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胃カメラについて

手術不可能だった父の抗がん剤がきき、ガンが小さくなったことで手術可能になりその手術前の胃カメラ検査の後から父が食べ物も食べても吐くようにまた胃痛がひどくなってしまいました。

病院は広がっていたガンが小さくなってきたことによって出口をすっかり塞いでしまい胃の食べ物が腸に行かなくなってきたことによって
吐いてしまう、胃痛が起きてしまうとのことでした。

その時は納得したのですが今思うと、ガンが小さくなる前も出口塞がってんじゃないの?って思ってます。
それは後で病院へ行ってきちんと聞こうと思うのですが、父曰く、胃カメラのあとから胃痛と吐き気が始まったと行って病院にもそのように伝えたけど、もちろん病院はそんなことないですよとのことでした。たとえそうだとしても認めないと思うし、色々看護師さんも点滴をなんども間違える人ばかりで父いわく胃カメラの医者もわかい見習いで練習にされたと行っているので心配になってきました。

違う病院に転院したいですが手術の日も近いですし、父も申し訳ないと思い腰が上がらないようです。

胃カメラの検査でこのような症状になることってありますか?もしくは失敗されたとか?

A 回答 (7件)

< 免疫と癌の免疫療法 >



■免疫について少し説明します。

免疫とは白血球が体内の異物=ウイルス、細菌、癌細胞などを排除する働きを言います。
その白血球研究の大系が免疫学ですが、医師も深くは学んでいないためあまり知らない分野です。

白血球は骨髄の造血幹細胞より十数種類に分化します。
その多くは、体内の異物を発見し、単独もしくは連携し、それを排除する免疫担当細胞群です。(その種類を示す簡単な図を載せます)

癌細胞の排除に携わる白血球は、⓵癌細胞を直接破壊したり、②貪食(どんしょく)して分解し、その成分を教え、③教えられた成分を持つ癌細胞を攻撃破壊する白血球に分かれます。
⓵の仕事をするのは、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
②の仕事をするのは、マクロファージと樹状細胞
③の仕事を最も強くするのは、活性化したキラーT細胞で、癌細胞を酵素により速やかに破壊します。

体内に生じた癌細胞を、これらの白血球が破壊排除していれば癌という腫瘍は出来ません。その監視の目をすり抜けた数個の癌細胞が増殖し、癌という腫瘍をつくり、さらにその一部の癌細胞が腫瘍から剥離し、血管やリンパ管を流れ、別の部位にとどまって増殖して転移癌もつくるわけです。

腫瘍(癌)となっても、これら白血球(特にキラーT細胞)が活性化すれば、癌細胞を異物として認知し、破壊に向かい腫瘍(癌)も縮小したり消失したりするわけです。
術後、取り残された癌細胞や、腫瘍から剥離し遊離している癌細胞に対しても同じことが言えます。

それをねらった療法が癌免疫療法です。
――――――――――――――― 

■癌免疫療法とは、ほんらい癌細胞を認知して排除する白血球を何らかの手法であらためて活性化させ、癌細胞を異物として認知させ、破壊排除させようとする免疫療法です。
古くからは丸山ワクチン(1944年開発)とハスミワクチン(1948年開発)があり、近年では、目的とする患者自身の白血球を体外に取り出し、培養し、強化したものを患者に戻す免疫細胞療法が開発されています。これにはLAK細胞療法、NK細胞療法、樹状細胞療法などがあります。

それぞれを説明しますと、

●丸山ワクチンは、結核菌を熱水でバラバラにした材料によるワクチンで、2日ごとに皮下接種します。
結核菌の成分を皮下接種することにより、皮下の樹状細胞が飛びつきこれを飲食して分解し、他の白血球に伝えることで白血球が相対的に活性化し、巻き添え的に癌細胞も認知させるものです。
癌そのものの成分を使っていないため、進行癌に対する効果は弱いですが、術後の再発予防には効果を見ます。
●ハスミワクチンは、癌という腫瘍をすりつぶし溶かせたものから癌抗原(癌細胞膜面の蛋白分子)を抽出したものを材料とし、これにアジュバントと言う抗原増強物質を抱かせる2本1組の癌ワクチンです。5日ごとに皮下接種します。
癌の種類ごとに既成のワクチン(一般ワクチンと言う)が30数種あり、癌の種類に合わせワクチンが処方されます。
胃癌にはK.Mという既成の一般ワクチンを使用します。
また、患者自身の尿や腹水などから抗原材料を抽出し、2ケ月かけてワクチン化する自家ワクチンも作成でき、一般ワクチンと混合して皮下接種します。

