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ワタナベホイールの耐久性について

愛車(初代コペン)のホイールを変えたいと思っているのですが、ワタナベホイールが格好いいと思うようになりました
しかし、色々と調べている内に、ワタナベホイールは割れやすいと書いているサイトを見つけました
それはマグネシウムのタイプだと書いてあったのですが、アルミのタイプだとどうなのでしょうか?
わりとレトロで格好いいホイールなので、気になってはいるのですが・・・

A 回答 (4件)

どーでも良い昔話・・・



今から27~8年前、トヨタ・セリカ(T160)のグループAマシンの乗るカルロス・サインツがWRCチャンピオンになった頃、セリカやランチア・デルタが履いていたホイールがイタリア・OZ製で。WRCマシンと同じ仕様のマグネシウム(マグ)ホイールを一般のドライバーも買うことが出来た。

しかし、WRC仕様ののマグホイールは、同サイズのアルミ製の4~5倍の20万円強/1枚という非常に高価でありながら、メーカーが保証する耐用年数が1年未満というシロモノだった。

余談
同じ頃、行きつけのショップで、WRC仕様マグと材質(と重量)以外が同一仕様のOZ製アルミホイールを見せて貰ったことがあったけど、約5万円/1枚とは思えない雑な仕上げ・・・セリカGT-Fourユーザーのお客さんが注文したモノで、仕上げは納得済みだったそうだけど・・・懇意にしていたショップの店長は「品質的には”そっくりさん(国内大手E社製)”の方をオススメしたい」と言っていたような記憶があるな と。
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ワタナべの通称『バナナ』ですね?


 結論から言いますと、アルミ製はものすごく丈夫です。恐らく、現在売られているアルミホイールの中でもかなり丈夫な方です。
 何故それほど丈夫か?といいますと・・・話がちょっと難しくなるのですが。

※もともとこのホイールは、英国製のレース用マグネシウムホイールの定番『MINILITE』(http://minilite.co.uk/)のコピー品として登場しました。
 MINILITEのオリジナルはマグネシウム合金で、市販用の普及品としてアルミニウム合金が作られましたが、そんなところまでワタナベでコピーされました。

※で、その元ネタであるMINILITEですが。
 この不思議なバナナ形状は、元々は建築工学の『Crinkle crankle』(https://en.wikipedia.org/wiki/Crinkle_crankle_wall)から考案されたロータス社のレース用マグ合金ホイール『Wobbly-web wheel』(https://en.wikipedia.org/wiki/Wobbly-web_wheel)の応用でデザインされました。

※マグ合金の最大の欠点は、『疲労し易い』ということです。
 金属には、強度的には壊れなくても、弱いチカラでも繰り返しかけていると、やがて疲労して壊れるという特性があります。(いわゆる『金属疲労』『疲労破壊』というヤツです。)
 鋼材では『疲労限界』が明確にあり、疲労限界以下のチカラしかかからない様に使うと、殆ど半永久的に使用できますが、マグ合金やアルミ合金は、疲労限界が明確でなく、かかるチカラがどれほど小さくても、必ず疲労します。(だから量産車は、サスペンションも車体も未だに鋼材で作られているワケです。旧NSXの様に何でもカンでもアルミで作ると、鋼板で出来たクルマほどは長持ちしなくなります。NSXがヒストリックカーの領域に入る50年後60年後に、どれほどの台数が走行可能状態で残っているか・・・)

※よってマグやアルミ合金では、単位面積当たりの応力(荷重)をなるべく軽減する設計≒おなじチカラがかかっても、鋼材よりも『たわみ』が少ない設計とする必要があります。
 さらに。
 マグ合金はアルミ合金の60%程度の比重ですが、材料強度も60~70%程度しかなく、設計で油断するとすぐに重くなってしまいます。肉厚を上げるとマグ合金を使う重量メリットが無くなるので、形状を工夫して重量メリットが最大限発揮出来る様にしなければなりません。

※その結果考案されたのが、ロータスのウォッブリー・ウェブ・ホイールであり、MINILITEのバナナスポークです。
 元々、軽いが脆弱なマグ合金で十分な強度が得られるように設計された形状です、材料強度がマグ合金よりも高いアルミ合金では、『丈夫過ぎる』と言っても過言ではありません。
 ワタナベの現在の『バナナのアルミ』は、見た目優先的なデザインの変更が入り、『バナナのマグ』とは若干スポークの形状が変わってしまっていますが、それでも同じ製造法で作られた同じ重量のアルミホイールで比べると、最も丈夫な部類だと思われます。

>ワタナベホイールは割れやすいと書いているサイトを見つけました

 それはマグ合金の方でしょう。

 マグ合金は上述した様に古くなると疲労が蓄積し、また『応力腐食割れ』というサビに由来したヒビが入りやすい特性があります。(このサビは、材料の肉厚方向に成長するので、表面はピカピカでもサビが進行し、突然パカッと割れます。余談ですがこの応力腐食割れはSUS材=いわゆるステンレスでも起きやすく、故にクルマの『チカラがかかる部分』には、SUS材が使われません。肉厚方向でなく表面方向にサビが広がる鋼材なら、サビの進行状態が目視出来、またサビ落としや再塗装によるサビ止めもラクに出来ます。)
 その上マグ合金はアルミ合金よりも『ねばり』がなく、縁石にぶつけるなど過大なチカラがかかると変形するよりも先に割れてしまう傾向があります。

 故にフツーは、マグ合金ホイールには明確な耐用年数が設定されています。
 これが、『市販車ではマグホイールの設定が無い理由』で、トヨタ2000GTやフェアレディZ432は、本来ならノーマルのマグホイールでは車検は通らないはずです。(耐用年数超過=ホイールの強度認証JWLが切れた状態、ということです。ただ殆どの車検員はマグホイールの耐用年数について知らないので、車検が通ってしまっているのが現状です。)
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>それはマグネシウムのタイプだと書いてあったのですが、


RSワタナベに限らず、素材の宿命というか「マグネシウム」自体の耐久性の問題。
アルミに比べ、圧倒的に軽い(同サイズだと、重量は概ね2/3)というメリットがあるけど、マグネシウムというのは酸化しやすく、(アルミに比べ)衝撃・負荷に弱いという特性があり、ホイルの素材として用いるときには、弱点を補うため他の金属を入れた合金にしたり、塗装等の表面処理でカバーしているけど、強い衝撃で割れることがあるなど、マグネシウムの弱点を完全に解消できるワケではない。

「耐久性に大いに難あり」ということで、ある程度は耐久性を度外視できる競技の世界(少しでも強度に心配があれば、すぐに交換してしまう)であれば、積極的にマグネシウムを選択できるけど、市販車の場合、純正でマグネシウムホイールを採用したクルマは、国産車ではトヨタ2000GTやフェアレディZ432など、ユーザー層が限定されるごく一部の車種だけだったりする(外国車でも事情は同じ)。

>アルミのタイプだとどうなのでしょうか?
アルミだったら、大昔のSuperR.A.P.のような超軽量設計の競技専用アルミでも無い限り、きちんと設計・生産されたモノであれば、車両本体と同じくらいの寿命があると考えて良いハズ。
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イニシャルD、藤原拓海のハチロクのホイールです。



ワタナベホイールはレース向けに作られてます。
本物が割れたの見た事なので知りません。
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