プロが教えるわが家の防犯対策術!

障害者の社会参加とは具体的に何をすることなのでしょうか?
すぐ思いつくのは仕事をすることぐらいですが、他には何があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

>障害者の社会参加とは具体的に何をすることなのでしょうか?


そうした言葉に騙されたらいけません。

「社会参加=就労」をはじめ、「社会参加という言葉は、社会制度上の何かしらに参加するということである」と思い込ませたいのは、それによって利益を得る側の考えです。
こうしたことは、洗脳に近いかも知れません。
「女性が輝く」というような表現が最近はよく聞かれます。
「女性の社会進出」「女性の就労」というような話も、「女性が輝く」と一体化されて言われています。
「子育ての分担」「育メン」「男性にも育児休暇」もよく聞きます。
数年前ではありますが、ある新聞社で就労に関する世論調査があり、そこでは「半数を超える女性が、パートなどによる短時間労働を望んでいる」となっていました。
実際には、60%を超える数字です。
人口減少しているこの国においては、「女性もフルタイムで働いて欲しい」「女性にももっと働いて(就労)欲しい」というのが、国や各企業の望みであろうことは、おそらくそれを疑う人は少ないでしょう。
だからこそ、なんとか女をもっと労働力として利用しようとばかりに「女性の輝く!」などの一大キャンペーンです。

障害者は障害者として、既に社会の中にいるのです。
障害者が障害者であるというだけで受け取ることの出来る恩恵は、社会制度上のものです。
そして、こうしたことは、障害の有無とは無関係です。
少なくともこの国において「社会参加していない人」などいないだろと思います。

>すぐ思いつくのは仕事をすることぐらいですが、他には何があるのでしょうか?
生きて、社会に存在することです。
    • good
    • 1

就労だけではなく、体験談を語るとか説明会を開くなどで知ってもらうための活動をすることも社会参加の一つでしょうね。


社会と関わること。それが社会参加です。

講演会を開催するとか、家の外に出ないとしてもブログなどで語ることもれっきとした社会参加だと思います。

私も軽度ながら障害を持つ身であり、色々と体験はしてきました。
ものぐさなのでわざわざ活動したりブログ作ったりはしませんが、ネットできっかけがあれば語ったりしています。
似た境遇の子を持つ親御さんの相談に乗っていたところ不安を和らげたり参考となる情報を提供できたようです。
これも社会参加と言えるでしょうね。
しまいには『ウチの子にも〇〇さん(私)みたいな思いやりのある大人に育ってほしい』なんて恐ろしいコメントを頂いてしまいました。
私はそんな大層な人間ではありません!
    • good
    • 1

就労だけが社会参加ではないと思っています。


例えば外出することも社会参加の一つに入ります。
私は今まで自走式の車椅子しか持っていませんでしたが、今年に入り電動車椅子を購入しました。
理由は一人でも出掛けられることを望んだからです。
これまでは家族の付き添いが必要でしたが、それにより家族の手を煩わせることなく出掛けられ、欲しい物を必要な時に購入することが可能になりました。
送迎には介護タクシーを利用しますが、その費用は私が受給している障害年金から捻出していますので、お金を回していることにもなります。
また去年は反物から浴衣を仕立ててもらいましたが、立てない私でも一人で着られる浴衣を作ってもらったことで、仕立てて下さった職人さんはご自身のHPで製作過程を紹介したところ、同じような悩みを抱える方々からオーダーが入るようになったと報告して下さいました。
こんなこともありました。
電動車椅子で旅行に出掛けた際、偶然隣に居合わせた人のスマホを電動車椅子のバッテリーに繋げて充電させてあげたらとても喜んで下さいました。
色んな形で社会参加が可能だと実感した次第です。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!