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90年代から大学進学率が上がった理由

下記のグラフを見ると、昭和51年に専門学校ができたことで大学進学率は横ばいになります。
しかし、平成2~3年頃から大学進学率が増加していきます。増加が始まる理由がわからないのですが、教えて頂けないでしょうか。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chuky …

A 回答 (2件)

こんにちは。



平成4年(1992年)が約26%で、平成15年(2003年)が約42%ですね。

こちらを参照しますと・・・
http://eri.netty.ne.jp/data/uni_04.htm
1992年が523校で、2003年が702校ですね。

42/26 = 1.62(倍)
720/523 = 1.28(倍)

定員は大学によって違うので、荒っぽい判断ではあるのですが、
62%増のうち28%増は大学数と関係があると言ってよいかと思います。

もう一つの要因は、「親馬鹿」です。
大学の総定員が増えれば、従来合格できなかったレベルの高校生でも入れるようになりますから、
とにかく子どもをそこに突っ込もうとします。

そして、1992年と言えば、ちょうどバブル崩壊の時期です。
不況の中で子どもに有利な学歴を与えたいという親の心理が大学進学率を高め、それが大学数を増やし、大学数が増えるとまた親馬鹿行動が増え、といった循環になります。
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 理由はいろいろ考えられますが・・・



★絶対数が増えてきたこと。
昭和21~25年生まれが団塊の世代といわれ、その子どもたちは昭和45年~55年あたりで第二次ベビーブームとして絶対数が多いんですね。その人たちの大学受験が平成元年から始まります。

★入試制度が変わったこと
昭和54年から共通一次試験が始まりました。これは今で言うセンター試験と同じようなものなのですが、おもに国公立大学の入試のためのものでした。試験は全部で7科目ありました。
1990年(平成2年)から共通一次試験を改称し「大学入試センター試験(第1回)」を実施し、それまで国公立大学のためだったものを私学も参加するようになりました。

★バブル崩壊前で各家庭が裕福だったこと。もちろん先ほども延べたように、この時代の受験生の親はいいわゆる「団塊の世代」なので、自身たちも昭和40年ごろからの大学進学率を上げてきた世代です。
質問者さんが提示した表をご覧ください。


 世代だけの話で言えば、昭和41年(1966年)からの急上昇は団塊の世代の受験者で、平成2年(1990年)からの急上昇は団塊Jrたちの受験者ということになりますね。
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