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戦前の海兵、陸士は一高(東大教養)を凌ぐ程難関だったという話をよく耳にするのですが、これはミリタリーファンの誇張ですか?
それとも事実だったのでしょうか?
現代人の感覚としては、内地で悠々自適に暮らせれる特権階級の東大卒官僚(文官)などより、わざわざ死を覚悟で戦場に向かう軍人になる方がエリートだったという感覚が分からないのですが、軍国主義と言われた戦前ではこれと真逆の感覚だったのでしょうか?

A 回答 (8件)

50%が中卒の時代ですよ?


その残りの50%が高卒。
大卒なんて殆どいないですし大卒って聞いただけで凄い!って時代です。
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事実ですね。



ほかの方も言ってますが、戦前は兵士は凄い人気だったんです。
当時は日本の国力はまだまだで、東大出てもあまり食えなかったりしましたし。
反面、兵学校は学費はいらないし、給料は出るし、国家のために役に立ってると考えられてました。
亡くなったりもしましたが、日清日露戦争では勝ってましたので、軍隊には楽しい雰囲気もありましたね。
口減らしというのはあれですけど、若くして親孝行できると、田舎の男の子たちは本気で思ってましたよ。

死のバターン行進、ガナルカナルやシベリア抑留などを経験してる悲惨な世代とはまるっきり軍人のイメージが違ったと思います。

あと、東大卒官僚エリート、ての自体が間違いなんですよ、
先に書いたように東大卒出てもろくな就職先がない時もあるし、そもそもほとんどの層は10代で働き出すくらいで、学費なんてぜったい払えないから大学なんか目指すわけない。
女子も早ければ15,遅くとも19には結婚してる時代なので大学進学する人などほぼいない。地方のエリートなんかで目指したのは商業高校出て、銀行や役所に勤めることでした。彼らは帝大受けたら余裕で受かったと思いますよ。けど、受ける気もなかったし、金がないからそもそも学費が出せなかったんです。
大学に行く事典で間違いなくエリートです!
庶民の子供でも大学を目指すようになったのは、1960年代後半から、つまり戦後生まれからですよ。
というか終身雇用、年功序列なんか産まれたのもこの頃からです。この頃から大学さえでてれば、ある程度まとまった仕事先があるようになったわけです。
それまでは会社なんかいくらでも潰れてたし、家の都合で短期間で仕事辞めるケースなんかめちゃくちゃありました。

野口英世(農家の子供で貧しかったが、近隣のいしがわざわざ大学の学費を出してくれ、また両親が大変教育熱心だったので、大学進学でき、医者になれた)みたいなのは、当時はかなり珍しいのですよ。
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難関の度合いはわかりませんが、昔の日本では軍人が男の子のなりたい職業ナンバーワンだったと言う話は聞いた事がありますし、恐らくガセではないと思います。




現在の日本では「国を守る」と言う意識が希薄になっているようですが、海外では「国を守るために戦うのは当然」と言う意識がまだ強い所があるようですし、実際自分が発見した法則に名前を残したほどの有名な科学者がわざわざ志願して戦争に参加し、しかも戦死したと言う話もあります。現在の日本で言えば、地球を守るヒーローが男の子の人気を集めるのと似たような感覚で当時の軍人が人気だったのかもしれません。
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>戦前の海兵、陸士は一高(東大教養)を凌ぐ程難関だったという話をよく耳にするのですが、これはミリタリーファンの誇張ですか?それとも事実だったのでしょうか?



考え方によります。学力だけなら東大だけど、海兵や陸士は体力テストがあるから青白いインテリには却って難しかった。総合するとほぼ同レベルですかね。

>現代人の感覚としては、内地で悠々自適に暮らせれる特権階級の東大卒官僚(文官)などより、わざわざ死を覚悟で戦場に向かう軍人になる方がエリートだったという感覚が分からないのですが、軍国主義と言われた戦前ではこれと真逆の感覚だったのでしょうか?

そうですね。昔は軍人がもてはやされていた。日清戦争、日露戦争、日中戦争、太平洋戦争の時代は、軍国主義でしたから難易度はいい勝負だったろうと思います。いまの防衛大学はMarchクラスらしいですね。まあ、今の時代が正常でしょう。アメリカのように軍部の力が強い国では早慶レベルですね。
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金が掛からないからです。


大学、高等学校に行くには金が掛かるから金持ちしか行くことができない。

陸士、海兵なら授業料はかからず給料を貰える。
金は無いが優秀で身体壮健なら他の選択はない。

>わざわざ死を覚悟で戦場に向かう軍人になる方
軍人にならなくても徴兵されるのだから同じ事。
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基本的には事実です。



学力さえあれば、入学できる一高と比べ、体力・運動神経も必要で、いざとなれば国民を守るために命を捨てるということで、海兵・陸士の方がはるかに国民の認めるエリートでした。

ただ、その時代背景によってかなり変わっています。
平和で反軍思想の強かった大正デモクラシーの時代は海兵・陸士人気はがた落ちです。
それに対し、反英米から戦争待望気分の盛り上がっていた昭和初期は海兵・陸士人気は最高で超難関になります。
また、第二次世界大戦になり、定員を大幅に増やした頃は、また逆に簡単になっています。

現代は、どちらかというと平和で反軍思想がやや強めで、大正時代に似ていますので、海兵・陸士人気のわからない人が多いと思います。
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今の防衛大学校も超難関ですから、きちんとした軍隊があった戦前はなおのことでしょう。



一高を凌ぐかどうかは知りませんが、誤差の範囲内です。
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誇張

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