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何で昔は大学進学率低かったの?大学受験の勉強するのが面倒くさかった?

A 回答 (9件)

もう立派な老人になっている私の両親の話を聞くと、日本の高度成長時代の頃、大学に行くことは途方もない贅沢だったようです。



父は高校ではずいぶん出来が良かったらしいですが、経済的に進学は無理で就職しました。それがコンプレックスなのか、ひところは有名大学卒業生が自分の部下になると「○○大卒が俺の下にいるけどよ、大したことないなあ」と嬉しそうに私に言ってました。

母に至っては、頭の出来は知りませんが、中学出るととりあえず街の方へ集団就職。縫製工場だったそうです。

日本が経済的に発展しても、だいたいバブル時代までは、「女は短大でいい」が常識でした。なんでって、仕事における男女差別があたりまえ、女子は寿退社があたりまえだったからです。どうせ結婚までの腰掛けで大した仕事任せるわけでもないのに四大卒はオーバースペックだし、寿退社前提で長く勤めてもらうためには歳若い短大卒のほうが都合良かったのです。

その後の日本は、男女格差の是正、経済的な停滞、少子高齢化等の影響で、良くも悪くも既婚女性がしっかり働かねばやっていけない世の中になりました。そうなると女子にもしっかりした学歴が必要になります。大学進学率は男女ほとんど変わらなくなりました。
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1945年以前は、


みんな金を稼ぐことで精いっぱいの生活。
スポンサー付きの優等生、金持ちの子供だけが専門学校、中学、高校、高女、予科、大学に進学。
スポンサーの無い優等生は、軍の幼年学校。
みんな学費の安い旧帝大を第一志望、不合格者で金持ちが私立大学に入学。
早慶も今よりは超簡単に合格した。
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今でさえ5割しか進学しませんけどね。


誰もその必要を感じなかった。
勉強に対して支払うお金が勿体ない。
勉強する暇あれば働け。
それが常識でした。
林修さんが言う通り「勉強は贅沢であり娯楽」です。
それは今も昔も変わりありません。
※ちなみに昔は「東大・京大・早稲田・慶應」以外はFランばかりだったんですよ。
ですから受験勉強は不要でした。
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真面目に答えます。

大学進学率が低かった原因を時代の流れを追って説明します。
1高卒での就職が一般的であり、高卒を受け入れる社会システムがあった。(1960年代)
第二次世界大戦前、旧制中学卒業が高学歴であった時代、「大卒」などと言う人が珍しかったころは、
旧制高校は大学進学のためにありました。
ところが、戦後の教育改革の結果「高校進学希望者」がかなりの割合になり、全国に高校が増設されたのです。
新制高校が、旧制中学と同じように見なされる時代がありました。
同じころ、中卒で就職する人が減って、逆に中卒で就職する人をありがたがって「金の卵」と呼んだのです。
つまり、高卒が普通の時代が来たのです。でも、大卒は珍しい時代が続いていました。
2経済的な原因(1970年代)
地方の高校生が、大学進学を希望しても「学費」や「生活費」の問題で、都市部の大学に入学できなかったため、
最初から大学進学を考えていなかった時代です。
つまり「高学力」でも大学進学を考える高校生が、今よりも少なかったのです。
このころは、まだ大卒は社会で、ステイタスがあり、「大卒」だけで「すごい」と思われた時代です。
ただ、このころから全国の主要都市に大学建設が始まりました。
ある評論家はそうした状況を「駅弁大学」と呼びました。
3大学の定員の問題(1980年代)
バブル経済の直前、高度経済成長や都市への人口流入によって、大学が遠い存在ではなくなりました。
その結果、大学への進学希望者と、大学の総定員の差が激しく、多い時では30万人程度の浪人生が出た時代です。
進学希望者の3人に1人は浪人するという状況があり、「受験戦争」などと言う言葉も生まれました。
それを解消するために政府は、さらに全国に大学を増設しました。
地方の中小都市にも、大学が建設されるようになったのです。
4大学競争の時代(2000年以降)
大学増設の結果、徐々に「大学進学希望者」と「大学入学定員」の差が縮まり「大学進学率」は上がりました。
少子化などにより、進学希望者数が頭打ちになったのもかかわらず、大学増設が続いた結果です。
今、大学が二極化していますが、今後経営難の大学が増え、「倒産?」する大学も、多くなると思われます。
ただ、それもあと数年で落ち着くでしょう。
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日本の高度成長期には、多くの中小企業が作られたようです。


そこには「金の卵」といわれた中卒の学生が沢山就職したみたいですね。
で、がんばって何年か働いていると、社長さんが「おまえ、がんばっているなあ。あの子と所帯もたないか?」なんて紹介してくれたりした。
で、夫婦で頑張っていたら、「うちの会社を継ぐか?」とか、「銀行紹介するから、独立するか?」なんて話があったらしい。
「三丁目の夕日」にみられるような世界ですね。
ま、そういう成功コースには、大卒なんて学歴は不要です。

また、他の回答にありますように、大学に行けば、生活費が必要となります。
自分の家族への仕送りなど考えたら、バイトしながら大学なんて無理だったと思います。

ただ、昔の国立大学や国立工業高専の学費はとても安かったようです。
(半期で2万円以下?)
で、「私立と比べて、国立がそんなに安いのは不公平だ!!」
って民間の声があって、どんどん国立の授業料がアップされたという話も聞いたことあります。
「貧しくとも、できる人には税金で助ける」ってことで授業料を低くしていたのだと思うのですけどね。
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大学の入学定員が今より少なかった。

1966年当時は現在の約1/3
 高校卒業者数は今の約1.5倍。
 いわゆる狭き門で大学受験する人間は高校卒業生の1/3。(残りは諦めた)
「何で昔は大学進学率低かったの?大学受験の」の回答画像4
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底辺私立大学の数が少なかったからです。

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学費や生活費など、子供にかけるお金がなかったからです。


今は学費ローンという名の借金までして大学へいきますが、そんなことをする人はいませんでした。

大学を出なくても就職はできたし、就職すれば終身雇用、年功序列で給料は上がっていきました。
結婚して、子供育てて、マイホームを建てて、定年退職すれば、退職金もらえて、あとは年金暮らしがてきたのです。
大学行かなくても、十分生活できたのです。
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学ぶより金!金の卵世代で調べれば分かるよ

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