頭を突っ込んで、あの神秘的な?青い炎に見とれて身体がだるくなった思い出があるのです、きっと軽いCO中毒?
よろしければ追加で質問させて下さい。
練炭で自殺する人が多いのは練炭が入手しやすくて、大きくて扱いやすいからでしょうか?(自殺する人の心理なんて分かりっこないですが)ほかの、豆炭や切り炭でも、量を増やせば同じなんでしょうか。(成分に大差ないのでしょうか?)

お礼日時:2004/10/12 17:00

こんにちは。

お尋ねですね。

>煉炭じゃなくても・・・その通りです。
炭素でできた物なら、コークスや木炭、最近はやりの備長炭でも、ダイヤモンドでもそうです。
赤くなるまで加熱して燃やすと同じ事が起こります。

つまり燃焼が二の段階で起こるわけです。
炭+酸素→二酸化炭素+熱 という過程と

熱で真っ赤になった炭+二酸化炭素→一酸化炭素
一酸化炭素+酸素→二酸化炭素+熱

という過程ですね。なので、炭素であれば何でもこういう現象が置きます。
まあ、ダイヤモンドを燃やして自殺する人はいないでしょうけど。(爆)

それから、煉炭を使う理由ですが、なんと言っても入手が簡単で誰にも怪しまれずに買える事、多分、死ぬとき楽だろう(苦しまない)と考えるからだと思います。

苦しまないかどうかですが、うまく行けば確かに苦しむ時間は短いですが、先日も失敗して生きちゃった?人のニュースが流れましたが、失敗したときはどうでしょうね?
治療はどうしても苦しまないわけにいかないし、失敗してしまうと心に深い傷を持って残りの人生を送る事になります。
方法的には失敗しやすいと思いますが。
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この回答へのお礼

重ね重ね、ありがとうございます!!
おおいに勉強になりました。昨日より賢くなったのは確かです。
私は自殺する予定はないので失敗する心配はありませんが、無臭で呼吸困難にならない(咳き込まない)とサイトに書いてあったので、無気味だな~と思いました。都市ガスのように嫌な臭い(つけてあるんですよね?)がすれば、不完全燃焼してても早めに気が付くんでしょうけど。
それにしても、ダイヤモンドでCO発生、やってみたいですね!!やっぱり臭いはしないのかな、、、。

お礼日時:2004/10/12 22:37

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