●免疫細胞療法は、免疫理論にのっとり米国で開発されたものです。
・LAK細胞療法
最初に開発されたもので、患者の血液からリンパ球を分離採取し、IL-2と言う伝達物質を加えて培養してキラーT細胞に分化させ、点滴で静脈から患者に戻すものです。費用的には6回1クールで120万程です。
・NK細胞療法
患者の血液からNK細胞を分離採取し、IL-2と言う伝達物質を加えて培養しキラーT細胞に変化したものを点滴で患者に戻すものです。費用的には6回1クールで120万程です。
・樹状細胞療法
患者から少量の癌組織を採取し、これを培養し、凍結と解凍を繰り返すことで現れる癌抗原(特有の蛋白)を抽出して保存。次に患者の血液中より分離採取した単球という白血球を培養し樹状細胞に分化させて保存。この樹状細胞に保存している癌抗原を食べさせ、これを患者のリンパ節近くに接種し、樹状細胞がリンパ節に移動し、T細胞に癌抗原を教えることでキラーT細胞の活性化を起こし、同型の抗原をもつ癌細胞の認知と排除を狙う療法です。
・樹状細胞の腫瘍内注入療法 (HITV)
患者の血液中より分離採取した単球を培養し、樹状細胞に分化させて患者の腫瘍内に直接注入し、癌抗原を食べさせ、その抗原提示によるキラーT細胞の活性化を起こし、同型の抗原をもつ癌細胞の認知と排除を狙う療法です。
腫瘍内に注入するため癌組織は必要としませんが、腫瘍を若干崩壊させる目的で局所放射線照射を行います。3㎝の癌なら5か所程度消失可能な樹状細胞療法です。費用的には手法により異なり数百万です。
―――――――――――――――――― 
以上、主にハスミワクチンと免疫細胞療法について、難しい内容ですが説明しました。


■まとめ

ハスミや丸山ワクチン、また高額な免疫細胞療法にせよ、どのような免疫療法も健全な白血球が先ず前提にあります。
 このことが免疫療法をされる上で大変重要なポイントです。
ハスミワクチンで癌抗原を接種しても、弱まり減少している白血球は働きませんし、免疫細胞療法をする場合も同じです。抗癌剤という細胞毒と併用してはならないということです。
ところが、免疫療法をされている医療機関のホームページの多くには、「抗癌剤との併用も可」と書かれています。唯一、NK細胞療法に特化しているリンパ球バンクにおいては、「化学療法剤とANK療法の同時併用は推奨されません・・」と記されています。
ハスミワクチン・丸山ワクチンの両開発者は、抗癌剤と併用しては効果を得られないとしていました。開発者亡き今は併用も認めている状況です。
ハスミワクチンの場合、ご子息の代になった当初のパンフレットには、{免疫療法としての立場からでは、(併用すれば)ワクチンの効果は見込めません。しかし過去のデーターより、ワクチンによりガンの消失を見た患者さんの多くは、これらの”治療後に”ワクチンを始めています・・}と記されていました。 現在は、{標準治療と併用することが望ましい・・}とされています。そのため、併用される患者が多く、ワクチンの効果は出ず、命を落とすお方が多くなっているのが現状です。このことは、ご子息が行う高額な樹状細胞療法のHITVにおいても同じことで、最近まで抗癌剤も併用して良いと言われていましたが、一昨年、{統計を取れば化学療法を受けていれば助からなない・・何もせずに受診を・・}と訂正されました。

なお、手術をするにしても、白血球が弱まる胃の全摘や脾臓全摘も避けねば免疫療法の効果は得られないことになります。
「胃カメラについて 手術不可能だった父の抗」の回答画像7
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この回答へのお礼

すごい!めちゃくちゃ詳しくありがとうございます!いま出先なので後でゆっくり読んで父にこぴーを渡したいと思います。
ありがとうございます、勉強になります!

お礼日時:2019/09/22 11:26

おそらく入院された病院は大学病院でしょうから、研修のため数人が胃カメラをされたのでしょう。



お返事の内容で、
『病院の腫瘍内科に今後再発予防で行くんですが、その時に、免疫療法したいって言えばやってもらえるものなのでしょうか?ちなみに病院側は抗がん剤を進めています。』

以上の件ですが、

⓵内科医はガイドラインにのっとり薬を試されますが、外科医は内科医と違い抗癌剤を効くものとは思っていません。「切ってだめなものはだめ・・・抗癌剤で効くものは無い・・」と思っています。私と定例会を持っている医師は元外科医です。先生の本音も同じです。

②先にも書きましたように、再発を防ぐのは、{白血球が、残されたり遊離している癌細胞を認知し排除してくれるかどうか}にかかっています。
 抗癌剤は細胞毒ですから免疫をつかさどる白血球も減少弱化します。
ガイドラインとして使われる抗癌剤はTS-1(S-1)という細胞毒でしょぅ。
 TS-1の副作用をお調べになると、骨髄抑制、播種性血管内凝固症候群(DIC)、溶血性貧血、肝障害、下痢、腸炎、間質性肺炎、消化管潰瘍・出血、急性腎不全、スティーブンス・ジョンソン症候群、ライエル症候群、涙道狭窄による落涙などが記されています。
 骨髄は赤血球、白血球、血小板が作られる場所であり、骨髄抑制とは、これが傷害(破壊)されるということです。
従って、抗癌剤は免疫低下となり、再発予防とはならず、むしろ逆効果です。意味を持ちません。従って免疫療法に併用しては免疫療法ほんらいの効果も得られません。
・・と言っても、医師は承認(認可)されているから使うのです。

