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例えば、
・会議は午後一時半に始まります。
・会議は午後一時半から始まります。

日常でこのように使っていると、両者の違いがあまりないように感じるのですが。

A 回答 (13件中1~10件)

まず結論を書きます。



・会議は午後一時半{から/に}始まります

「から」を使っても「に」をつかっても、ほとんど同じです。質問者が感じているとおりです。
 微妙な違いがあるのかもしれませんが、そんなことを考えている人はめったにいないでしょう。

 個人的には「に」を使うべきだと考えています。先行コメントにもそういう意見があります。下記のように使い分けるほうがいい気がします。
  会議は午後一時半に始まります
  会議は午後一時半からです
  (午後一時半から会議です)
   
 しかし、辞書の例文に下記があります。
https://kotobank.jp/word/%E3%81%8B%E3%82%89-4671 …
===========引用開始
㋑時間的起点を示す。「会議は午後1時から始める」「朝から強い風が吹いている」 
===========引用終了

 こうなると、「から」はおかしいと主張するのは無理があります。
 この件に関しては20年近く前に原稿に書いたことがあります。
【【拡散希望】(笑)天下のNHKにパクられたかもしれない2 【板外編15】「カラ」と「ニ」の話】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1710. …
 以下は一部の抜粋(重言)。
===========引用開始
【練習問題23】
 次の表現のなかでヘンなのはどれか、考えてください。
  1)来年4月から発売する
  2)来年4月から販売を始める
  3)来年4月から販売する

 1)~3)は、雑誌の新製品の情報欄などでいくらでも目にする表現です(この「から」も「より」と同義なので、「から」に限って話を進めます。★ページ参照)。
 1)は明らかにヘンで、「来年4月に発売する」とするべきでしょう。時間的な始まりを示す「から」には、始まった事柄がそのあとも「継続」するニュアンスがあるので(継続期間の長短はあまり関係ないようです)、瞬間的な事柄の「発売する」に使うのはヘンです。「〇〇から発売が開始される」という「三重言」に近い表現を目にしたこともあります。

(略)

 2)は1)よりはマシな気がしますが、論理的に考えるとやはり「来年4月に販売を始める」にしないとヘンです。しかし、「から」の用例として「1時から始まる」を掲載している辞書もあるので、許容されていると考えざるをえません。
「来年4月から販売を始める」がさほどヘンではないのは、「始める」も瞬間的な事柄ではあっても、「販売」がそのあとも継続するからでしょう。「発売する」と「販売を始める」は、意味はほとんどかわらないと思いますが、「から」と組み合わせると継続性の違いが出てくるようです。
 3)は「から」の使い方としては問題がありませんが、使われる頻度は1)~3)のなかでいちばん低い気がします。「発売」や「始める」という言葉を使うほうが、新製品であることを強調する感じが出るからでしょうか。  
===========引用終了
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この回答へのお礼

これほど細かく、熱心に解説をしていただけるとは、大変ありがとうございました。いろいろ勉強になりました。こういう言葉は時としては辞書でも許容するほど日常に浸透しているのですね。

お礼日時:2018/10/28 15:46

格助詞「に」は時間的・空間的な位置付けの認識を表します。


「会議は午後一時半に始まります。」の場合、会議の開始時点を「午後一時半」と表現しています。

これに対し、「から」は時間的・空間的な起点の認識を表し、会議の始りを「午後一時半」と表現しています。

このように、言語は話者の認識の表現で、「に」と「から」は対象の捉え方が異なっています。■
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この回答へのお礼

成る程、起点と位置づけの違いですね。言われてみれば確かにその通りですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/28 15:32

たとえば英語では、


The meeting starts at 9.
であり、
The meeting starts from 9.
とは言えません。
日本語でも、
「始まる」のであれば「に」が適切です。
「行われる」であれば「から」が適切だと言えます。
「始まる」のは一瞬のできごと、「行われる」のは継続的なできごとだからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほど、瞬時的な行動と継続的な行動につける時に違いが生じるのですね。

お礼日時:2018/10/28 15:34

例文は、ほとんど違いは


ない!
以上(^^ゞ
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「〔時間〕に」は、ある時刻を示すだけ。

始まり・終わりなどの意味は含みません。
「〔時間〕から」は、始まる時間を(暗黙のうちに)示しています。

始まる時間をいう場合は、どちらも使えます。
○ 会議は午後一時半に始まります。
○ 会議は午後一時半から始まります。

「〔時間〕から」と言った場合は、「始まる」という言葉を省いても通じます。
○ 会議は午後一時半からです。

終わる時間をいう場合は「から」は使えません。
○ 会議は午後一時半に終わります。
× 会議は午後一時半から終わります。
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この回答へのお礼

確かに「から終わる」は使えませんね。今まで気づきませんでした。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/28 15:40

話し手の(無意識的な)意図がどこにあるかによって表現が違ってきます。



・会議は午後一時半に始まります。
「に」の基本的要素は【着点】です。
発言時より時刻が経過していくわけですが、その時刻が「午後一時半」という状態に至った(着いた)時に、会議は始まります。
という意図の発言。

・会議は午後一時半から始まります。
「から」は逆に【起点】が要素。
「午後一時半」という時刻を起点として会議が始まる、という意図。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほど、それぞれが起点と着点の違いが体現されているのですね。勉強になりました。

お礼日時:2018/10/28 15:47

「に」は、(格助詞)時間的・空間的・心理的なある点を指定するのが原義で、多くは動作・作用・存在を表す語に続いて使われる。


「から」は、(格助詞)同じく、時間的・空間的な起点となる時・場所を示すが、終点となる「まで」を意識することが多い。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほど、質問した時は「時間」にばかり目を向けていたので気が付きませんでした。「に」は「時間」以外にも空間や心理的な点をも指定できるんですね。参考になりました。

お礼日時:2018/10/28 16:11

「に」は点をピンポイントで示すだけです、始まります、の言葉があって初めて始点の意味を持ちます。


「から」は単なる点、ではなく始点の意味を持ちます、「まで」は必ずしも意識する必要ありません、例 地球上に人類発生してから・・・・。
したがって、会議は午後一時半からです、で十分なんです、小うるさい人に言わせると、始まる、は蛇足というかも知らません。
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この回答へのお礼

言われてみれば確かにおっしゃる通りですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/28 16:09

「に」は時刻を決め打ちします。

開始時刻がハッキリと意識されます。対して「から」は開始点ですから通常は「まで」を伴います。実際には伴わない場合もありますが、「まで」の意識はついて回ります。つまりある幅のある時間の意識があると言うことです。この幅が会議自体の開始時刻を曖昧にもします。
5時に退社する、といえば間違いなくその時刻ですが、5時から、といえば5時以降の含みもあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「から」の場合は少し余裕が持てるというわけですね。参考になりました。

お礼日時:2018/10/28 16:07

前のコメント修正します。


からの後には自動詞が適すると思います
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。自動詞ですか。確かにそれは盲点でした。参考させていただきます。

お礼日時:2018/10/28 16:08

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