早速ですが質問させていただきます。
私は下記URLの質問に回答しました。
質問者のかたが「がんが感染する」という表現をなさっていたので、
「がん自体は感染しません」という説明をするために、
「HIVのキャリアであることと、AIDS患者であることは別だからです」という例を挙げました。
すると質問者のかたから、
「それは違う。HIVに感染してるということはAIDSに感染してるということだ(要約)」とのご指摘がありました。
概念・受け取る感覚の問題だと思うのですが、
私自身は「キャリアであることと患者であることは別」だと思っているのですが、
社会通念上では違うのでしょうか?(ちょっと混乱気味です)
私の知識不足ゆえの質問です。非難・揶揄が目的ではありません。
よろしくお願いいたします。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1104741
No.7
- 回答日時:
エイズとは「後天性免疫不全症候群」であり、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染により免疫力が低下し様々な症状が現れる状態です。
ですから、HIVはウイルスの名前、エイズは発症した病気の名前で全く別物。感染するのはHIVウィルスでエイズはうつりません。
またHIVに感染した時点でキャリアは保有といえますが、発症したのでなければエイズ患者でもありません。
だからgagamboさんが言っていることが正しく、その方がモノをしらなすぎるだけかと。
以前はメディアでもこの辺をよく混同していましたが、最近はちゃんと分けて使われています。
折りしも昨日は世界エイズデー。無知は罪なので、もうちょっと勉強して欲しいですね。
ご回答ありがとうございます。
御礼申し上げるのが遅くなり、すみませんでした。
私がエイズ教育を受けたころは、
ちょうど「メディアがHIVとAIDSを混同している」「正しい知識を身に付けよう」という時代だったように思います。
それまでは「AIDSはHIVの別名なんだろう」というような、とんでもない解釈をしていました。
正しい知識は、身を守ります。
そして、周囲の人を傷つけないためにも、必要です。
私が「AIDS=HIV」という考えのままでいたら、
もし、HIVに感染しても、「症状が出るまでは"うつってない"」という解釈だったかもしれません。
そうすれば、無症状の段階でいろんなひとにウイルスをまいてしまうかもしれません。
何の症状もなければ、何の病も疑わないでしょう。
感染の有無すら。。。
正しい知識を持っているなら、
それに対してどのような畏怖を抱くか、
どの段階を警戒するか、などは、
個人の自由です。
(正しい知識を悪用して故意に伝染させると傷害罪にもなるらしいですね)
エイズデーとは知りませんでした。
そういう日を設けているということは、
まだまだ啓蒙を促す必要性があるのかなと思います。
ご意見ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
患者はわずらったものですから、発症していようがしていまいが、すべて患者だと考えます。
患者の中で発症していないものをキャリアと呼ぶのではないかと考えています。
病気によっては発症せずに直るように思われますが、発症が穏やかで気がつかないことが多いように思います。
患者と言えば医療にかかっている人だけのように思われますが、風邪で医者にかからず家で市販薬を使用して直している人も風邪の患者です。
この回答への補足
#5様への補足にも書きましたが、
「伝染る"モノ"自体はなんであるか」の表現に悩んでいます。
「ガンが伝染る」という表現に違和感を覚えるのは私だけでしょうか。
ご回答ありがとうございます。
そうですね。「患者」に関してはとても自発的な表現のように思えてきました。
自称:患者 のような。。。
「キャリア」と「発症者」に関しては、感染症において使えそうな言葉ですね。
今のところ私の中では、キャリアという円の中に発症者という円が入っている感覚です。
これからまた考え方が変わるかもしれないし、
根底を覆す研究がなされるかもしれませんね。
どちらにせよ、世論と情報へのアンテナを張っていたいと思います。
ありがとうございました☆
No.5
- 回答日時:
概念と言うよりも、
AIDSという病気に限っては、
キャリアになった時点で、
一般の人と同じ生活が出来ないんですよ。
ですから、社会で生活する上では、
HIVに感染=AIDSに感染という図式は、
あながち間違いだとは、言い切れないですね。
それに貴方の言い方だと、
『AIDSは感染しない』となってしまいます。
それは一般社会の認識とは違いますよ(^^;
この回答への補足
おっしゃるとおり、AIDSを例に挙げたのが極端すぎたのかもしれません。(現代社会では脅威すぎる)
では、「"ガン"が伝染るのではない」とうまく伝えるにはどうすればよかったのでしょうか。
私は「AIDSは感染しない」と言いたいのではありません。
「症状(自覚の有無問わず)は"感染"しない。感染するのはウイルス・菌であり、症状とはそのウイルス・菌が引き起こすもの」という「感覚」です。
卵管閉塞を引き起こしたクラミジア患者がいるとします。
その患者からの"感染"を心配するときに、「卵管閉塞が伝染したかも?」というのがしっくりこないのです。
これを「感染するのは"卵管閉塞"ではない」と表現すると、
おっしゃるとおり『AIDSは感染しない』ととられるのと同様、
「クラミジアは感染しない」となってしまいがちでしょうか。
ご意見ありがとうございます。
AIDSに関しては、みなさんの関心が向きやすいぶん、
警戒・畏怖の感情から、「短絡」して一番怖い部分に目がいくのも仕方ないと思います。
正しい知識さえ身に付ければ、
あとはそれに対してどのような感情を持つかは自由ですし、
自分の中で「A≒B、B≒C、だからA≒Cだ」と思うのも自由です。
私自身、まだまだ考えの甘さと知識の浅さを痛感いたしました。
貴重なご意見をいただき、感謝しております。
No.4
- 回答日時:
「HIVに感染してる」というのはHIVウィルスを持ってるということだからキャリアで、「AIDS」はそのウィスルによって健康なら問題にならないような病気(風邪とか)に感染しても命がなくなってりまうほど免疫が低下して亡くなってしまうという「症候群」だったと思います。
厳密にいうとHIVウィルスで発症するんじゃなくて、他の病気にかかってしまう訳だから、キャリアでも免疫が正常なら患者ではないんじゃないのかな。。。?