 承認(認可)薬とは、製薬会社の財力による開発と薬事審議会での承認を得たものです。一部の権威ある医学者が頭となっているのが医学界の現状で、不確かながらもガイドラインとなり、医療として行われています。

③免疫療法のことは医師は知りませんし、免疫学についても医学生時代に40時間ほどしか学んでいなく、ほとんど知識を持ちません。相談したところで否定されるのがおちです。

提案した免疫療法については、おそらく、あなたにも解らないでしょうし、お父様も理解できないでしょう。医師の方針に従うことになるように感じます。

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追記
参考になる体験者のブログ「私のガンは治った」があります。
https://ameblo.jp/cancer-vaccine/entry-108170759 …
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三分のニ切除と言うことは、下の部分に癌があったということですね。


上があるということは胃の噴門もある訳ですから食事も少しは楽にできましょうから希望が持てます。

今後、免疫療法に賭けられ再発予防に備えられたらと思います。
癌が出来るも再発を防ぐのも全ては免疫(白血球が異物を排除する働き)です。

癌は免疫の目を逃れた癌細胞が増殖し腫瘍を形成したものです。腫瘍が形成された早い段階でその一部の癌細胞は剥離し血管やリンパ管を流れています。術後の再発を防ぐには、流れた癌細胞に白血球の目が向くかどうかです。

ほとんどの抗癌剤は細胞毒ですから免疫をつかさどる白血球も減少弱化します。従って、抗癌剤は再発予防とはならず、免疫低下となりむしろ逆効果です。意味を持ちません。

免疫療法に併用してはなりません。

国内には容易にできる免疫療法としてハスミワクチンと丸山ワクチンがありますが、ハスミワクチンには30数種類の一般ワクチン(既成ワクチン)があり、胃癌にはK.Mと言う種類のワクチンがあります。
このワクチンは胃癌から抽出したウイルスと癌細胞膜抗原(癌細胞の膜上に現れた蛋白分子)を材料としたワクチンです。
再発予防なら間違いなく優れた効果を見ます。図はそのK.Mワクチンですが、右がKで胃癌抗原、左がMでマリグナーゼ(英語でアジュバント)と言うもので、Kに塗布して免疫を促進するための物質です。5日に一度の皮下接種で使用します。副作用もありません。
「胃カメラについて 手術不可能だった父の抗」の回答画像5
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この回答へのお礼

免疫療法かなり興味がありました!でもよくわからなくて、、ありがとうございます!病院の腫瘍内科に今後再発予防で行くんですが、その時に、免疫療法したいって言えばやってもらえるものなのでしょうか?
ちなみに病院側は抗がん剤を進めています。

お礼日時:2019/09/20 09:27

>ガンが小さくなってきたことによって出口をすっかり塞いでしまい胃の食べ物が腸に行かなくなってきたことによって・・



以上はおっしゃるように誠に理解できません。小さくなったとすれば通過障害が起きるはずはありません。

なお、もしも胃の全摘をされるならやめるべきです。
全摘したとしても無駄で、進行していれば免疫療法に賭けるべきですが、
胃の全摘をすれば食べものの消化が出来ず栄養面で大変不利になり、免疫療法の効果は出ず、助かる可能性が無くなります。
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この回答へのお礼

結局三分のニ切除しました、、

お礼日時:2019/09/18 19:55

胃カメラで見えるのは胃の内壁(生理学では外側)だけです。

外壁のことは分かりません。内側の癌は小さくなって、外側の部分はより広がっていることも考えられます。
また、食べ物を食べても吐き、胃痛がするようでは抗がん剤が効いているとは思われません。胃の出口へステントを入れて、痛みをモルヒネで押さえ、流動食を食べながら貴方たち家族と家で過ごした方が良いと思います。
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この回答へのお礼

見るの遅くなってしまいました、、、胃を三分のニ切除しました、、

お礼日時:2019/09/18 19:54

大腸ガン患者ですが胃カメラを何度も経験しました



胃カメラは技術が必要ですので医師によってずいぶん違うと思います

最近は大腸カメラも胃カメラも麻酔を使い寝ている間に終わるというのが人気のようですが
痛みや不快を感じないのは良くないと言います

胃カメラで胃壁に傷をつけた可能性があるのでは?
胃壁は本当にデリケートです
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この回答へのお礼

結局胃を三分のニ切除しました、、、

お礼日時:2019/09/18 19:54

胃カメラでそうなることは考えにくいです。


何かほかの原因があるんじゃないですかね?
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この回答へのお礼

結局胃を三分のニ切除しました。切った悪性腫瘍を見ましたがかなりの悪やろうで近くの胃を引き連れを起こしていました、、

お礼日時:2019/09/18 19:55

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