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 先日、「ブラック・ジャック」を読んでいて思ったのですが(ピノコが誕生する話です)、「畸形脳腫」という病気は実際にあるのでしょうか??脳腫の中に内臓などが入っているらしいのですが・・・。

A 回答 (3件)

こんばんは。



「脳腫」ではなく「嚢腫」ですね。実際にありますよ。私の従妹がそうでした。
従妹はずっと一人っ子だと思っていたのですが、(実際に叔母も、一人っ子だと思っていました)30歳過ぎた最近の事、妙に腰に激痛が走るので、どうもおかしいと言う事でスキャンを撮ったところ、腎臓の直ぐ近くに大きな腫瘍があって、それが神経を圧迫しているのだろう、と言うことで手術で摘出したところ畸形嚢腫で、中から一部の臓器と髪の毛が出てきたそうです。生きて意思を持つ・・・なんて事は絶対ありませんが、細胞としてやはり成長していたらしく、今までは気づかなくても、一緒に成長して大きくなり、今回初めて分かったのだそうです。

でも、別に特例と言うわけではなくて、男性でも睾丸が体の内側に残っていた・・・と言う症例とかあるようなので、それほど奇異な話ではなさそうですね。

ご参考になれば幸いです。
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なるほど・・、実際にもそのような症例があるのですね。


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(以下、閲覧注意のサイトは頭を取っておきます。)
(気分を害する恐れがあるのでご注意を。)

いわゆる双子の片方が吸収してしまう奇形では、
こんなのありました。
「寄生的頭蓋結合の幼児、史上初の分離手術」
x51.org/x/04/02/0525.php
なんとも言えないですね。
その脳には意識があったのでしょうか・・。

また、卵巣の腫瘍として
テラトーマ(teratoma)という症例は、かなりあるようですね。
中には髪の毛、脂肪、時に歯などが見られるようです。
ネット上にもかなり体験談や、お医者様の話が載っています。それらでも「ピノコ」と比較されてるのがなんとも・・。
「生殖細胞のがんーテラトーマ」
http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/BioScience/ …
「成熟嚢胞性奇形腫(mature cystic teratoma)」
www5a.biglobe.ne.jp/~hhhp/ovarial-tumor/dermoid.htm
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畸形嚢腫は本当にあります。

私自身は一度しか見たことがありません。若い女性の巨大な縦隔腫瘍が畸形嚢腫であった症例でした。(縦隔は、気管と食道を隔て大血管を包み込む胸部にある結合組織です。)
女性は本来双生児であったようですが、何らかの原因で胎児の段階で、一人がもう一人の縦隔の中で育ったもののようです。成長とともに嚢腫も大きくなって、成人するころには巨大化して、身体症状も出てきたために手術で摘出されました。きちんとしたものではありませんが、人間の形をしていました。腫瘍の一つなのですが、特別なもののように感じたことを覚えています。
畸形嚢腫自体は、まれにあるそうですが、ピノコのように、人間として形成できるほど多くの器官が嚢腫の中にあることは実際にはないようです・・・。
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