ご意見ありがとうございます。
HIV感染の場合、免疫力が正常なうちは、少なくとも「AIDS患者」ではないですね。
ですが、AIDSを発症しないための治療を行う必要があるようです。
感染してから静観できないという意味では、患者ではあるように思います。
ただその状態を表現するには「HIVに感染しており、AIDS発症を抑えるための治療」となります。
ややこしいので、自分の頭の中ではわかっていても、
いざ説明するとなるとうまく表現できない私です。
もっと知識を身に付け、そういうことに対して考える時間を増やしてみたいと思います。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
普通の言葉で言うと,
患者=発症して現に治療を受けている方・治療の必要な方
キャリア=症状の出現が無く治療の必要の無い方(定期検査の必要はあるかもしれませんが)
と言うふうに理解していました。
これではだめなんですかね。
この回答への補足
私がした表現「HIV感染者とAIDS患者は"別"」はまずかったと思っています。
「AIDS患者は、HIVに感染している」ことはあっても、
「HIV感染者は、AIDSを発症している」とは限らないからです。
HIV感染者(キャリア)という大きな円の中に、
AIDS患者という小さな円が入っている感覚です。
間違った覚え方でしょうか。
ご回答ありがとうございます。
患者という表現は、失敗したなと思いました;
HIV感染者のように、発症そのものを抑える「治療」を受けておられるかたもいらっしゃるからです。
キャリア:ウイルスや菌を持つひと。感染者。
発祥の有無は、キャリアという円の中での分類なのでは?
上記、私が抱いた概念です。
医学的な分類は確固たる区切りがあるかもしれませんが、
個人の概念はとても差があるものだと思いました。
これからも、正しい知識を身に付けつつ、
そこから自分の考え方を持っていこうと思います。
ご意見ありがとうございました。参考にいたします。
No.2
- 回答日時:
概念の問題ね。
まあ、医学的なことはよくわからないけど、まだエイズを発症してないHIV感染者と、ナマでえっちすれば、HIVは感染するわよね?
だったら発症してようがしていまいがHIVキャリアということは、「まだ治療を要しないエイズ患者」なんじゃないの?
ご回答ありがとうございます。
医学的には、免疫力がまだ残っている段階では、
「AIDS(後天性免疫不全症候群)」そのものは発症してないので、
AIDS患者ではないと思うのです。
けれど、「将来AIDSを発症する可能性の高いHIV感染者」と表現するのが回りくどいため、
発症の有無かかわらず「エイズ患者」と表現されてしまうのが今の日本だと思います。
私は、「HIV感染者とAIDS発症者とは違うんだ」「HIVに関する正しい知識を持とう」という活動が盛んな時期に教育を受けたように思います。
それまでは、HIVとAIDSという単語を、何の区別もなく使っていました。
今後、社会通念はどう変わっていくのでしょうね。
そして、各個人の概念は、どこまで幅を持ってゆくのでしょうね。
No.1
- 回答日時:
医学的な概念と社会通念の違いですかね。
エイズに限らず、C型肝炎、ヘルペス、白血病etc、広義で言えば結核やインフルエンザにも「キャリア」という存在がある事になります。
ただエイズやC型肝炎ですと献血に行っても断られますし、発症の危険性に内心不安ですから、完全な健康体ではないという意味で患者であるとも言えます。
特にエイズの場合、血液感染ですから一緒に鍋を突いたりキスしたくらいではうつらないと説明してもキャリアというだけで引かれてしまいます。
最近は発症を押さえる薬も出て、社会の認知さえ上がれば普通に生活出来ますが、仕事上資料を見ますと(特に外国の方など)途中で連絡が取れなくなることも多々あります。
他人の考えを変えることは出来ませんので、地道にキャンペーンをして認知をあげるより仕方ないかなと思いますよ。
ご回答ありがとうございます。
医療関係者でもなければ、はたして自分は社会通念などというものをわかっているのか?と
この質問で思い知らされました。
人間は、
医学の進歩で長い一生を手に入れたのと引き換えに、
病気と闘わなければいけない宿命を背負いました。
ウイルスも、あの手この手で襲い掛かってきます。
今後、もっともっと病気と共存していかなかればならない社会へと変化していくでしょうね。
私は頑張って、社会についていこうと思います。
事実と状況をみきわめつつ。。。
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