プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

質問させていただきます。
私は現在、業務システム開発のエンジニアとしての
仕事を致しております。
まだまだ若輩者ゆえの疑問なのですが、よく、
オープン系、ホスト系などといいますが、
まったく意味がわかりません。

どういった意味で使われている言葉なのか、
ご存知の方は是非教えてください。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

この言葉は単純な用語定義を読むだけではなく、歴史的背景を知らないと理解しにくいですね。

不正確な部分はご容赦を。

1960年代から70年代、IBMは企業向けコンピュータ市場において寡占状態にありました。現在のマイクロソフトがかわいく思えるほど、ハード、ソフト(OS/ミドルウェア/アプリケーション)、ネットワーク全てで独占的地位を築き、かつ囲い込みで大きな収益を上げていました。富士通/日立/NECも独自計算機を作っていましたが市場での存在感はかなり小さいものでした。このころ主流だったのが、「汎用機」「メインフレーム」「ホストコンピュータ」などと呼ばれる大型計算機です。プログラムは全て計算機センターに設置された巨大な本体が処理し、ユーザーの手元にある端末は画面表示しか行いません。

1980年代以降、UNIXを搭載したワークステーションやPCによるシステムが使用されるようになりました。これら汎用機以外の構成要素によるシステム開発を売り込む際、特定会社に囲い込まれていないシステムという意味で「オープン系」「分散系」と言う言葉が使われました。また汎用機によるシステム開発を「ホスト系」と呼びました。

これらの用語は2000年代からあまり意味の無い言葉というか、対立する言葉とは言いにくくなっています。「オープン系」と言う言葉の現状については参考URL「オープンシステムって何?」が詳しいのでどうぞ。

参考URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/2 …
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この回答へのお礼

お礼が遅れてもうしわけありません。
大変勉強になりました。
今後ともよろしくお願いいたします。
遅れたことを、重ねてお詫びいたします。

お礼日時:2005/02/06 20:51

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