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ルターとカルヴァンの考えの大きな違いは何ですか

A 回答 (3件)

カトリックのように神に「懺悔」すれば「天国に行ける」ということを否定したのが2人の共通点です。


では何によって「神の意志」を知るのかといった問題に「聖書」を読めばわかるといったのがルターです。
だから彼は聖書をドイツ語訳し、また神の前では「人は平等」であるとして「聖職者」の特権を否定しました
当然「神に会うためにわざわざ教会に行く必要はない」し、面会料として何かを払う必要もないと言いました。
その考え方が「地上の権威=国王」にも当てはまるのだとして「近代民主主義」が生まれました
市民革命が基礎とした考え方です。そういえば、マルクスもドイツ人です

一方、神はすでにあなたの運命を決めている、祈ろうが何しようがそれは変わらないといったのがカルヴァンです
ふつうそう言われたら「どうせもう決まっているのだから」と努力を止めそうですが、カルヴァンは
「目の前の仕事を一生懸命やることが、神の意思であり、仕事は神があなたに与えたものなのだ」といいました
そこで「仕事の利益」こそ神が人に与えた「あなたは神の意志に従っている」というささやきだといったのです
「転職」は神の意思だと言って、否定しませんでしたが、「怠ける」ことは神の意思ではないと言いました
そうして、それまで「悪」と思われていた「蓄財」を肯定し、その結果「資本主義」が生まれました

これがルターとカルヴァンの考え方の大きな違いだと思います。
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カトリックが免罪符をガンガン発行して、免罪符さえ買えば罪も許されるとしていた時代に、そんなもん宗教でも何でもないと批判してできたのが、ルターのプロテスタントですね。



そのルターも、祈りさえすれば罪は許されるとしていましたが、カルヴァンは祈ったって無駄だと言います。

カルヴァンによれば救われる人、救われない人は既に神が決めていることであり、人間ごときがお願いするなんておこがましい、とのことです。厳しいですね。
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ルターは信仰に意味を見出してる感じ、?聖書が正しい!聖書信じたら救われる、みたいな。

カルヴァンは、神様が既に運命を決めてるっていう考え方
だと思う…たぶん…
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