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 10月初旬に乳癌と診断されました。悪性度のグレード1、ホルモン感受性陽性、HER2蛋白陰性で、腫瘍の大きさは1.5cmくらいです。主治医の先生は「小さなものだから温存手術で大丈夫。あとは放射線療法とホルモン療法で。」と、いたって簡単な説明。術前薬物療法の必要もないし、局所麻酔で日帰り手術でもいい、ということでした。
 その後MRIで、腫瘍の近くに白い放射線状の小さな塊が映り、近いうちにまた検査することになりました。その時に「結果をみてから手術の方針を決めるので、手術はもう少しあとになる。それまでホルモン剤飲んでいてもいいのだけど」と言われました。自分が乳癌についての本で調べたときには、LH-RHアゴニスト製剤と抗エストロゲン剤の併用、と書いてあったのですが、主治医は「内服薬のみで」と。最初、術前は不要と言われたのに、今始めてもいい、と言われてしまうと、本当はどちらがいいのか、と少し不安です。
 私くらいのだと、温存手術後に抗エストロゲン剤の服用だけで(放射線治療をするとしても)よいのでしょうか。
 また、もし新しく見つかったものも悪性腫瘍だった場合は、何か治療法が変わるのでしょうか。
 どなたか同じような体験をされた方がいらっしゃったら教えてください。

A 回答 (1件)

医師ではなくて申し訳ありませんが、私の経験がお役に立てば幸いです。



>私くらいのだと、温存手術後に抗エストロゲン剤の服用だけで(放射線治療をするとしても)よいのでしょうか。

私が治療して頂いている病院では、年齢が若かったり、再発リスクが高い場合に限り、抗エストロゲン剤にLH-RHアゴニスト製剤の皮下注射を加えるそうです。
私も抗エストロゲン剤の服用のみだったので、不安になり主治医に尋ねたところ、そのような説明を受けました。私の病院では皮下注射をしている人はとても少ない、と看護師さんがおっしゃていましたが、注射を加えるか否かについては、病院の方針や医師の考え方にもよるのかもしれません。

>また、もし新しく見つかったものも悪性腫瘍だった場合は、何か治療法が変わるのでしょうか。

腫瘍の質にもよるのではないでしょうか?
質問者さまをあまり怖がらせたくありませんが、タチの悪い腫瘍だった場合は、化学療法が加わるのだと思います。場合によってはハーセプチンなども加わるのかもしれません。
でもあまり心配せずに、詳細がわかってから考えればいいことだと思います。

最後に、私は術前の診断では核グレード3、KI67が50%で悪性度の高い乳がんだと言われ、化学療法は逃れられないと告げられていました。腫瘍径は浸潤部分が1.2~1.3cm、非浸潤部分も含めて2.6cmと診断され、温存手術でよいと言われましたが、局所再発を避けたかったのと、放射線治療だけでも逃れたかったので、全摘出(乳房切除術)を選択しました。
ところが、手術3週間後の病理診断結果では、腫瘍径が0.4cmだったと言われ、核グレードは術前と同じく「3」と、悪性度は高いが腫瘍径がとても小さかったので、ホルモン療法だけでよいのでは?と提案されました。
0.4cmなら温存手術にするべきだったと後悔しましたが、医師からは「画像診断の限界なので仕方なかった」と言われました。

術前に言われていた腫瘍径が、実際には3分の1にも満たなかったという事実は、結果的には喜ばしいことではありましたが、念を入れて3つの病院で術前に診察して頂いたにも関わらず、全ての病院で1,2cm程度と言われていたので不安になり、病理結果のセカンドオピニオンに出しました。
すると、腫瘍径は0.4cmで間違えなく、核グレードは1、Ki67は15%でルミナルAだと診断されました。(オンコタイプDXの結果も低リスクでした)
このように術前と術後の結果が私のように変わることはよくあることのようなので、治療法も想定外の事態はよく発生するのだと思います。
質問者さまの場合は、検査の関係で手術が先になってしまうので、多少でも腫瘍が広がるのを防ぐためにホルモン療法を術前に始めるのかもしれません。(私も手術を待っている間にホルモン療法を始めてもらいたかったですが・・・)少なくても術前から飲み始めるのは悪いことではないような気がします。私の知り合いも手術が先になってしまうので、術前からタモキシフェンを飲んでいました。

もし不安が尽きないようでしたら、次のサイトで質問されると、ちゃんとしたお医者様にお答えいただけると思います。

http://www.kbcts.gr.jp/Pt/soudan.html

長くなりましたが、どうぞお大事になさってください。
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この回答へのお礼

 ご丁寧で 温かいご回答、ありがとうございました。

 何冊も乳ガン関係の本を読みましたが、自分の中でホルモン療法は内服薬と注射併用、と思いこんでいたので、主治医の言葉に動揺していたのですが、実際に内服薬のみ、という方からの体験を知って安心しました。年齢からいって、閉経も近いようなのでLH-RHアゴニストは必要ないのかもしれませんね。

 新たに見つかった腫瘍については昨日マンモトーム生検で針を4回も刺し、検査しました。結果は来週です。悪性ならば最初のものと一緒に切除、ということで傷が2センチくらい長くなるそうです。二つをつないで切除するため、乳房のへこみは倍くらいになりそうですが。
 回答者様は、手術後に腫瘍径が予測よりもずっと小さかったことを知られたそうですが、そんなことがあるとは全くしりませんでした。私は温存手術なので、小さかった場合、切除部分も小さくしてくれるとありがたいのですが。
 結果を聞くときに、主治医にもよく相談してみます。

 本当にどうもありがとうございました!
 

お礼日時:2013/11/21 18:56

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